2022 那覇マラソンレポート
久々の投稿。
地元ミニコミ紙に掲載された記事です。
「ランナーの皆様はスタート1分前までマスクを着用して下さい」「スタート10秒前からカウントダウンを行いますが、声は出さないで下さい」など3年ぶりにリアル開催となった那覇マラソンは感染対策を徹底した上で行われました。今回が那覇マラソン10回目の挑戦となる私もライバルたちの息遣いを感じ興奮しながらスタートを待つ独特の雰囲気を味わっていました。そもそも、学生時代から部活(卓球)の練習前に走らされるくらいしかマラソンには縁がありませんでしたが、40代半ばに単身赴任した八重山で何気なくランニングを始め最初の2週間くらいはきつかった気もしますが、いつの間にか生活の中に定着し「月に100km走る」という目標を置き、毎月どうにかクリアするという生活を続けています。その中でやはり大会に出ることは走り続けるモチベーションとなり衣装ケースの中で増殖するマラソンTシャツを眺めるのも楽しみとなっていました。
しかし、新型コロナウイルス感染症の県内発生が確認されると、2020年2月に行われたおきなわマラソンを最後に、県内ではフルマラソン、ハーフマラソンともリアル開催が行われなくなりました。苦肉の策として、各自が走った記録を投稿するオンラインマラソンなるものが開催されることもありましたが、走り続けるモチベーションとしては十分とは感じられませんでした。
加えて、仕事が県のコロナ対策を担う立場であったため、走るための時間も十分確保できず、出勤や退勤の際にカバンを背負って走るのがやっとという状態が続きました。当然感染が拡大するとその分仕事が増え、月間ランの距離も100kmを割るという状況に陥り、最もハードだった2021年8月は月間33kmまで落ち込み、当時の手帳には「もうこのまま走れない生活に戻るのか」とコロナに負けた感が漂うつぶやきが記載されています。
ただ、走り始めた頃から目標としていた「那覇マラソンで上位1000名に入り翌朝のタイムスに自分の名前が載っているのを職場で確認する」ということも未達成のままだし、このままコロナに負けてたまるかという気持ちと、忙しいからこそランニングを続け仕事以外の時間を確保することが大事と発想を少し変えてみたところ、再び毎月100kmランにチャレンジできるようになり、2021年9月以降今月までずっとクリアできています。
<brさて、肝心の2022那覇マラソンですが、沿道では多くの方が応援してくれて、以前と変わらない温かい声援を受けながら走ることができました。ただ、いつも同じ場所で応援してくれていた叔父が昨年亡くなったため、その場所を走る時は急に寂しさがこみ上げ、3年という空白の時間を実感して走りました。最高気温が26℃を超える過酷な環境の中、レース後半から両太ももが痙攣し始め痛みで止まったり歩いたりもしましたが、無事4時間20分というタイムで完走❗️順位はこれまでの最高の1033位で、目標順位まであと一歩という結果でしたが格別な思いでレース後のビールを味わうことができました。
<brということで、2022年那覇マラソンレポートを読んでくださりありがとうございます。1000番以内に入るという目標は来年に持ち越しとなりましたので早速練習を始めました。これからの1年間も無事に走り続けていきたいと思います。
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