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2005.02.02

流行性脳脊髄膜炎

またまた中国で耳慣れない感染症が流行しているらしい。 安徽省などで髄膜炎 全国の死者16人 衛生部発表(人民網日本語版) 脳脊髄膜炎と言っても、感染経路は呼吸器系感染症

今回の流行の特徴については

  1. 発症が多くの地点で散発している。
  2. 患者の年齢が13―18歳の間に集中している。小中学生が主で、児童・生徒が患者の77%を占めている。
  3. 局地的に感染、流行しているのは主にC群髄膜炎双球菌で、中国ではここ数年来新しく発見された菌である。
  4. 患者数が昨年同期より増えている。
とのこと。

担当者は「現在、流行性脳脊髄膜炎など伝染病の流行期に入った。春節(旧正月)は人々の移動が増え、伝染病が広がりやすい環境をもたらす」と言う。このため、衛生部は31日に通知を出し、各地で流行性脳脊髄膜炎の予防を強め、発生状況の調査を積極的に繰り広げ、発生状況をすぐ把握し、発生状況報告の質を高め、髄膜炎ワクチンの免疫接種を行い、ワクチン接種率を高め、特に人口密集地の免疫接種を強化するよう指示した
ワクチンがあるのか。

海外勤務者のための医療・衛生情報によると 流行性脊髄膜炎にはアフリカにはmeningitis beltというのがあって、 毎年流行を繰り返すとあるが、中国に関する記載はない。また新型か。 医療機関内での飛沫感染が多いというのもSARSと似ている。

ちなみに日本では4類感染症に該当しており(髄膜炎菌性髄膜炎) 国立感染症研究所ホームページ「細菌性髄膜炎」の項によれば

なお、髄膜炎菌性髄膜炎は4 類感染症全数把握疾患であり、 診断した医師は7 日以内に最寄りの保健所に届け出る。
とある。

ベトナムの鳥インフルエンザといい、引き続き警戒が必要な感染症だ。

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