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2004.10.26

エイズは増えている

3ヶ月に1度のエイズ動向委員会からの報告が報道された。

中高生にHIVまん延の恐れ=20代前半患者が急増(時事プレス)
このニュースソースとなったエイズ動向委員会委員長のコメントを抜粋する。

今回の報告期間は平成16年6月28日から9月26日までの約3ヶ月である。 法定報告に基づく新規HIV感染者報告数は209件で過去最高となった。 〔前年同時期152件/これまでの最高199件(平成16年4月~6月)〕 新規AIDS患者報告数も126件で過去最高であった。 〔同71件/同106件(平成15年10月~12月)〕
性別に見ると、HIV感染者報告数209件のうち182件(約87%)、 AIDS患者報告数126件のうち110件(約87%)を男性が占めており、 男性のHIV感染者及びAIDS患者の動向が全体の動向を左右している。
年齢別に見ると、HIV感染者では20代・30代の占める割合が高く、 感染者全体の約76%(158件)を占めている。 一方、AIDS患者では患者分布はHIV感染者より高年齢層に広がって いるが、今回17件(内日本国籍13件)の20代の患者報告があった。 これらは10代で感染したと推測され、若年層への感染の拡がりを示唆 するものである。今後の若年層の患者報告の動向に注目する必要がある。

正確な情報提供がされないために、若年層への感染が広がっている。 危険な性行動を避けるための環境整備が行われていないのも一因だろう。 感染源も感染経路も予防法もわかっているのに感染がストップできない。

エイズデーだけでなく日常的に情報を提供し続ける必要があると痛感。 と言いながら、前回報告(7月)以来ooyakeでも記事にしていないことも 判明し反省する(自己トラックバックで参照先へジャンプ可能か?)

エイズ動向委員会の中にもあるが、都道府県別のエイズ相談件数。 今回「地域保健事業報告(H13)から見た地域保健活動分析」でも、 エイズの都道府県別相談件数(人口10万対)を掲載しています(下図) hiv-aids.PNG

人口当たりの患者・感染者が多い沖縄は、相談件数でも比較的多い ことがわかる。東京都、埼玉県、愛知県、神奈川県、佐賀県も多いね。

これらのネタを持って明日から日本公衆衛生学会(島根県松江市)へ。

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