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2004.03.13

毒煙都市

清水一行の小説「毒煙都市」に関する情報収集。

毒煙都市とは(徳間web書店より)

解説:
昭和十二年、西九州の工業都市M市で、中央財閥系の染料工場が爆発事故を起こした。異臭を放つ黄色い噴煙が市を覆い、やがて疫病に似た症状の患者が続出。M市は完全に機能麻痺に陥った。内務省・軍部の調査団はこの病気を赤痢と断定、不完全な上水道設備が汚染源であると指摘した。だが、M市水道課長・中西公平はこの見解に鋭く対立、ひとり敢然と立ち向かった。軍部と癒着した大企業の横暴を抉る傑作長篇。


このベースになった事件が昭和12年の大牟田市赤痢大流行と言われている。市内の公園には慰霊碑もあるらしい。
この慰霊碑は、炭坑事故の慰霊碑でもなく、戦没者の慰霊碑でもありません。1937(昭和)12年に突然大牟田で発生した集団赤痢事件の被害者の慰霊碑なのです。慰霊碑には、一万数千の罹患者を出し、七百十二名の精魂(生命)を奪ったと記され
(出典:東京経済大学高井良健一氏HP
当時は水道水に赤痢が混入したものとされたが、真相は不明

という記事もある。

主人公の水道課長が赤痢菌混入の疑いに関して、体を張って潔白を証明するシーンは印象的。

追記2005年10月15日(土)
大牟田「(いわゆる)爆発赤痢」研究会が会誌を発行しました。
『大牟田市に起こった「爆発赤痢」のナゾに迫る』(2005年9月25日発行)
dokuen
価格は1000円。事務局は〒836-0851 福岡県大牟田市笹林町2-4-7
電話は080-3188-6756

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