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2005.02.16

若年妊産婦支援の手引き

現在作成に取り組んでいる真っ最中。メモを見直してみる。

総論部分

若年妊産婦の定義
10代に妊娠して出産を選択した妊婦のうち、 養育能力に問題があり支援が必要と思われるもの
養育能力って何ですか?
単に育児能力にとどまらず、生活家事能力や経済力も含む。 さらに本人が妊娠出産を受け入れているのか、身体的・精神的に 健康を保っているかどうか、支援する体制なども考慮する
若年妊産婦に想定される問題点
妊娠中の健康管理がおろそかになる(栄養面など)。 ネグレクトにつながる恐れ。育児環境が良くない。親も未熟。 経済的にも苦しい。孤立?など
このマニュアルの性格
若年妊産婦の支援に関わる保健師が活用する。 医療機関や助産師との連携の際にも共用できるとなお良い。

各論その1(妊婦に対するアセスメント) 沖縄県では年間700名あまり10代妊婦が母子健康手帳交付を受けている。 この中から、特に養育能力に問題があると思われる妊婦を拾い上げる必要がある。 以下に示す項目のうち、該当するものが多いと要注意。

  • 年齢が18歳未満(就学中)
  • 未婚
  • 経産(初産でもリスクが低いとはいえないが)
  • 母子健康手帳の届出週数が12週以降
  • 本人が就労していない
  • 配偶者が就労していない
  • 親の援助が少ない(経済的・精神的)
  • 核家族
  • 妊婦検診を受診していない

その他にも生育歴に問題がある、連絡がとりにくい、生活習慣が良くないなど 意見も出された。(参考:子ども虐待に対するマイナスのカード) 出産後から関わる場合のマイナス項目(愛着形成等)というものもあるはず。 上記の項目を参考にして、支援を必要とするケースを抽出する。

これらの項目に関する情報収集は母子健康手帳交付時の面接や その後の初回訪問時などの際に行う。連絡とりにくい人が多いことを念頭に。

各論その2(若年妊産婦の支援)→ここは次回議論する(以下は私案です)

  • 基本的な姿勢:エンパワメント(主体性の回復)を目指す
  • そのためには傾聴・対話(・行動)が必要
  • 本人がこれまでの出来事を整理できるようにする(ナラティブアプローチ??)
  • 関わる時期(妊娠前期/後期/産後)によっても支援方法が異なる
  • 他の機関との連携が必要になる可能性が高い
  • 転出も十分考えられるので広域連携も必要かも
  • 支援を終結する目安は「親子」の状況で判断するべき
  • 「自助」「公助」だけでなく「共助」という支援方法もある
などなど

ナラティブアプローチについてはもうちょっと学習が必要(宿題)

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