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2005.05.11

若年妊娠 A子の物語2

月曜夜の「若年妊婦支援マニュアル作成ラストスパート会議」メモ。
各場面(見開き左ページ)に書く「解説文章」のようなものの案。
これの下に「ポイント」を箇条書きで囲み記事のように配置する。
「ポイント」の下に「事例」「メモ」「データ」などを配置。

場面1「妊娠しちゃった」
沖縄県では、他県に比べて若年妊婦(10代での母親)の割合が高いという状況です。若年妊娠は、それが「予期しない妊娠」であることが多く、社会的にも経済的にも不安定なまま妊娠・出産・育児を迎えるという背景から、多くのリスクを抱えているという認識が必要です。

場面2「今日はA子が母子健康手帳を取りに行く日」
若年妊婦とのファーストコンタクト(初回面接)は大切な場面となります。多くの場合は、母子健康手帳の交付がそれにあたり、限られた時間の中で有用な情報を収集すること必要があります。また、その後の関係性を築くために、ケースのニーズに応じて情報を提供したり、保健師の役割や連絡方法などをきちんと伝えておくことも大切です。

場面3「私って訪問されるのかしら」
若年妊婦だからと言って、すべてがハイリスクというわけではありません。母子健康手帳の交付時期が12週以降と遅かったり、初回面接での聞き取り結果などから、支援の優先順位を決定して、家庭訪問すべきケースを抽出しましょう。これらをフローチャートなどで示すことにより市町村としての統一した支援が可能になります。

場面4「訪問されたら何を聞かれるんだろう」
家庭訪問する場合は、その目的を明確にしましょう。そしてそのことをケースに伝えることも大切です。こちらから情報やメッセージを伝えることはもちろんですが、その前にケースの話に耳を傾けて問題をいっしょに整理していく作業が必要です。また、連絡がとりにくくなることもあり得るので、次回の訪問予定や連絡方法なども確認するようにしましょう。

場面5「定期健診行かんでもいいはず」
ケースの妊娠経過を把握するためには、産院との連携が必須となります。ケースの承諾を得た上で、情報を共有したり、支援についての役割分担を検討する必要があります。産院側の窓口を決めてもらい、連絡をとりやすい体制を作ることが連携の第一歩です。

場面6「子育てってお金がかかる」
若年妊婦は経済的な基盤が弱いことが多く、妊娠出産を通じて経済的な支援を受けるケースが多くなります。保健師はケースが受けることができる経済的な支援に関する情報を提供し、コーディネート役として機能することも期待されています。

場面7「赤ちゃんはかわいいけど、めんどくさいなぁ」
ケースが子どもを育てていく上で必要な能力は養育力と呼ばれています。これには様々な要因が含まれます。支援の目標の1つは、ケースの養育力を高めていくことなので、どの要因に対して支援が必要なのかというアセスメントをつけることが大切です。

場面8「学校に戻れるのかなぁ。復学・・・」
ケースが復学を希望する場合には学校との連携も必要になります。復学の目的を確認して、学校や保護者と受け入れについて話し合いの場を持ち、復学しやすい環境を作っていくことが肝要です。

場面9「私はもう大丈夫」
ケースの支援計画を立てる際には、そのゴールも考える必要があります。その場合は、子ども側の要因だけでなく、ケースの養育力も含めて決定する必要があります。継続的に支援する必要がある場合は、他の母子保健事業に引き継いだり、地域の関係機関を活用するなどの方法も考えられます。

完成まで、あと一息。

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