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2004.11.28

思春期の子を持つ親へ

来週火曜日の講演レジメ案(覚え書き)。まだ整理が必要だけど、いつする? 明日はさだまさし、明後日は女子師範の会との勉強会...


「生涯を通じた女性の健康講座」レジメ テーマ「思春期とは」

第1回目で更年期について勉強した女性が対象
第2回目は思春期を持つ親へのメッセージとして講話(30分)

まえがき
・子の思春期と親の思秋期がかぶる時期と言われている(本当か?)
・親の側の気持ちの問題(自分自身)→自己実現できているでしょうか
  どんな自分になりたいのか
  女性のライフサイクルの樹を見てみる
・親の側のからだの問題→老化(死)を意識させる様々な症状の出現
  男女とも点検整備に気持ちが動く時期
  ここで点検しない人は整備不良のまま人生の後半をむかえることになる

子どもとのすれ違い
・「こうあるべき」という観念がストレスにつながる
・心が変わった?戻った?
・コントロール不能を嘆く親
  愛という名の支配
  子どもにとっては必要なステップ

思春期の健康問題
・喫煙、飲酒、セックス、ドラッグなど
  原因は情報提供不足(家庭で、学校で、地域で)
  興味+誘惑 vs 正確な情報+ライフスキル
・アンテナは予想以上に敏感
  一部の「不良生徒」だけの話ではない
  リストカットブーム?
・No!と断れるかどうかがカギ
  この画面をクリアできますか?
・コミュニケーションが希薄(掲示板的交流)
  何でも話せる本当の友だちがいない

関係性の構築を
・「お母さんそっくりねぇ」と言ってみよう
  子どものころの写真を見て
  子どもを叱るときにも
・家庭内だけでなく、家庭の外(地域とか)ともつながろう
・children see,children do

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2004.11.27

インスタント母子保健計画

今日の健やか親子おきなわ2010会議後の話題から。 これまで母子保健計画がないままに事業を行ってきた自治体が、今回の次世代育成 行動計画策定を機に、母子保健計画も作ろうという場合の進め方。 名づけて「超かんたん!インスタント母子保健計画」。(国頭版を参考にしています)

[材料] 部会2回コース


[作り方=事務局での準備作業]

策定シートの下ごしらえ
下図のように策定シートにライフステージ(妊産婦期、子育て期、思春期等)と、領域(身体、こころ、環境等)を記入します(3枚とも)。
からだこころ環境
妊産婦         
子育て         
思春期         
目標用策定シートに「めざす住民の具体的な目標」を記入
各セルで目標となり得る行動などを検討しますが、参考テキスト②にあるような既存の指標から引っ張ってきてもよいし、あるいは普段の事業から(肌で)感じられる住民ニーズを記入して可です。ただし事務局内での同意(コンセンサス)は必須です。
目標からだこころ環境
妊産婦きちんと健診を受ける妊娠期の不安を解消できた情報交換できる仲間がいる
子育て予防接種を受けさせる子育てが楽しいと感じられる子育てに関する学習の場がある
思春期朝食を毎日とる何でも話せる友人がいるたばこや酒が手に入らない
(例として1項目だけを記入していますが、もちろん複数あってもOK)。
現状データ用シートに「現状値」を記入
次にそれぞれの目標に対応する現状値を、現状データ用シートに記入します。データの源は、既存の母子衛生統計資料だったり、今回のニーズ調査結果でそれに近いものを探し出します(調査が先行しているのでやむを得ないところです)。
現状データからだこころ環境
妊産婦健診受診率○○%不安が解消できた□□%仲間がいると答えた△△%
子育て麻疹予防接種率(1歳)○○%子育てが楽しい△△%子育て中の親への講座数○回
思春期朝食摂取率××%友人がいると答えた中学生○○%たばこ自販機の数△個
取り組みシートに保健事業を記入
普段行われている事業の目的(成果)を考え、対応するセルに事業名を記入します。事務局スタッフで事業が何のために行われているか確認する大切な作業です。一つの事業がいくつかのセルに入っても構いません。また、すべてのセルが埋まらない可能性もありますが、それはそれで構いません。地域の住民や関係機関がその「穴」を埋めてくれるはずですから。(図は省略します)

[作り方=策定部会]

    上記の準備作業後、関係すると思われる課、機関、そして住民の代表などを集めます。
  • テキスト①などの資料を適宜用いて、趣旨を説明(特に次世代育成行動計画と母子保健計画の関係について)
  • 各セルにおける目標を皆で確認し、適宜修正します
  • その中から重点目標とする行動を挙げてもらいます
  • 次に現状値を紹介して、他に関連するデータを持ってないかメンバーに確認
  • 最後にそれぞれの取り組み状況を聞きます(穴を埋めるような取り組みをしていないか)
  • もし現在行われている取り組みが少なければ、将来必要な事業も聞いてみます

[部会後の流れ=シートの充填]

  • 事務局は部会で出た意見や提案をシートに落とし込み、それに対応するデータ等を集めます。
  • 取り組みについても、どこが主体であるかを明記して、セルに書き込んでいきます

[仕上げに向けて=目標や理念の設定]

  • 現状データ用シートに、数年後の目標値を書き込みます。
    例:麻疹予防接種率(1歳)75%(現状)→95%(2010年) あるいは、子育てを楽しいと感じる割合80%(現状)→増加 という表現でも構わない
  • 取り組みの方向性についても書ける範囲で書いておく(強化・継続・縮小・撤廃など)
  • 各ライフステージごとの理念的目標(からだ+心+環境を包括したレベル)を考える
    例:子育て期=健やかに育つ親子とそれを支える地域社会の実現
    (あくまでも叩き台として部会に提案する)
  • これらの資料を2回目の部会で検討してもらい、大きな変更がない限り仕上げ作業へ進む
  • ただし部会以外にもマメに情報提供して、メンバーの関心を引き寄せ続ける努力が必要

計画づくりは確かに難儀な作業ではあるが、この機会に課内で事業の目的を確認したり 住民や関係機関に保健事業のPRできたり、他の課や機関の取り組みを知ることができたり 何より計画づくりという体験ができるなど、得るものも多いと思う。

ものごとを前向きにとらえ、目標達成のための準備を自ら進めることができるか、あるいは 自分の不幸不運を嘆きながらも自分からはアクションをおこさないのか。こないだ立ち読みした
グッドラックを思い出してしまった。

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2004.11.26

伊是名の夜

伊是名島に行ってきました。運天港からフェリーで1時間弱の島。 約20年前の学生時代に、先輩の診療所ドクターをみんなで訪ねて フィールドワークをして以来、2度目の上陸。半日の滞在だったが 次世代育成と結核に関する講話の2本立てで、忙しく過ごした。

次世代育成の地域行動計画の策定に関しては、そろそろ計画書の素案が できあがる時期だ。先日の名護市、今回の伊是名村、そして明日行われるという 県計画の資料を見て共通するのは、

  1. 縦割りの構成(柱ごとの項立て)
  2. 行政で行う事業の羅列
  3. 目標値は事業量に関するもののみ
  4. 住民や関係機関の役割が少ない
  5. 計画の推進について書いていない
  6. 調査結果が計画にあまり盛り込まれていない

縦割り記載については伊是名でコンサルコンビとビール会議した結果、 「役場の職員にとっては縦割りで書かれてある方が使い勝手が良い」 という結論になった。だから職員が使う計画書は縦割り、住民むけのダイジェスト版は横割り (すなわちライフステージ区切り)で作ってみようと。縦割り横割りの併用方式。

ただし、それぞれの事業が目指す成果くらいは書いて欲しいよね。そうでないと 母子保健の目標が、乳児健診の回数、参加者数とか母親学級の開催回数とかだけに 終わってしまう。 事業を行った結果、期待される住民の行動や、その結果もたらされる保健指標の変化まで 書き込んでもらわないと、それこそ何のために事業やっているかが見えなくなってしまう。

それと名護市で出た話題として 「三位一体改革で補助金が削られるとここに書いている事業ができない可能性もある」 というもの。まあ本音と言えば本音なんだろうけど、そしたらこの計画書は事業カタログと 化してしまうということか。 だからこそ、自助(住民自身の役割)も共助(地域や関係機関の役割)も書き入れる必要がある。 そのためには、住民や関係機関の方々とこの計画について話し合う場がないといけないね。

計画の推進については、せっかく目標値を入れたり連携事業について書くのだから それらがうまく進んでいるか、定期的にチェックする必要があります。策定事務局は (作って終わりではなくて)そこまで念頭に入れて、策定後も調整を続けてください。

調査結果があまり計画書に散りばめられていないことに関しては、 まず調査をして問題点を探してから計画書作りを行う という姿勢らしいので、しょうがない面もある。だからあんなに分厚い調査結果になるのよ。

そうではなくて まず、目標(ゴール)を設定し、その目標と現状のギャップを知るために調査を行う のであれば、調査項目の一つ一つが指標として用いられることが可能になる。 捨てる項目などない。そしてその指標をモニターすることで進捗がチェックできる。

せっかく伊是名に渡ったのに夜まで仕事のことで話し込んで、空に浮かぶ月を見た以外は 島の夜を楽しめなかった気がする。だから、また行きましょうね(みんなで)。

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2004.11.24

尿酸友の会

県立中部病院のチェストグループ(呼吸器内科)にも精力的に医師派遣していた 鹿児島大学医学部の納(おさめ)教授のことが新聞記事になっていました。 その内容はビール飲んでも痛風治る 専門医自ら闘病記出版 思わず目をひかれてしまいました(仲間を発見した時のような感覚)。

でも、個人の闘病記と書いているので、あまり一般化できる話ではないんだろうと いう気持ちでホームページの講演記録を眺めていたら、詳細な分析に驚き。 自身の採血(自分で採ったらしい)や頻回の検尿のデータを紹介しているほかにも 学生相手に「ボーリング5ゲームさせた後の大量飲酒」とか、ゴルフでボランティア募り ラウンド前後での尿酸値測定をしたとか、いろいろデータを集めて分析していたりと 興味深い内容で思わず読みふけってしまいました。

大量飲酒だけではなく、ストレスも尿酸値上昇に影響するというエピソードや 日本酒1.5合以内なら、尿酸値はそれほど上昇しないなど参考になるところも多くありました。 納教授の感想として  

最後に私、お話を終えるに当たりまして、「痛風発作の経験から得たもの(メリット)」としては、初めて患者さんの気持ちで病気を考える経験をした。痛風だけではなくて、私は病院長として、これからはほかの病気も患者さんの立場で一つ一つ病気を考え直していこうということを今、考えています。また、小さなことでは、自分のほかの生活習慣病の予防にも役に立つ、糖尿病にもなりにくくなる。体重をコントロールしていますから。
というスライドが印象に残っています。 こないだの学会で日野原先生が「医者はいっぺん病気しないと患者の気持ちになれん」と 言っていたのを思い出しました。 今度はを買って学習しよう。 でも得てして、このような闘病記を読んだ後は、自分に都合の良いところだけ部分的に取り入れ 安心して終わるだけのことが多いので、気を引き締めなくてはなりませんね。

一応参考までに「高尿酸血症・痛風治療の指針」にもリンクしておきます。

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2004.11.21

おやじギャグの味わい

朝食食べない 超ショック


先日の栄養フォーラムでも力説させて頂いたが、この寒い?ギャグの
でどころは、原ゆたか作「かいけつゾロリ」

あの朝日新聞でも「子供たちがおやじギャグに夢中」というニュースを
出すくらいに子供たち(我が家だけ?)の評価は高い。
今のところ健康教育に使えそうなのはこれだけだが今後も期待したい?

30代 家族で食べよう 夕ご飯


これはおやじギャグではないが、今度国保のテレビでしゃべる予定のフレーズ。
そういうあなたはどうなの?と問われてわが身を振り返れば
先週(ウィークデー)は1回のみ(--;
もっとその数を増やすことを目標にします。

しかも、早く帰った時は、子どもに次々と風呂とか宿題とか準備を
させる指示ばかりして、声も大きくなってしまい、叱る(怒る?)ために
早く帰ってきたんじゃないかと思うほどの始末。情けないなぁ。

子どもは親の言うことを聞くのが当たり前という考えがあるので
親はイライラする。子どもだって、これからやろうとしていたところを
親にガミガミ言われたら反撃したくなるだろう。これが空腹だとお互い
さらに機嫌が悪いし。
理屈でわかってるつもりでも実践は...というのが多いね(反省)。

でもこの言葉は本当っぽい

Children see,Children do


子どもは(親の言うことは聞かないが)、親のやることを見本として
同じ事をする。でしょ。

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2004.11.20

痴呆と呼ばないで

毎日新聞ニュースより 用語見直し:「痴呆」を「認知症」へ 厚労省検討会

 「痴呆」に侮べつ的な意味があるとして用語の見直しを論議してきた厚生労働省の検討会は19日、「認知症」を使うことでほぼ合意した。「認知症」を含め、「認知障害」「記憶症」「もの忘れ症」など六-つの案を厚労省のホームページ(HP)に掲載し、一般市民から意見を集めた結果、「認知障害」の支持が一番多かったが、別の概念でも使われているため、次いで支持された「認知症」で固まった。12月24日に開く次回の検討会で正式決定する予定。
という記事。

「瞬く間に今を忘れる病気」とも呼ばれる痴呆dementiaだけど、実は

患者本人の発言から、何もわからないのだと思われてきた痴呆の人が、実は様々なことを理解しているのだということが明らかになってきた。初期の痴呆だけでなく、症状が進んでも同様に「わかっている」ことを裏付ける報告もある。 (Yomiuri On Line 介護ニュース 医療と介護より
すなわち
たとえば重度の痴呆の91歳の女性が「家に帰りたい」と言った場面で、スタッフは「今日、外は雨だから無理」と言って立ち去ってしまった。その後に女性の気持ちを聞いたところ、「人のことをバカにしやがって。ちゃんと話を聞きもしないで」と話し、スタッフが適当に答えたことを見抜いていた。
忘れていても否定的な感情だけは残るという。

今日の記事は「こころの健康」というカテゴリーに入れたが、 「痴呆」は統合失調症やうつ病など「こころの病気」とは違う範疇のdisabilityだと思う。 とにかく、これからは「痴呆」と呼べなくなることは認識したい。

名称変更と言えば、精神分裂病から統合失調症に変更したのが2002年夏。 このときは患者サイドからの強い要望だったと聞いている。

今回の呼称変更は、全国精神障害者家族連合会が日本精神神経学会にその変更を要望したのが契機となった。1993年のことで、「精神が分裂する病気」というのはあまりに人格否定的であって本人にも告げにくい、変えて欲しいという主旨であった。(日本精神神経学会「統合失調症について」より

これに対して「痴呆」→「認知症」の経緯は、若干ニュアンスが違うようだ。

厚生労働省では、「痴呆」という用語には侮蔑的な意味合いが含まれている こと等から、これに替わる用語を検討するとともに、併せて、「痴呆」 に係る 誤解や偏見をなくす一助となることを目的として、『「痴呆」に替わる用語に 関する検討会』を設置(厚労省パブリックコメント募集案件より)
こういうニュースをきっかけにして、痴呆の患者や介護についての国民的議論を まき起こすことをねらっているかもしれないね。

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2004.11.18

ポリオワクチンでポリオになる

日本医師会に「ポリオワクチンでポリオになる?」という解説ページがある。

ポリオの生ワクチンは、病原性がほとんどないポリオウイルス(弱毒ウイルス)をワクチンとして飲むことによって免疫ができ、自然のポリオウイルス(野性ウイルスまたは強毒ウイルス)の侵入が防げるものです。しかし生ワクチンの欠点として、極めて稀に、ワクチンを飲んだ人に自然のポリオと同じ様な症状が現れてしまうことがあります。これがポリオワクチンによる麻痺例 (VAPP) で、日本では約440万回接種あたり1件、数年間に1件生じています。

先日の日本小児保健学会で「ポリオ生ワクチン接種後に発症したポリオ様麻痺の一例」という発表を聞いた。 演者は山口大学医学部小児科の先生だった。概要は以下の通り。

  • 症例は8ヶ月 男児
  • 主訴は両下肢弛緩性麻痺
  • 発達歴は発症前は短時間ではあったがつかまり立ち可だった
  • 2003年4月にポリオワクチンを初回接種。14日目より3日間発熱。18日目座位困難になりその後も下肢筋力低下が進行して紹介入院となった
  • 家族にも発熱者あり(同胞、父親)
  • 血清のポリオウイルス抗体価 1型128倍(接種後33日目)
  • 糞便よりポリオウイルスタイプ1(vaccine like)同定
  • 経過 座位は回復したが現在(1歳半)独歩未だ
  • 予防接種健康被害として救済措置を請求し、認定された
  • 他疾患(ギランバレー等)は除外された

「極めてまれ」と表現される発生頻度 (ちなみに今回の発表では250万接種あたり1前後と発表していた)だが、 考えてみると日本の年間出生を約120万人として、この子たちが年間2回飲むと240万回。 つまり、計算上は毎年1人、日本のどこかで予防接種による ポリオ患者が発生し続けていることになる。 現在治験中といわれている不活化ワクチンIPVの導入が急務だ! というフロアの発言もあった。その通りだと思った。

ポリオの予防接種に関する情報源

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2004.11.16

次世代ラッシュ

11月に入り各市町村の次世代育成支援行動計画策定が本格化してきた。

まず2日夜には伊平屋村役場でミニワークショップ。計画策定の意義と 各課で行われている関連事業の整理、更に特定事業所としての計画づくり にもつながるようなグループワークをしてきた。

ここでの特徴は、コンサルが打ち出してきた離島ならではの「8本目の柱」。 子どもを産み育てやすい環境整備ということで、結婚出産奨励金っぽい施策。

同じコンサルが関わっている伊是名村も、来週から本格的に策定作業に とりかかる。まずはその導入部分の話をしに行くが、ここは昨年度に住民参加 も取り入れた母子保健計画を策定している。中味は妊産婦・子育て・思春期、 そして障害児という4つにわかれており、施策の展開も

  • 行政(公助)
  • 地域(共助)
  • 住民(自助)
と整理されている。

せっかくなので、次世代もこの母子保健計画をベースに組み立てることを 提案するつもりだ。策定メンバーも同じだし内容的にも重なる部分が大きい。 何よりも作業効率がかなり良い。不足分(食育・虐待防止・生活環境など)を 補うだけで必要な項目は網羅できる。この案が通れば、ここいらでは初の

「ライフステージごとの(横割り)ワーキンググループ」
も達成可能になるね。

同じ手法で母子保健計画を作った名護市は今週金曜日に会議がある。 内容を期待したが、コンサルから速達で送られてきた資料を見る限りでは、 柱ごとに事業が羅列されている感じ。せめて各事業の目的は記して欲しい。

表題~現状・課題~目指す姿の確認~目標の設定~必要な取り組み そしてその役割分担という流れを押さえてほしい。あと前計画の検証も。

国頭村は、保健師が明日の母子保健計画作業部会についての相談を 持ちかけてきた。次世代策定委員会の下部チームという位置付けらしい。 資料の整理と全体進行のチェックを行い終了。ここは次世代を作るお陰で 母子全体の事業を検討する(目的を確認する)ことができそうな例だ。

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2004.11.14

たばこスライド2004

まだまだ25℃を超える毎日なので実感に乏しいが、今年も実質残り6週間。 年末年始に向けてこれからまだまだ忙しい日々が続きそうです。

学校への出前防煙教育も今年はまだ依頼が止まらない。来週以降は

そして、12月にはついに国頭遠征。安田小安波小合同での授業も計画されている。

頼まれた学校に行く際には、教材として使う「たばこスライド2004」を持参している。 このCD-Rを使えば「あなたもできる防煙教育」となることを目指しているが... その内容はイカの通り。


最初にお読み下さい。 ☆このCD-Rは、「最初の1本を吸わせない官学協働事業」に基づき作成しています。 ☆このCD-Rは、小中高校生に対する主として喫煙防止教育のための教材です。 ☆このCD-Rは、microsoft社のパワーポイント2000により作成されています。 ☆このCD-Rには、次の8つのファイルが入っています。 ☆講演用ファイル(パワーポイント)(時間は目安)  ・紙芝居(小学生用)「たばこなんてけっとばせ」(スライド14枚)約10分  ・小学生用「たばこの害について」(スライド34枚)約40分  ・中学生用「たばこの害について」(スライド48枚)約50分  ・高校生用「たばこの害について」(スライド49枚)約50分  ・大学生用「大学生のためのたばこ学」(スライド58枚)約60分 ☆動画ファイル(mov形式)→講演用ファイルの中に組み込まれています。  ・漫才.mov  ・赤ちゃん.mov  ・006.mov ☆講演の際には、対象と時間により、使用するスライドを適宜調整下さい。 ☆講演の際には、パワーポイントのノート欄に書いてある原稿をご参考下さい。 ☆講演の際には、スライドショー表示で、左クリック(またはリターンキー)によりお進み下さい。  ただし、アニメーション部分については細かく記載していないところもありますのでご了承下さい。 ☆このファイルを健康教育目的で使用することについては、何ら制限はありません。 ただし、ファイルの中には著作権の存在する可能性のある画像が含まれていますので、その点は慎重にお取り扱い下さい。 ☆講演内容について疑問や改善の提案などありましたら、下記までご連絡下さい。  ・〒905-0017 名護市大中2-13-1 北部福祉保健所 健康推進課  ・電話 0980-52-5219  ・FAX 0980-53-2505 2004年8月 北部福祉保健所 たばこ対策連絡会議  事務局 北部福祉保健所 健康推進課
(以上、「最初にお読みください.txt」より)

配布を続けることで「担い手」が増えることを期待する(養成講座もする予定)。

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2004.11.10

三線レパートリー

公衆衛生とか健康危機管理からちょっと離れた話題(覚書き)

こないだ観月会をしたかと思ったら、早くも今度は忘年会だ。 嘘みたいに早く時間が過ぎていきますね。年が明けるともっと早く そう感じるのかもしれない。でぇじ。

わが三線(三味線)クラブは、いつものように行事を盛り上げ るために披露する。今のメンバーと弾ける回数も残り少なくなって 心寂しい気もするが、感傷に浸る暇があったら練習しよう。さて、

肝心の曲目だが、まずこれまでに演奏した曲をリストアップし てみよう^_^

  • 涙そうそう(04観月会=リコーダー+マンドリン付き)
  • 秋の踊り(04観月会)
  • 世界で一つだけの花(03退職者激励会=フルート付き)
  • 十九の春(03退職者激励会)
  • 島人の宝(03忘年会)
  • 童神(03観月会他)
  • 肝がなさ節(03平和行進団)
  • 安里屋ユンタ(03平和行進団他)
  • かぎやで風(随時、琴付きもあったね)
あと、みんなで弾いたわけではないけれど
  • カンカラ三線うむしるむん(03食のイベント)
  • 豊年デービル(できない)
  • 島唄(03キートス三線大会=ソロ)というのもあった。

    さて、次はどうしようか。 新しい課題曲の候補には「オジィ自慢」「ヒヤミカチ節」 など難度の高い曲も挙げられていた気もするが、例の赤い本路線を 継続するとすると「かりゆしヌ夜」「がんばれ節」「島唄」など。 カラオケでお世話になっているのは「黄金の花」「デンサー節」 「西武門節」「遊びションガネー」。喜納の「花」もいいかも。 名護にいた記念に「二見情話」大会?一体、誰が教えるんだろう。

    兎に角、早めに曲を選定して練習スケジュールを組みましょう。 忘年会は12月16日(木)。

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    保健所は親ガメ

    平成16年度健康危機管理保健所長等研修受講中@和光市。
    24時間営業していない(あるいは即応が難しい)保健所が健康危機の
    最前線で活動するのは難しいという講義(郡山一明先生)

    国が出したNBCテロ対処現地関係機関連携モデルでは、消防指令を
    中心にすえて情報管理を行うとされている。健康危機が発生し多数の
    患者が複数の医療機関に搬送された場合、保健所がいちいち管内の
    (患者が運ばれそうな)病院に電話をかけて症状を確認するよりは、
    救急搬送のデータを集めれば、全体像が見えてくるというものだ(同感)。

    では、保健所は何をするのか。基本指針ではコントロールタワーと
    されているのに...

    そこで「保健所親ガメ説」
    危機管理を親子ガメに例えていた。すなわち

    Risk assessment(起こりそうな事象を事前に検討し、対応しておくこと=親ガメ)
    Risk management(危機事案の最中に最もよい効果を求めて最善の対応を行う=子ガメ)
    その親ガメの役割をできるのは保健所、保健担当部局でしょうとのこと。

    親ガメがこけたら子ガメもこける。
    保健所は子ガメになろうと無理をしていたところもあるかもしれない。
    でもそんな予算もマンパワーもないのは確か。
    だから親ガメになることを目指せば良い。そう考えると方向性が見えてくる。

    いかがでしょうか?

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    2004.11.09

    保健衛生パフォーマンス(Turock)

    Turockのパフォーマンスの20指標というのがある(らしい)。 1997年に開発された地域保健行政組織のperformance measurement その骨組みはアメリカ国立科学アカデミー提唱のcore function

    • Assessment(地域のニーズアセスメント、地域における健 康関連事象の発生動向調査、同定された健康ニーズの決定因子・影 響要因の分析など)
    • Policy development(公衆衛生に関する唱道、支持者層の構築、 利用可能な資源の同定、ニーズの優先順位の設定、それに取り組む ための計画と政策の開発など)
    • Assurance(資源管理、組織構造の開発、プログラムの実施、 プログラムの評価と質の保証、公衆への情報提供と教育)

    Assessment
    • 地域住民の健康状態やニーズのデータを系統的に把握する システムを構築しているか
    • 過去3年間、喫煙、飲酒、運動、睡眠、健診受診などの生活習 慣を把握するための住民調査を実施したか
    • 健康危機(感染症の集団発生など)の発生動向調査を、適時、 継続的に実施しているか
    • 健康危機の発生動向調査や定期的な衛生検査に必要な衛生検査 サービスをいつでも利用できるか
    • 地域住民の健康状態やニーズに影響を与える要因、地域の保健 医療資源(医療機関や福祉施設など)の充足度、事業効果がもっと も高い人口集団などに関する分析を完了しているか
    • 過去3年間、保健事業(健診、健康教育など)の年齢階級別の 利用状況を分析したか
    Policy development
    • 関係機関・団体、メディア、地域住民との連携やコミュニ ケーションを推進するためのネットワークを構築しているか
    • これまで、国、都道府県、市町村の議会議員に対して、施策が 地域住民の健康に与える影響について、正式に情報提供や説明をし たことがあるか
    • 地域住民の健康状態やニーズのデータを用いて、健康課題の優 先順位を設定しているか
    • 過去3年間、健康課題の優先順位に基づいて、新期事業や新た な取組みを実施したか
    • 関係機関・団体や地域住民の参加による地域保健計画を策定し ているか
    • 過去3年間、地域保健計画に基づいて、予算計画やマンパワー 計画を策定したか
    Assurance
    • 健康課題の解決に取組みために必要な予算やマンパワーを 確保しているか
    • 過去3年間、組織体制や組織の活動実績に関する自己評価を実 施したか
    • 各年齢階級に特有のニーズに対して、適切なサービスの提供、 あるいは適切なサービスを提供する関係機関・団体への橋渡しを効 果的に実施しているか
    • 保健事業が地域住民の健康水準に及ぼす効果を定期的に評価し ているか
    • 過去3年間、事業のモニタリングや予算・マンパワーの見直し のために、事業のプロセス評価やアウトカム評価を実施したか
    • 地域住民の健康水準・ニーズ・健康課題や、健康的な生活習慣 に関する情報を、地域住民に定期的に提供しているか
    • これまで、マスメディアに対して、定期的な広報や情報提供を 実施したか
    • 過去3年間、当初計画されていた事業やサービスを実施できな くなったことがあるか

    現在地域保健法10年ということもあってか、全国各地で保健所を 対象とした各種実態調査が行われている。保健所機能を見直す意味 で行われるそのような調査は「○○事業は必要ですか」「××事業の 実績はどのくらいですか」と事業ベースで聞いていることが多い。 ここでも紹介した「地域保健事業報告からみた保健所活動分析」も まさに事業の比較検討だった。

    しかし、その事業がどういう目的を持っているのか、保健所がどの ような機能を果たすべきかという視点も同時に必要である。 地域保健法基本指針がそのバイブル的存在という話もあるが、上記の 指標も参考になるのではないか(と考えアップした次第です)。

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    2004.11.07

    赤田風

    新報フォーラム終了後の夕食会で訪れた琉球料理の店。 赤田風 民家の集落の真ん中にあった(駐車場付)。 講師の村上祥子先生ご一行と食事をともにしました。

    とにかく、丁寧で上品な料理だったという印象。 あんな上等皿に乗ったポーポーははじめて食べた。もちろん美味。 中味汁の具もとても細かくスライスしていたし、芋くじアンダギーは 見た目も味も絶品だった。ラフテーは皮が薄くて、脂トロトロだった。

    お品書きもついていて、ゆっくりと料理を堪能することができました。 自然と瑞泉43度も進み、昼の講演では聞けなかったいろんな話も 聞けて、たまにはこういう贅沢な時間もいいと思った。 ごちそうさまでした。

    新報栄養フォーラムについては14日付朝刊に特集が載るそうだ。

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    2004.11.05

    情報格差(マイルドセブン編)

    おなじマイルドセブン(もちろんJT製)が海外で売られる場合には たばこの及ぼす害について、パッケージに示されることになった。 よく見ると、パッケージには「smoking kills」と書いてあるではないか。

    同じたばこを売るのに、海外では情報を提供し、日本では情報を 隠していると言われかねない。こういう情報を繰り返し住民や子ども たちに伝えるべきなんだろう。でも、WHO国際枠組み条約が発効した 暁には、日本でも同じようなパッケージが登場する(はず)。


    sevenmild.bmp

    情報源は盛岡での日本小児保健学会。子どもの防煙研究会で 静岡県立病院医長の加治正行先生が講義で使用されたいたものを 無償で入手しました。深謝。

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    2004.11.02

    あなたにも救える命がある

    学会出張から無事職場復帰で、久々の自宅からの投稿。 と思ったら今日夜は伊平屋島に出張が入っていた. . ムーンライトマラソンには今年も参加できなかったけれど、 出雲や盛岡で見た月も、きれかった。


    タイトルの「あなたにも救える命がある」というのはAED普及を推進する会のキャッチフレーズ。 AED=Automated External Defibrillatorは自動体外式除細動器のことで 心停止などの際に心臓に電気ショックを与えて蘇生させる処置を 医師の指示がなくてもできるようにしたもの。もちろん一般の人もOK

    先日ある講演会でその機器を紹介していたが、音声ガイド付で 「パッドを胸に当ててください」とか「周りの人は離れてください」とか 「ボタンを押してください」などのような指示が出される。もちろん、 心電図の波形もコンピュータで自動解析した上での指示だった。 一般の人はともかく、医師でさえ街中での処置にはまだ抵抗がある との業者の言葉だった。

    それはともかく、このような処置が迅速に行えるかどうかが救命のカギ となっていることは事実で、日本はこれまでその対応が遅かったと指摘を 受けていた(らしい)。

    10月末にはちゅらうみ水族館でもその講習会が開かれた(らしい)。 新聞記事に紹介されていた(琉球新報沖縄タイムス)。 ちなみに海洋博記念公園には2ヶ所に配置され、次は首里城公園らしい。

    これまでの心臓突然死の事例を見ると、バレーボールダイエーの ハイマンらが紹介されているが、実はマラソン中の死亡というのも多い。 沖縄県では○○マラソン、△△トライアスロンが盛んで、たしか、人口 あたりのジョギング愛好者というのも全国トップクラスである(はず)。 標記の話とも関係ない話ではない。

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