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2004.04.18

山羊と血圧とヨモギ

調べものをしています。

沖縄では山羊(ヒージャー)を食べます。
おもにお祝い事のときに。スラブ打ち(上棟式)で大工さんたちに振舞うこともある。

強烈なにおいとたっぷりこってり脂分で滋養強壮効果もあるらしい。
観光情報としてHPにも紹介されている(沖縄コンベンションビューロー)

父が元気だった約20年前、大学夏休みで帰省した時に、
はじめて連れて行かれたのも栄町のヒージャー料理屋だった。

小浜で仕事をしていたころ、小浜小中学校の校庭には数頭の山羊が飼われていた。
毎日、子どもたちが草を刈って丁寧に育てていた。
ある日、山羊小屋の前に紙が貼ってあり、
「ここにいた山羊は、○○さん家に売りました」という旨のお知らせが。
そういえば○○さん家では最近祝い事があったばかり。そこで食べたあのヒージャー汁はうまかったが、
ここで飼育されていたのかと気がついた。
子どもたちはすでに労働とその対価を得る教育を受けていたのだ。

さて、ヒージャー汁を食べるときに欠かせないのが、フーチバー(ヨモギ)。
こいつに含まれるシオネールなる成分が血圧を下げるらしい。
山羊は血圧を上げるという定説が沖縄にはあるが、その作用にやわらげるために先人がこれを入れたのだろうか。
これぞ薬膳料理。

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