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2005.03.11

報告書の季節

3月といえば、年度末。いろいろ取り組んできた仕事をまとめて 報告書を出す季節とも言えます(実際は年度をまたぐこともありますが)。 報告書を残さないと、成果を形として人に示すことが出来ません。

その仕事に関わっている間は、担当や関係者で盛り上がるものですが、 いったん幕を引いてしまうと「あの資料はどこにあるんだっけ?」とか 「結局どの数字を最終的に使ったんだっけ?」などを山のような資料の 中から探すハメになります。で、担当が異動でもしようものなら、 資料さえ開かれることも少なくなるという運命が待っている。 だから報告書は大事なんです。

本当は報告書を作る作業に専念して、合宿でもしたい気分ですが あれこれ仕事に追われる時期でもあるので、そうもイカない。週末は あれこれファミリーイベントもあるし...

前置き(愚痴?)が長くなりましたが、15年度から取り組んでいる 沖縄県小児保健協会の乳児健診モデル事業も報告書を出す時期と なりました。この間、協力してくれた市町村、関係者に感謝します。 まだ形にもなっていませんが、乳健委員会という場で商品説明を することになりました(今夜)。そのレジメ。


乳幼児モデル健診について ~報告書の概要紹介~

1.背景(モデル健診に取り組んだきっかけ)

  1. 20世紀のシステム(乳健等)を最大限に使って21世紀の課題を対処
  2. 育児支援に重点を置いた乳幼児健診の実現(健やか親子おきなわ2010) ※具体的な案はどこにもなかった(保育士との連携?)
  3. 満足度を上げる、ニーズに対応できる健診 ※その材料として出口調査を行う ※検討するための話し合いを持つ
  4. 集団方式のメリットを確認してPR

2.モデル健診の実施内容

  1. 市部(浦添市・豊見城市) ※待ち時間を短く感じさせる工夫として番号表示を行った ※父親参加型乳児健診(各コーナーに父親席を配置しただけ) ※保健師を多く配置して、問診を充実させたり、振り分け保健師を置いた ※栄養士を多く配置して、個別相談やフードモデルの説明を充実 ※保育士との連携(相談というよりは情報提供)
  2. 郡部(大里村・国頭村) ※健診の流れがわかるように壁をなくしたり、表示をわかりやすくした ※保健師を多く配置して、会場全体を眺める役割を果たした ※保育士との連携(個別の相談にも対応した) ※母子歯科保健指導マニュアルを活用し、スタッフ間で役割分担 ※一斉健診型では流れや連携が重要

3.モデル健診の成果と課題(検討中)

  1. スタッフ全体で健診事業の目的を確認することができた ※事後ミーティングを定着したり、市町村間で情報交換するためには ※「計画」の中にきちんと位置づけることができるか
  2. 他の機関と連携するスタイルで健診を実施 ※他の機関や地域の人材にスタッフとして健診に参加してもらうためには
  3. 問診重視型や栄養指導重視型等、市町村との契約パターンが可能になった ※市町村による格差が生じるのではないか ※特に小規模自治体では「業務に追われる」日々

4.健診でなすべきこと(検討中)

  1. 受診者全体のニーズを把握して健診を実施する ※出口調査の実施、集計、分析(毎回でなくても良い) ※検討→実施→評価→見直しというサイクルを ※モデルチェンジ(オプション契約を含む)を行うことでこれらのニーズに対応
  2. 個別のニーズに対応する ※問診でのヒアリングで拾う/専門職としての視点から ※指導内容をある程度標準化させる ※マニュアルを作るにしても、内容は「主訴別」が良い(随時更新も) ※健診で問題が解決(または低減)したかどうか確認する
  3. ①・②を実現するためにどのような健診運営をすればよいか ※その健診モデルを提言する

5.資料編

  1. 出口調査に使った質問票とその結果
  2. モデル健診の内容(写真)など

なかなかそれを見ただけで内容がわかるレジメというのは作るのが 難しいですね。今日の意見や報告書の検討が進んだ時点でまたここで 紹介します。ではそろそろ、名護に向けて出発準備開始(今日は雨かよ~)。

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