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2004.10.23

子どもの遊ばせ方

沖縄本島最北端の国頭村。 乳幼児モデル健診についての話し合いがあった。 話し合いの材料は、前回の乳幼児健診の受診者に対する出口調査の結果。 それを元に、改善できるところを探ってみた。

まず健診の流れについて。 国頭村では年に6回実施。乳児健診と1歳半と3歳児健診を「一斉健診」で行う。

  1. 受付
  2. 身体計測
  3. 問診
  4. 検査(血液・尿)
  5. 診察(医師・歯科医師)
  6. 保健指導
  7. (心理相談)
  8. 栄養指導で終了
2名の保健師が最初は問診を、途中から保健指導に回る。 保健指導までは全員が通過。心理は不定期。栄養指導は必要なもののみ。 会場は保健相談センターのワンフロアで。見通しはよいが若干狭い?

出口調査の概要としては...

  • 健診の流れはわかりやすい 83.3%
  • 健診に要する時間は長い 31.3%
  • 待ち時間を有効に過ごしている 75.0%
  • 親同士の交流ができた 62.5%
  • 保健指導は役に立つ 68.8%
  • 健診に期待するものとして「子どもの遊ばせ方」 50.0%
待ち時間の過ごし方としては、 ○絵本やおもちゃで遊ばせたい ○他の子と遊ばせたい ○子どもを置いて座りたいなどが上位だった これほど遊ばせ方へのリクエストが多い市町村はここが初めて。

それほど受診者が多いというわけではないが、健診が始まると いつものように計測や問診、そして保健指導のところでいつものように行列ができる。 見通しのない待ち時間ほど苦痛なものはないよね ディズニーランドだって「待ち時間表示」をしているし、最近は ファストパスというものさえある。 それにいつ頃呼ばれるかの予測ができれば、何も行列を作る必要もない。 などなど話し合う。

そこで、現在は申し訳程度にもうけてあるキッズコーナーに関して 今よりもスペースを拡大して、周辺に親が座れるようにローチェストを配置。 そして子どもたちをマット上で遊ばせる。 保育所との調整がつけば保育士を配置して、絵本を読み聞かせたり 親と一緒に遊ばせたりする。 お母さんたちは自分の順番がわかるようなナンバータグをリストバンドみたいに 前腕に巻く。係りの人は詰まれたカルテを取って番号でコールするなどなど。 3人寄れば文殊の知恵とは言うが、次からいろいろアイデアが出た。 これらの案をモデルとして実施することになった。人も過配で対応する。

でも、本質的なところはありきたりの保健指導に満足しないという回答。 育児支援に重点を置いた乳幼児健診を指標にしているところもあるが 本当に可能なんだろうか(参照→虐待予防スクリーニング) これらの問いに若手保健師、そして担当課長係長たち、 そして住民たちと話し合って回答を探る。

追加で、国頭村には

  • 乳幼児一斉健診方式の方向性
  • ルーチン事業(子育て教室等)とのリンクをはかる
という立場での成果も期待している。

注目の第1回モデル健診は10月30日(土)午後1時半開始。

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