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2004.06.30

40代シンドローム

毎日新聞 2004年6月28日 東京夕刊
憂楽帳:40代シンドロームによると
今の40代には3つのシンドロームが重なっているという。

第1は、抵抗勢力の50代以上と改革志向の強い30代以下に挟まれて居場所が見つからない
「変革真空層症候群」。
第2は、貧しさと豊かさを両方味わってあくせくしなくなった「夢追い症候群」。
第3は、団塊世代のような数がいないためブームを起こせない「遅れてきた中年症候群」。

これらの呪縛から心を開放するための本の紹介がしてあった。
40歳からの仕事術(山本真司)
これは40の声を聞くオヤジ向け指南書。

女性版もあった。
香山リカの「サヨナラ、あきらめきれない症候群」

それにしても、あせり出すのが一五年遅すぎる。
40を越してから出産だ、35年ローン組んで一戸建てだ、
大学院にきちんと行って博士号取得だ、などと思ったところで、
実現はほとんど不可能。

そして「これはあきらめるしかない」と心に決めた女性の話。
 
あきらめるって、悪いことじゃない。
 いや、私自身にいちばん必要だったのが、このあきらめだった。
もしかしたら、世の中の多くの女性たちにとっても、そうなのではないか。

30代は、仕事も家庭も充実して突っ走る人が多い(男女とも)。
「この10年間で○○しよう!」と心に決めるのが多いのもこの年代かもしれない。

40になっても、30代と同じ心構えで走り続けるのか(でも、からだ壊しそう)、
それともいったんリセットして歩き出すのか(あきらめきれる?)、この本を読んで
自分自身にも問いかけてみよう。

40まであと1年半。


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2004.06.28

ブリーフケース

ウェブログでテキスト中心に書きためる一方で、ファイルの倉庫みたいな
置き場所が欲しいなぁと思っていたら、ヤフ-のブリーフケースがあると
いうことを教えられた。

試しに今日のパワーポイント「老人の特性と介護」というできたてホヤホヤの
ファイルを格納してみる(試験的に3日間公開しています)。

ダウンロードして中味を試してみたいかたはこちらへどうぞ。
ただしファイル容量が2.5MBとデカいので、サクサクとは動かないことが予想されますので
ご了承ください。容量から考えると一時預かりのクロークみたいな感覚ですな。

結局ウェブサイト上に事務所を設けるというのは、そう簡単には行かないということか。

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生涯現役

高齢者を対象にした研究といえば東京都立大学の星旦ニ教授。
生涯現役というホームページにダウンロードファイルが収納。

大規模なコホート調査を実施中だと思うが、その報告の一部も垣間見ることができる。

買い物に行く人の生存率は維持される
買い物にひとりで行ける、バスで外出ができるなどの自立群では生存率が高いという結果
(バイアスはあるだろうけれど)。
「配食サービスや病院の送迎バスはその機会を奪っている」ということを主張されている
(もっともっと厳しい口調で...ここには書けないくらい)。

配食サービスを毎日の安否確認のためにしているという人もいるけど、いまやポットでもできる時代。
象印のみまもりほっとライン
(「忘れたのかい、今日は墓参り~」のコマーシャルは秀逸ね)

高齢者についていろいろ調べたけど、老年症候群ほか、学ぶところたくさん気づかされ日頃のユルさを実感(反省)。

本日午後にその講演がある。

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2004.06.27

うたの日コンサート

というわけで、日頃のストレスを発散すべく、行って来ました「うたの日コンサート」
炎天下で並んで、開演してからもしばらくは陽が高かったので暑かったけれど、みんなで歌ったコンサート。

石川ひとみの「待ちぶせ」が聞けるとは思わなかった

○新良幸人withサンデーの「小浜節」では、遠い島の日々を想い出した(TT)

○さだまさしのバイオリンで、こうせつが「神田川」を歌っていた

○でも、最後はやっぱり「アリ!乾杯!」

結局私は、生ビール「取り入れ系」で発散したコンサートでした(うまかった^ ^ )

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介護とストレス

介護者のストレスというのも看過できない。

性、年齢階級別に見るストレスの内容では、
男性では55歳以降で、女性では35-74歳で20%を越えている。

ストレスの構造については、心理的ストレスのモデルを参考になるべく単純に説明したい。

1.ストレッサー(ストレスの原因)
2.ストレスの評価
3.ストレスによる心身の反応(短期、長期)

ストレッサーとして、例えば、尿失禁などがあり、それを「いやだなぁ」と受け止める(評価する)とイライラしてくる。
対処方法も1,2,3に沿って考えると、
1.ストレッサーを避ける、減らす
2.評価の仕方を変える
3.心身の反応を減らす行動をとる

1は避けがたい場合が多い。いっとき施設に預けてリフレッシュするという方法もあるが。
2がストレス反応を軽くするポイントになる。
  • 尿失禁されていやだなぁ
  • お年寄りの尿失禁はよくあること
  • どうして言うこと聞かないんだろう
  • 言うことがよくわからないから聞かないのはしょうがない

などなど評価の仕方により、ストレス反応が変わることを知る(実践は難しいけど)。
3.は介護仲間と交流したり、趣味に燃えたり、運動や体操でも心地よくなるだろう。
女性は発散系(買い物、おしゃべり等)、男性は取り入れ系(酒、たばこ等)が多い→これは余談。

ストレスがこういう構造であるということを理解するだけでも意味があると思います。

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2004.06.26

嚥下できてますか?

高齢者シリーズ。もういっちょ。「摂食・嚥下障害」の資料。

まず、摂食・嚥下の流れを理解する

1.食物の認識
2.口への取り込み
3.咀嚼と食塊形成(第1の部屋)
4.咽頭への送り込み
5.咽頭通過、食道への送り込み:嚥下反射(第2の部屋)
6.食道通過(第3の部屋)
  1-6:摂食
  4-6:嚥下

高齢者では誤嚥の防御機構である咳反射が低下し、「むせ」のない不顕性誤嚥がある
ではどのようなときに嚥下を疑うか

1.むせ:どういう食品を食べたときにむせるか?
2.咳:食事中や食後の咳は多くないか、夜間の咳はないか?
3.痰:食物残渣はないか、食事を開始してから量が増えないか
4.嚥下困難感:食品による差異はあるか?
5.声:食後に声の変化はないか?
6.食事内容:飲み込みやすいものだけを選んでいないか?
7.食事時間:口の中までにいつまでも食べ物をためている、なかなか飲み込まない
8.食べ方:上を向いて食べる、汁物と交互に食べる、口からこぼれる
9.食物残留感、咽頭異常感:部位はどこか?
10.口腔内の汚れ:ひどい歯垢、食物残渣、口臭など

お茶や味噌汁でむせる場合には、片栗粉や増粘剤を加えてとろみをつけると効果的らしい

高齢者に多い家庭内の事故として、窒息(もち、刺身、肉などによる)がある。
介護者にとっては救急法を知ることが大事。これでも取れなければ掃除機を使っての吸引も必要と思う。

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2004.06.25

高齢者虐待実態調査

介護に伴う虐待の存在も忘れてはならない

県の高齢者虐待報告事例の概要(2004年6月)より

・ 在宅介護支援センターなど484機関に調査 ・ 326機関より回答このうち32.5%にあたる ・ 106機関で虐待事例300例に対応 ・ 300例のうち個別報告があったのは144例 ・144例のうち約4割近くが日常的に行われている ・虐待を受けている者の6割以上は80歳以上で、8割が女性 ・虐待を受けている者の7割に痴呆が見られる ・主たる介護者は息子が約4割、次いで娘、夫・嫁の順 ・虐待を受けている者は7割以上がそのことを自覚 ・虐待している者の自覚している割合は約半数 ・虐待している者の約7割は男性、4割以上が息子、次いで夫 ・虐待している者の年代は50歳代が約3割、次いで60歳代が2割 ・健康状態は生活に支障ない者が半数以上 ・原因は複数混在するが、7割以上が「虐待者に原因がある」 ・虐待事例の8割以上が同居している者による

介護者のストレス対策も必要。そのための教室でもある。

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高齢者の食事

名護市総合在宅介護支援センター主催の家族介護教室で
「老人の体の特性と介護」について話をすることになった。
その資料集め(その1)。

「年寄りにヒージャー(山羊)食べさせてもよいか」という質問もあるらしい...

沖縄県保健婦長会編集「老人の健康生活」より

老人の身体的特徴

1.循環器疾患が加齢とともに増える一方、がんは進行が遅くなり、体内にがんを持ちながらその他の病気で死亡することが多い。また反射神経が鈍くなることで不慮の事故が増加する。
2.病気に対する危険因子の予知力が弱い。危険因子と発生する疾患との関係が大きい。
3.意識障害を起こしやすい
4.続発症、合併症を伴いやすい
5.水、電解質のバランスを崩しやすい。老人は大なり小なり腎機能の低下があり尿濃縮力が低下。脳卒中で意識障害があったりすると脱水になりやすい
6.症状が非定型的。無痛性心筋梗塞、無熱性肺炎など
7.拘縮、じょくそうを合併しやすい
8.ADLの低下。病気自体は治癒しても臥床をきっかけに寝たきりになってしまうことがある

長寿科学振興財団「Aging and Health」2003年夏号より

高齢者の適切な栄養

1.各栄養素の摂取量が全体的に減少、特に動物性たんぱく質や脂質の摂取量は70歳以上で減少が大きい
2.高齢者の栄養所要量策定のためのデータは不足している
3.生命予後との関連では血中アルブミンやBMIがそれぞれ独立して予後に影響。高齢者の場合、BMIが高いことは予後を悪くはせず、低いことが予後を悪くしている。動物性脂肪の摂取量は生存者で多く、アルコール量と漬物摂取量は死亡者で多かった。また、牛乳や油脂の摂取が高いことが生命予後をよくしているなどの報告あり。
4.沖縄の百寿者は、エネルギー摂取量は少なくなく、たんぱく質を減らす食事制限は危険、脂肪摂取やカルシウム、ビタミン摂取も多い。その典型としてのゴーヤーチャンプルー。
5.その他、腹八分や緑黄色野菜も100歳自立群に多いという報告もある
6.食事を他の人とともにすることや、食事づくりに関わること、食事に満足していることが高齢者のQOLをよくしている。
ヒージャーも良さそうだぞ?

高齢者の唾液と口腔乾燥

1.高齢者の3人に1人が口腔乾燥を自覚
2.口腔乾燥や唾液分泌低下は食欲低下につながる可能性
3.それを防ぐ方法として、原因薬剤の変更、適度な水分補給、口呼吸の改善、義歯の調整など

加齢による味覚の変化

1.味覚低下の原因は加齢(舌の形態的変化)、亜鉛欠乏、薬剤など
2.薬剤ではイブプロフェンによる甘味、塩味の味覚低下
3.加工食品には亜鉛キレート剤が含有されているので、亜鉛欠乏性味覚障害をきたす恐れ
4.亜鉛が不足しないようにすることと、たんぱく質の適度な摂取が必要
5.トウガラシの辛味成分であるカプサイシンは特に食塩に対する味神経応答が敏感になる
6.食塩は高齢者にとって味覚を満足させ、ミネラルの解離にもつながるので、一概に減塩指導をすべきではない

コーレーグースも良さそうだ

(次は嚥下障害の話)

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2004.06.24

救急車と鏡文字

朝高速を走りながらバックミラーで後ろのトラックを見ていた。
「オキコ」というパンの会社のトラックの文字が逆さに見える。
そこでヤサ!と気がついた。

前々から職場で話題になっていたこと
どうして救急車に書かれてある文字のうち、鏡文字があるんだろう。

後ろから来ていることを知らせるために鏡文字なんだ、きっと。

よく調べてみたら関連サイトもありそうだ

「今の救急車」(by Mr.FORDさん)というweblogに写真掲載あり。

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2004.06.23

女性のライフサイクル

いつも少子化関連の話の時に使っているスライド。

現代女性のライフサイクルの木(岡本)

孫引きなので出典は明らかではないが、おそらく女性のライフサイクルに詳しい岡本先生
(違ったらごめんなさい)

lifecycle.bmp

縦軸の数字は年齢。

学校を卒業して就業するところまでは、みんな同じ道を歩む。その先が3本に分かれる。

一番左の結婚して「家庭に入る」パターンが以前は主流だった。多くの女性がこの道を歩んだ。 でも毎日忙しく旦那や子どもや家族の世話に追われるうちに、自分だけ社会から取り残される感じ (空の巣症候群)等に悩み、ふたたび社会復帰(就業)していく人もいる。

真ん中の道は、いわゆる仕事と家庭を両立させる共働き派。そのうちの8割を占めると言われるのが 結婚後も仕事を続け子どもをもうけるDEWKSで、ここを選択した女性は仕事も家庭も 子育てもこなして当たり前(自分で選んだ道だから...)というスーパーウーマン症候群 に陥る危険性を持ちながら生きていく。 一方、子どもをもうけずに夫婦の時間を大切にする派がDINKS

さらに右の非婚女性への枝も近年徐々に太くなりつつある。30代前半女性では26.6%に及ぶ。 仕事をここまで続けているうちに責任や地位も向上し、しかも多忙になり、仕事をやめにくい状況になる。 「子どものいない将来(老後?)」に一抹の不安を抱いて、途中で他の枝に乗り換える人も結構いる。 しかし、そのまま非婚という道を進む人も増えている。

したがってどの枝(生き方)を選択しても、常にアイデンティティの確立というストレスと戦うことになる。 これに比べて男性は...絵に描くとしたら一本の太い幹だろう。職種に悩むことはあったとしても 基本的には仕事一直線

結婚や出産のために仕事をやめるとか人生設計を変えるということは少なくとも女性よりは少ないだろう。 もちろん、仕事や家庭での日常のストレスはあるだろうが、「自分がどうありたいか」という アイデンティティに関しては女性よりは安定しているのではないか。

「あなたは仕事だけしてればいいから、いいわよね!」と妻から言われた意味がわかってきた。 (ちなみに彼女は今は左端の枝にいる)

上の絵には描かれていないが、シングルマザーの枝を選ぶ女性もあったり、ますます複雑になりつつある。 自我同一性の確立は教科書的には思春期から青年期で獲得されると書いてあるが、 そう簡単なことではなさそうだ。

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2004.06.21

日脳

実は予防接種に関する問い合わせがかなり多い日本脳炎
ちなみに新しい分類では「新4類」に属する。
質問の内容はほとんどが接種間隔に関するものだが(これもなかなかややこしいが)、
今回は別のものが来そうな予感。

接種の12人に健康被害認定 日本脳炎ワクチンで(共同、6月17日)

日本脳炎ワクチンの接種を受けた後、まれに起こるとされる急性散在性脳脊髄(せきずい)炎(ADEM)で健康被害認定を受けた患者が、医師の副作用報告制度が始まった1994年以降、12人に上ることが17日、分かった。
12人のうち東北、北陸、中国、九州に住む3-15歳の4人は昨年度、ワクチン接種後に発熱や頭痛、嘔吐(おうと)、意識障害などが起き、医師らを通じ同省にADEMと報告があった。 同省の疾病・障害認定審査会は今年、4人の発症までの期間や症状などから「接種との関連の可能性がある」と健康被害を認定。予防接種法に基づく医療費などの被害救済を認め、厚労相も承認した
というもの。
まあ、タイミングが良くないと言えないこともないが、時期を同じくして「日本脳炎予防接種を/県が呼びかけ」というニュースも出された。ちなみに現在は
今年は台風や雨の影響で蚊の発生が少なく、発令基準に至っていない
状態。
国は現在の製剤方法の変更を指示
一部メーカーは、マウスの脳を使わずに製造した安全性の高いワクチンの臨床試験中で、06年にも供給可能になる
というが、接種対象児を持つ親は判断に迷うかもしれない。
こういう主張する人さえいる。

判断するための情報を提供し、相談に乗るというやり方しかないであろう。
あなたの子どもだったらどうしますか?と聞かれたら(こういう聞き方をする人が結構いる!)
受けさせます
と答えます。

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2004.06.20

アルコール関連問題

アルコール依存症82万人、成人男性の2% 厚労省推計(asahi.com6/17)

アルコール依存症の患者を身近に持った人ならわかるかもしれないけれどこの病気は周囲の多くの人々を確実に巻き込んで行く。だから実際に影響を受けている人は患者数の10倍以上いると考えた方がよいだろう。

診断基準については、記事では

 ■アルコール依存症の診断ガイドライン■  通常、過去1年間のある期間、次の項目のうち三つ以上の経験があるか、出てきた場合にのみ、 依存と確定診断される (1)飲酒したいという強い欲望あるいは強迫感がある (2)飲酒の開始、終了、あるいは量に関して行動を統制することが困難 (3)飲酒を中止したり、減らしたりしたときの生理学的離脱症状(禁断症状) (4)はじめはより少量で得られたアルコールの効果を得るために、飲酒量をふやさなければならなくなっている (5)飲酒のために、他の楽しみや興味を次第に無視するようになり、飲酒せざるを得ない時間や、飲酒の効果から回復するための時間がかかるようになる (6)明らかに有害な結果が生じているにもかかわらず、依然として飲酒する
としている。「否認の病」といわれるように飲んでいるあなた(わたし?)自身は採点が甘くなる可能性がある。 冷静な第3者が判断した方が良いかもしれない。

アルコール関連問題は、実は深刻である。

アルコールによる問題は、何も病気(肝硬変やアルコール依存症)だけに限りません。飲酒による犯罪、非行、交通事故、家庭問題などこれらは全てアルコールによって引き起こされる問題です。
とあるように、さまざまな影響がある。しかも、特に沖縄ではそうだが、アルコールに寛容な風土というのがあるため、これらを問題ととらえない雰囲気がある。

高校生集団に調査をしたことがあるが、飲酒は喫煙に比べて

  • 対面販売で入手しやすく
  • 見つかっても親に叱られにくい
  • むしろ家族で楽しむことさえある
  • 経験者の割合も多く
  • 失敗経験も多い(ブラックアウトなど)


ビーチパーティが日常的に行なわれ、社会に出るとオール乾杯(イッキ飲みのこと)やアルハラが待ち受けている。飲酒に絡んだ事件事故も後を絶たない。

たばこに比べるとこれだけ「身近に生命の危機」があるにも関わらず、十分に教育がなされていないと感じるのは、自分だけであろうか。

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2004.06.18

ダムと赤ちゃん

台風6号接近のため、急きょ日帰りになった伊平屋村への出張。
幸い海は穏やかで片道約90分の船旅は快適。ボーっと潮風にあたりながら海を見ていた。
たまにはこういう時間もいいね。

さて、先日公表された合計特殊出生率市町村ランキングでも全国15位の2.30を誇る同村。
その次世代育成支援行動計画の話し合いに行ってきた。

ニーズ調査の結果をコンサルが延々と報告し、提出を急がされている保育サービス14項目の
算定経緯を聞いた。今後の作業部会の持ち方などは、村事務局に保健所がアドバイスする。

人口と出生数の推移を見ていると、平成12年ごろをピークに増加傾向を示す期間があった。
村幹部に問うと、「あぁ、この頃はダム作ってたからねぇ。島にたくさん人がいた時期だよ」とのこと。
ダムのような大型公共工事があると、その間は人口も増加しUターンしてくる青年たちもいる。
生まれる子どもの数も増加するというしくみ。今はダムもできて公共工事もなく、人も減少傾向。

「今後は公共工事が減っていく流れだから、基幹的産業(観光など)を育てないといけない。
そのためには空港建設が最重要課題だ。」という意見も出て、何の会議かわからなくなってきた。

子育てしやすい環境づくりというソフト面の整備をイメージしてもらおうと説明した。これまでの
公共工事依存体質から脱却できるかどうかが課題だと思った。

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2004.06.17

獄窓記(山本譲司)

7月11日の参議院選挙で辻元清美元議員が復活するのと、対比されるようにマスコミに登場している山本譲司元議員。
彼の書いた獄窓記(ポプラ社)を読んでいる。

この本は秘書給与事件や刑務所内の看守の問題行動などに焦点があてられることで反響を呼んでいるが、障害を持った受刑者たちに関する強烈なメッセージにも注目すべきだと思う。寮内工場と呼ばれる障害を抱えた受刑者たちがいる寮で、受刑者たちの身の回りの世話をする指導補助として配役された。その描写は迫力がある。

Uの部屋に入ると、鼻がひん曲がるほどの強烈な臭いが充満していた。畳や床の上には、糞尿だけではなく、嘔吐物までもがこびりついている。その光景を目にして、私は、しばらくの間、立ちすくんでしまった。何から手をつけていいのかわからない。とりあえず、雑巾を手にとってみたが、雑巾にも排泄物が付着していた。
結局この汚れは、先輩の指導補助Aによりきれいにふきとられていった。雑巾でとれない汚れは、自分の爪で擦りとっていかれる。

彼らにとっての問題は、身元引受人となる人がほとんどいないため、満期出所者が多く、しかも再犯率が高いということ。

人権意識が高まる中、受刑者への待遇を改善すればするほど、それが出所者を塀の中に逆戻りさせるインセンティブとなってしまう。これは現在の矯正行政が抱える大きなジレンマであろう。

今、知的障害者の性教育に関わっている。グループホームなど、施設から社会へという流れがあるなか、彼らは性については無防備な環境に置かれる。子どもの頃からの体系だった性教育が十分受けられないまま、社会に出て行く人もいる。健常者に比べて容易に被害者、加害者になりやすい存在であることを忘れてはならない。

この本を、すべての障害に関わっている人に読んで欲しいと思った。

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2004.06.16

お父さんはこっち来て、お父さんのたばこのけむりはあっちいけ

保健所主催の分煙に関する標語募集の表彰式が昨日あった。保健所ホームページで早速公開。

北部地区の小中高校生747点から募集があり(感謝!)、その中から最優秀に選ばれたのが

お父さんはこっち来て、お父さんのたばこのけむりはあっちいけ

小学校6年生の作品だった。この標語ともとにチラシを作成し、管内公共施設や飲食店などに
配布する。他にも各クラスでの入賞作品が決定した。ユニークな力作ぞろいだった。
例えば小学校4年生の作品

ヌチグスイ 思っているのはあなただけ

ヌチグスイというのは「命の薬」という意味。この作品はお年寄りに受けた。

全体的には喫煙者への思いやりが感じられる作品が多かったが、禁煙教育に行った学校の
児童生徒はちゃんと講義の内容を標語にしてくれて、うれしかったりもした。
選には漏れたが、個人的に賞をあげられるのであればこれにあげたかった...

気がつけば ひとりで吸ってた 寂しい一服

小さな取り組みの積み重ねが煙のない環境整備につながると確信している。

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2004.06.15

“HIV”と“エイズ”の違い、知っていますか? 

今年の世界エイズデーのキャンペーンテーマが決まった。

“HIV”と“エイズ”の違い、知っていますか? 

HIVというウイルスに感染して、免疫力が低下することによって発症するのがAIDS。
HIVというウイルスに感染したことが気づかないままでいると、感染後10年程度で発症する。
早めにHIV感染に気づくことが、本人にとってもパートナー(sexの相手)にとっても大事。

これまでは、保健所での無料・匿名検査が中心であったが、結果が出るまでに時間がかかり、
何よりも、人影もまばらな保健所に2度も行く(しかも廊下で待たされたりする)ことが、「検査を受ける」
行為への足かせになって、検査件数の伸び悩みにつながる一因となっていた。

このため、街頭での献血に検査目的で行く人が後を絶たず、検査窓口の拡大が急務とされていた。
エイズ問題に対する社会的な関心が低下する中、公的な無料匿名検査の利用者は、1992年の約13万5000人を頂点に減少し、最近は年間5―7万人程度にとどまっている。一方、献血の検査で感染が判明した人は、92年の34人から昨年は87人に増加した。感染直後に献血されると検査をすり抜けることがあり、昨年末には、輸血を受けた患者がHIVに感染する事故も起きている。
(以上、Yomiuri On Lineより
このニュースによれば、無料匿名の検査窓口を一般の医療機関に広げる制度が導入されるらしい。
 
新制度では、医療機関での検査を希望する人は、まず献血会場に行き、問診で事情を説明。委託先の医療機関への紹介状をもらい、それを持参して無料匿名検査を受ける。検査に保険証は不要だ。1人約7000円の検査費用は、同省が日赤に補助金を支出する形で負担し、日赤が委託先に支払う。

献血の検査でエイズウイルス(HIV)感染が判明しても通知しないのが原則だが、実際には、感染者の健康管理の観点から知らせる場合もあり、検査目的の献血者が絶えない要因と言われてきた。対策として同省では、検査窓口を拡大した地域では、献血で感染が判明しても、本人に一切通知しない方針を徹底する。
やはり献血からの感染血混入を絶対に阻止するという意志を感じる。

保健所でも即日検査(約1時間弱で結果が出る)導入のための準備が進んでいる。
HIV検査・相談マップでは、全国各地の検査・相談機関等が検索可能。
ちなみに沖縄県はここを参照。

エイズが日本に「登場」して20年余り。ようやく検査の体制が整備されてきたという感じだ。

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2004.06.13

お父さんの仕事

父の日が来ると思い出す話。数年前に出された保育園の宿題。
「お父さんの仕事を、保育園児がわかるような言葉で説明してあげて下さい」
というもの。保健所に勤めて3,4年目だったと思うが結構頭を悩ませた。

そもそも保健所医師に転向するとわかった瞬間、家族からは「健康診断と犬取りの
医者なの?」という言葉を浴びせられ、後輩からは「一生、保健所回りですか?」と
冷ややかな感想を聞かされた。こちらとしては「志」を持ってこの道を選んだのに、
と思いつつも、明快な反論ができない状態であった。

で、その保育園の宿題が出されて、さんざん悩んで考えた答えがこれ。

みんなが元気で健康な生活できるようなしくみを作るしごと

この時ばかりは臨床を離れたことをかなり後悔したよ...
だって「病気の子どもを治すお医者さん」の方が絶対わかりやすいもの。
で、その答えを聞いた子どもが言ったことばが「それはお医者さんの仕事なの?」

地域保健法の施行により、保健所はサービス提供機関から地域の行政機関としての
役割を明記されている。それでなくても効果が見えにくい公衆衛生の世界。
やりっぱなし事業から脱却して、評価をわかりやすくPRすることが求められるし、
いっしょに公衆衛生行政を担ってくれる仲間を増やす努力ももちろん必要だ。

参照:公衆衛生医からのエッセイ(JINNTAさん)

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縦割りから横割りへ、分業から連携へ

藤内班、次世代育成支援推進行動計画ダイジェスト版用原稿。

地域行動計画の策定体制

地域行動計画を策定するに当たっての留意事項として「必要に 応じてテーマ別にワーキングチーム等を設置することが望ましい」 とされているが、この場合、安易に課題ごとに担当部局に割り振っ てしまわないことが重要である。
各担当部局から上がってきた 原稿を寄せ集めたものを計画とした場合、いわゆる縦割りの弊害と して各部局間で連携がとられない可能性があるからである。
むしろ今回の計画策定を、関係部局との連携の機会と位置づけること が重要である。ワーキングチームを設置する場合も、妊娠期、乳幼 児期、小学生、中高生というようにライフステージ別に分け、その ライフステージに関係する部局間で課題を話し合い目指す姿を共有 した上で、対策を検討していく体制をとることが望ましい。
このような「横割り」体制であれば、関係機関が連携して施策を行う ことも可能になるし、何よりも住民の立場に立てば、それぞれの部 局でどういう施策を行うかという情報よりも、各ライフステージで どのような施策が行われているか(どのようなサービスが受けられ るか)という情報の方が断然役に立つと思われるからである。

図表差し込みする。

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2004.06.12

今帰仁村1回目

6月7日(月)村保健センター。
テーマは2つ。保健推進員の活用と健康づくり推進協議会の活性化。

保健推進員については、食生活改善推進員として養成すること
も念頭に置いている。昨年度養成された保健推進員に追加で講座を
開く(国保予算)。過去に養成された人も対象にして、各区単位で
養成できるようにしたい。
課題:保健推進員の活用イメージの共有化(課内で)

健康づくり推進協議会は、地域の健康課題を話しあって役割を
分担する場と位置づけられている。今年度は複数回開催して、村民
の健康課題を浮き彫りにするとともに、各区で対策を講じられるよ
うな働きかけをする方針。たとえば、各区に予算を流して健康づく
り活動を奨励する。そのために健康づくり推進協議会の委員に区の
代表者をなるべく多く選任する。→区長会との違いを明確に。
社会体育、国保、保健、社会福祉協議会などと立ち上げた連絡会議
に健康づくり推進協議会の幹事会的役割を担わせたい。
課題:課内コンセンサス。調査計画を具体的に立てる。事務局支援
が必要。生活習慣に関する17年前とのデータとの比較は注目!

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国頭村1回目

市町村まわり覚え書きシリーズ。
国頭村保健センター。6月9日雨。課長以下福祉課メンバーと。
重点事業として介護予防事業の企画・評価を上げていたが、結局は
「諸保健事業の評価(やりっぱなしからの脱却)を目指したい」

医療費が県内ワースト3位になってしまった。内容を見ると調
剤費などが医療費を押し上げている。現状は、名護市内の各医療機
関がバスで患者を送迎している→介護予防事業との競合。村内2つ
のクリニックについても重複受診(おつき合い受診)が見られる。
これに対しては国保係も訪問指導、くすり手帳などの発行で対応。

健康課題としては、循環器疾患が問題。その前の段階としての
肥満対策が必要。肥満対策を重点にして、国保や老人保健が連携を
取っていくことが大事。特に国保では今年度ウォーキング事業立ち
上げを計画しているので、対象や評価方法などをいっしょに考えて
いく。

もう一方で、主に老人対策として健康手帳の活用。項目を絞り、
まずは血圧だけでも自分で把握できるようにする。そして、薬剤の
重複投与を避けるという目的で、医療機関にも記入を依頼する。国
保で作成したおくすり手帳をベースにして、使い勝手の良い手帳に
変えていく。またその評価指標も明確にする。年代によって手帳の
内容を違わせてもいいのではないかという意見も。

健康づくり推進協議会については、法令集を参考に休眠状態か
ら立ちあがらせることができるか調べてみる段階から。

課長のリーダーシップ、若手職員のやる気、チームワークの良
さが印象的だった。

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2004.06.10

ゆる体操

ゆる体操が良いらしい。

今月号の保健師ジャーナルで活動報告もされているが、熊野地方で盛り上がっているようだ。
住民にも好評なようで、ゆる体操にはまっている紀南健康長寿推進協議会のHPはゆる1色だ。

ゆる体操って何ですか?というページには

ゆる体操は運動科学総合研究所の高岡英夫先生が開発したリラックス法

手をゆるゆる、肩をゆるゆる、腰をゆるゆる、全身をゆるゆる...というような運動がからだと心に良いらしい。
文字だけ見てもわからない。どういう体操なんなんだろう。ますます興味が湧いてくる。

とりあえずを注文してみよう。

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2004.06.09

賠償神経症とPTSD

賠償神経症とはgoo国語辞書によると

事故や災害で受けた外傷に対し、多くの賠償を得たいという願望が引き金となって起こる神経症。外傷神経症。

とされている。

PTSD(Post Traumatic Stress Disorder)は阪神大震災や地下鉄サリン事件などの
被害者たちに症状が続くことによって、近年世間に「認知」されてきたが、それ以前は賠償神経症など
と呼ばれていたらしい。

そこでこのニュース「PTSD:
乱発気味、半数「該当せず」--精神神経学会など調査」
(毎日新聞6月7日東京朝刊)
乱発とは何ごとかと思うと...
 

WHO(世界保健機関)や米国精神医学会はPTSD発症の前提条件を「破局的、脅威的体験」「危うく死ぬ、または重傷を負うような体験」と定義。主な症状は不眠やイライラ、事件当時の感覚や光景がよみがえる「フラッシュバック」などで、通常、1カ月以上続くか、体験後1カ月たって発症する。しかし、234件のうち、半数以上の120件で、精神科医は体験から1カ月以内に診断を下していた。3割以上の77件では、前提条件を満たしていなかった。

調査チームの黒木宣夫・東邦大助教授(精神神経学)は「精神科医と法律家が協力して、診断マニュアルを早急に作るべきだ」と話している。

病名が一人歩きしないためにも、マニュアルでも神経病理学的検査方法でもいいから、医師が共通認識を持つための取り組みが必要だと思う。

そうしないと事故や事件に巻き込まれて、つらい思いをしている人たちに対して

賠償金を得るためにPTSDを訴えたのではないかと疑わざるを得ないケースもあった
という視線を浴びせることにもなりかねない。

診断基準や検査方法などに関してはこのサイトを参考にしました(謝)

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2004.06.08

溶連菌

管内感染症サーベイランス情報。

沖縄県北部福祉保健所管内では第22週(5月24日~30日)に

A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の報告が8件あった。
北部管内の保育所、幼稚園、小学校等での流行に注意が必要

以前は診断・治療が遅れて、リウマチ熱や腎炎などの合併症をきたすこともあった。
最近は迅速検査キットができて診断技術?は高まったとされる。
ただし治療については、注意が必要。


 治療にはペニシリン系薬剤が第1選択薬であるが、アレルギーがある場合にはエリスロマイシンが適応となり、また第1世代のセフェムも使用可能である。いずれの薬剤もリウマチ熱、急性糸球体腎炎など非化膿性の合併症予防のために、少なくとも10日間は確実に投与することが必要である(国立感染症研究所感染症情報センターHP

例の人食いバクテリアだって同じ溶連菌感染。とびひ(伝染性膿か疹)も同じ。油断禁物。

A群溶血性連鎖球菌についての詳細は横浜市衛研を参考に。

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2004.06.07

おねしょ対策は「あせらない・起こさない・怒らない」

沖縄本島北部の東村で乳幼児健診を手伝ってきました。

土曜日の午後、乳児、1歳半、3歳児の健診をいっしょに開催。
お向かいの広場では電力会社のキャンペーンが行なわれていました。
土日開催で集団方式の健診ならば、このようなイベント一体型でも面白いと思いました。
今年のモデル健診でトライしてみようかしら。

さて、タイトルはおねしょ対策の3本柱。
健診でも3歳児のお母さんがちょっと心配していた。
おねしょについては相談も多いだろうから、ネットで検索すると
協和発酵が夜尿症ナビというのを開設していた。
紙芝居まであって、わかりやすい構成になっている。
おねしょは睡眠時膀胱容量と尿量とのバランスが崩れるのが原因。
4~5歳まではその調節も難しいため、おねしょも多い。
(反射的排尿から安定排尿への移行期らしい)

4歳くらいまでの幼児が、夜おふとんのなかにおねしょをするのは、からだがまだ
発達の途中にあるためなので、心配ありません。

とナビにも書いてある。

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2004.06.05

医者のネクタイ、ナースの帽子

yomiuri on lineより医師のネクタイは病原菌の巣?

イスラエルの医大生の研究。

臨床実習先のニューヨーク市内の病院に勤務する医師ら医療従事者が着用したネクタイ42本
で、20本から黄色ブドウ球菌などが検出された。患者と接することがほとんどない警備員の
ネクタイでは、検出されたのは10本のうち1本だけだった。

 

医師のネクタイは、診察の際にベッドで寝ている患者に触れたり、せきを浴びたりする可能性が
高いためと見られる。ネクタイで患者に感染が広がった実例は見つかっておらず、この病院の院長は
「病院のどこにでもある菌で、過剰反応は禁物だ」と反論している。


患者の診察をした後、手を洗えば問題ないんだろうけれど、なにげにネクタイを
直す癖などあれば、そこが温床になる可能性は十分あり得る。
「ネクタイ洗ってますか?」と医者に聞いてみてもいいかもしれない。

ナースキャップ廃止という動きも、不潔対策らしい。
もっともこちらは機能面での問題(じゃま)が主らしいが。

医師も手洗いの邪魔になったりするから、外してもいいかもしれない。
知り合いの精神科医師は「ネクタイ禁忌」と言っていた。首締められるんだって。

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2004.06.04

やんばる食の広場

沖縄県北部福祉保健所のホームページ更新情報。
やんばる食の広場が新設され、以前ここでも紹介したことのあるバーチャルコンビニ
引っ越してきました。しかも商品が増えての新装開店!

試しに商品を選んでみた。今回から酒類も販売されているためリアリティ度アップ。


  1. 缶ビール350ml×2本
  2. 焼き餃子
  3. チリドッグ
  4. 海藻サラダ

以上、お会計は1073円、おカロリーは1130Kcal...
30歳代男性を選択して栄養チェック!

以下のご指摘を受けました。

  • カロリー取りすぎです!
  • 塩分取りすぎです!
  • 脂質取りすぎです!
  • アルコール取りすぎです!

    まるで、人間ドックで叱られているようでした。

    アルコールは、発泡酒とかカロリーオフのやつも選べます。

    他にもやんばる食の広場には「タピオカヒラヤチー」のレシピなども紹介されている。お試しを。

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2004.06.02

このビデオが見たい!

班長に教えてもらったこのビデオ。是非見てみたくなった。

タイトルは「ねえ、ママ聴いてるの?」
母は働く女性。朝の食卓がビデオの舞台。子どもはお母さんに
話しかけたくてしょうがない。次々と保育園での出来事などを
話そうとするが、お母さんの頭には「娘を保育園に遅刻させない。
自分も仕事に遅刻しない」という考えしかない。

かくして、娘は「ママ聴いてるの?」という言葉を繰り返し、
母や「早く食べなさい」と取り合わない。
そういう自分に気づいて、朝食風景をビデオに撮ったところ
審査委員の先生に感銘を与えた。らしいという話。

作者感想では、
①忙しさにかまけて環が子に向き合えていない実態を
(映像が残していて)知らされました。
ビデオの素晴らしさと怖さを痛感しました。
②働くお母さんは誰しも子供に淋しい思いをさせたくない
と気負っている面があると思いますが、うちの実態をみて、
一緒にみつめ直し、共に頑張れればとエールを送る気持ちも。
③次世代の子供たちを育てていくことは容易ではありません。
働く母をバックアップしてくれる優しい社会・会社を望みます。

次世代育成計画にも大いに関係する。
仕事するのは何のため?

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2004.06.01

ただいまの速度285km/H

広島から博多へ移動中の新幹線のぞみレールスター号の中から。

昨日世界禁煙デーフォーラムinおきなわ2010が行われた。
テーマは「無煙環境をサポートしよう」
そして「みんなにできることを考える」ためのフォーラム
も一つおまけに「吸う人も吸わない人も考えよう」

たばこに直接関係のない、どちらかというと専門家でもない
4人の活動報告があった。この中には喫煙者もいる(^ ^)

トップバッターはホテルマン。禁煙ルーム、禁煙フロアを
開設した経緯と反応について。通院のために利用される
リピーターへの心配りからスタートした分煙対策が定着。
空気もおいしいホテル。今後の課題はルーム稼働率とのこと。

でも、団体旅行でも個人旅行でも「たばこ臭くない部屋」
を選べるんだということが広まれば、需要は増えるはずだ。
目標は施設内禁煙という。喫煙者がいる限りホテルマンは
枕を高くして眠れないらしい(火災とかにおいとか)。

続いて登場したのは全国チェーンのカレー店オーナー。
全国組織らしく、用意周到で時間禁煙→空間(完全)禁煙へ。
売上にも影響ないらしく、トラブルもほとんどないとのこと。
トラブルがないのは理解ある喫煙者が増えた証拠。

玄関にはっきり禁煙マークを表示し、オーダーの時にも灰皿
使うかどうかを確認。テーブルの上にも禁煙マーク。
このしつこいほどの確認プロセスは、たばこ吸う行為に抑止的。
禁煙への道の真髄だと思った。常に自問することが大切です。
店内禁煙は商品価値高い

分煙から少し離れて、青年会代表が3番手登場。キーワードは「カ
ッコ良い大人を目指そう」。地域の子どもたちにとって
エイサーで活躍する彼らはあこがれの存在(モデリングの対象)。

彼らが「たばこを吸うな」と声をかけ、子どもの前でも吸わない。
この影響力は計り知れない。専門家は足元にも及ばないのよ。
他にも生き様として「ポイ捨てしない」とか「地域をきれいに」
などを無理なく示している。地域の子育て力として貴重な資源。

モデルとなり得るのは、他には、親、教師、そしてテレビキャラ。
これらもいっしょに喫煙Noを打ちだせば未成年も吸わなくなる。

最後はひまわり会(母子保健推進員)が報告。思春期劇で有名。
母子保健が所轄であっても思春期喫煙やたばこ誤飲で禁煙活動。
母子保健が所轄であっても活動の舞台は「地域」
この人たちがお節介ぶりを発揮すれば地域のコミュニティも
いきいきしてくる。

「地域の子どもなら声をかけやすい。逆に自分の子どもも
地域から声をかけられて育っているとすれば、こんな有難い
ことはない」との言葉が非常に印象的であった。

専門家の活動も大切。でも地域の中で浸透していくには住民が「私
ができること」を知り、一歩を踏み出すことが必須。
そのうねりに勝る運動はない。そのことを伝えたかった。

そろそろ小倉到着だ。

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