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2005.05.28

学校敷地内禁煙化マニュアル

毎年この時期には、喫煙防止教育の依頼が増える。

先日も県立高校で1000名くらいの生徒を前に

「たばこスライド2004」で講話をしてきた。

今年からは担い手が増えたので同じ時間帯に

市内の小学校でも喫煙防止教育が実施された。

話が終わって校長室に通され、しばし歓談。

その時に学校敷地内禁煙化の話題もよく出る。

というわけで、校長先生のための学校敷地内禁煙化マニュアル。

(以下を切り取って校長に見せてください)



  1. 校長の決断ステージ
    • 今や学校敷地内禁煙化は時代の流れ。全国各地でどんどん「タバコのない学校」プロジェクトが進んでいます。
    • 「県の方針がないから」とか「うちだけ先にやるわけには...」と言わず積極的に先取り組みましょう。その姿勢は必ず評価されます。
    • 児童生徒がたばこに染まらないためには、周りの影響力のある大人が吸わない(吸ってる姿を見せない)ことが大原則です。

  2. 下調べステージ
    • 学校で働く職員や、学校に入ってくる地域の方々にどれくらいの喫煙者がいるか調べてみましょう。
    • そして地域に禁煙を支援するための治療を行なっている医療機関がどのくらいあるかも調べてみましょう。これは保健所に聞けば教えてくれるはずです。
    • もし校長自身が喫煙者の場合は、早急に禁煙外来を受診してください。「治療に金がかかる」って?あなたがこのままタバコを吸い続けたら5年で50万、10年で100万つぎ込むことになることを知っていますか

  3. 方針決定ステージ
    • 職員会議や学校保健委員会の場で学校敷地内禁煙を決定しましょう。このことを教育委員会にも伝えることを忘れないで。
    • 同時に禁煙する職員や関係者に対して禁煙を支援する体制があることも伝えて下さい。
    • できれば、学校医や学校薬剤師に、職員や生徒の禁煙支援をしてもらいましょう。

  4. PTAへの説明ステージ
    • 学校敷地内禁煙を進めるためには、職員以外の喫煙者の協力が不可欠です。
    • これが一番のネックになると思う先生方もいるようですが、そんなことはありません。
    • 学校側が「子どもたちのために必要」と判断したものに反対を唱える人はいません。
    • 学校にいる間だけ、たばこを我慢してくれという協力のお願いをしましょう。

  5. コーチ陣への依頼ステージ
    • クラブ活動の指導者として、学校に協力してくれる方々へもお願います。
    • 彼らは想像以上に子どもたちへ影響を及ぼしています。
    • たばこの害と子どもたちの健全育成という観点から、敷地内禁煙へ協力をお願いしましょう。
    • 理解ある指導者たちなら、たばこの害を子どもたちに伝える役割も担えるはずです。

  6. 表示ステージ
    • ここまで進んで初めて学校の敷地内禁煙が完成します。
    • 校門や建物入口のわかりやすい位置に学校敷地内が禁煙であることを表示しましょう
    • これがあれば喫煙者も「学校の中では吸わない」と協力してくれます。
    • 表示するポスターやロゴが子どもたちの手作りの作品であれば、更に効果絶大ですね。



これができると運動会やスポーツ大会も煙のない環境で楽しめるようになるね。

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