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2004.12.05

避難所生活(中越地震)

山古志村避難住民に廃用症候群の疑い(毎日インタラクティブ1203) 山古志村と言えば、ちょうど沖縄県からの派遣団(我が課の保健師も派遣されている)が 活動している場所。 新潟県理学療法士会による健康相談で明らかになったそうだ。 震災直後には見られなかった兆候が、先月末の相談時には出現しているという。

「震災後心配されたエコノミークラス症候群よりも問題になる可能性がある」 として警戒を呼び掛けている。
廃用症候群というのは、介護予防の分野でもよく議論されている概念だが
 「生活不活発病」とも呼ばれ、体を動かさないため筋肉の衰えだけでなく内臓など全身の機能が低下する病気。高齢者に発症することが多く、症状が進むとさらに運動量の減少を招いて症状が進む。歩行不能や寝たきり状態になることもある。予防には、歩くなど体を動かすことが必要。厚労相の諮問機関・高齢者リハビリテーション研究会で今年1月に取り上げられ、一般にも知られるようになった。
沖縄でいう「ヤーグマイ」がもたらす症候群。「廃用」というネーミングは不人気ね。 この廃用症候群がベースにあって、身体面精神面で治療や介護が必要な「疾患」になると 老年症候群というという説も。

エコノミー症候群にしても、この廃用症候群にしても 従来の災害時健康危機管理では思い浮かばなかった姿だろう。 以前この欄で「じょーとーマニュアル」と賞賛した札幌市災害弱者対応マニュアルと合わせて 地域レベルで今後対策を整理する際には参考にしたい。

さて、昨日の新聞では「ボランティアに風邪多発 川口町 人手不足で疲労(共同通信)」 という記事もあった。寒さが厳しくなるにつれ、活動する環境も苛酷になる。 息の長い支援が必要だし、その調整に骨を折っているスタッフをねぎらいたい。

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