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2004.06.15

“HIV”と“エイズ”の違い、知っていますか? 

今年の世界エイズデーのキャンペーンテーマが決まった。

“HIV”と“エイズ”の違い、知っていますか? 

HIVというウイルスに感染して、免疫力が低下することによって発症するのがAIDS。
HIVというウイルスに感染したことが気づかないままでいると、感染後10年程度で発症する。
早めにHIV感染に気づくことが、本人にとってもパートナー(sexの相手)にとっても大事。

これまでは、保健所での無料・匿名検査が中心であったが、結果が出るまでに時間がかかり、
何よりも、人影もまばらな保健所に2度も行く(しかも廊下で待たされたりする)ことが、「検査を受ける」
行為への足かせになって、検査件数の伸び悩みにつながる一因となっていた。

このため、街頭での献血に検査目的で行く人が後を絶たず、検査窓口の拡大が急務とされていた。
エイズ問題に対する社会的な関心が低下する中、公的な無料匿名検査の利用者は、1992年の約13万5000人を頂点に減少し、最近は年間5―7万人程度にとどまっている。一方、献血の検査で感染が判明した人は、92年の34人から昨年は87人に増加した。感染直後に献血されると検査をすり抜けることがあり、昨年末には、輸血を受けた患者がHIVに感染する事故も起きている。
(以上、Yomiuri On Lineより
このニュースによれば、無料匿名の検査窓口を一般の医療機関に広げる制度が導入されるらしい。
 
新制度では、医療機関での検査を希望する人は、まず献血会場に行き、問診で事情を説明。委託先の医療機関への紹介状をもらい、それを持参して無料匿名検査を受ける。検査に保険証は不要だ。1人約7000円の検査費用は、同省が日赤に補助金を支出する形で負担し、日赤が委託先に支払う。

献血の検査でエイズウイルス(HIV)感染が判明しても通知しないのが原則だが、実際には、感染者の健康管理の観点から知らせる場合もあり、検査目的の献血者が絶えない要因と言われてきた。対策として同省では、検査窓口を拡大した地域では、献血で感染が判明しても、本人に一切通知しない方針を徹底する。
やはり献血からの感染血混入を絶対に阻止するという意志を感じる。

保健所でも即日検査(約1時間弱で結果が出る)導入のための準備が進んでいる。
HIV検査・相談マップでは、全国各地の検査・相談機関等が検索可能。
ちなみに沖縄県はここを参照。

エイズが日本に「登場」して20年余り。ようやく検査の体制が整備されてきたという感じだ。

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Tracked on 2004.06.15 at 05:54 PM

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