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2005.06.03

NPOが担える部分(母子保健)

市町村母子保健活動も三位一体改革のあおりを受け曲がり角に来ている。
これまで当たり前のように行ってきたルーチンの仕事も、今後は補助金が
つかなくなり、その必要性や効果を(財政に)説明しなければ予算も厳しい。

すなわち、本当に行政で行うべき仕事はどれかという視点が必要になる。

一方で、関係機関やNPOなどの地域資源をいかに取り込むことができるか
ということも、地域の母子保健サービスの質を確保する上で重要になる。

すなわち、どの部分だったら民間やNPOに任せられるかという視点
上のどの部分を機能と置き換えて考えてみたけれど思考停止。

というわけで、現在母子保健領域で必要とされている「目標」を抜き出してみる
ことにした。出典はPCMで作られた健やか親子おきなわ2010のPDM。
(成果だったりプロジェクト目標だったり水準が一致しない部分もあるが)


思春期関連
  1. 青少年の性の逸脱行動が減る
  2. 不登校の子どもが減る
  3. 青少年の飲酒・薬物・喫煙問題が減る
周産期関連
  1. 周産期保健医療体制が充実する
  2. 地域で妊産婦を支える体制の充実
  3. 妊娠中の禁煙プログラムの作成
  4. 望まない妊娠に対する知識の普及啓発
  5. 母性・父性の自覚が持てるようにする
育児不安・虐待関連
  1. 親が子育ての力を身につく
  2. 子育てをする親を支援する(相談する)
  3. 子どもの健康への不安(成長発達が遅い子等)のサインをキャッチする
  4. 心にゆとりのある親が増える
  5. リスクのある親への対応が十分できる
  6. 育児不安を持つ親への早期対応ができる
  7. 虐待への対応のシステム化ができている
環境整備関連
  1. 子どもの事故を防止対策を図る
  2. 予防接種率向上を図るための対策を強化する
  3. 好ましい生活習慣の獲得を図るための対策を実施する
  4. 遊びの充実を図るための対策を強化する
  5. 障害や慢性疾患を持つ子どもに関する対策の充実

例えば上のリストに関して、全国で(沖縄で)勢力的に活動している団体を取材し
活動内容、継続性、安定性、官との関係についてまとめてみる。

ただし、いくらNPOや民間に任せると言っても官(役所)は「丸投げ」するのではなく
ある程度(口出ししない程度?)の関わりと、活動の質の管理(QC)は必要。
それが公的責任というもの

研究班の船出にあたってのメモでした。

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Comments

どもです。
NPOも様々ですからね。資本金ゼロから数億。またはその活動エリアも。
ミッションを持ってやっているところも、サークル的にやっているところも、ほぼ官製のものも色々ですからね。そのあたりはまた議論しましょう。

最後にふれられている、公の担う役割については、激しく同意します。
やはり、プロジェクト遂行の環境整備や支援、チェックだと思います。ハードルを下げながらクウォリティを挙げる(維持する)。

よく言われる、「協働」ですがNPOそのものがチカラをつけることが大前提ですが、公的機関は見抜く、見分ける、育てる、のような大きな枠で物事を捉えれるといいなぁとおもいます。

この辺は、個人の資質によるところが大きいので組織論とはかみ合わないところなのですが、現状への対処療法だけでなく、10年・20年のけいでで考えてみたいものです。

ま、行動からかな。

雑文失礼しました。

Posted by: やんばる原人 | 2005.06.03 at 09:38 AM

コメント参考になります(ありがとう)。

役人的発想かもしれませんが、保健という枠の中でどのような領域なら任せてもOKかという切り口です。

とにかく精力的な活動家の「想い」に接するところからはじめようと思っています。

この件、とてもお世話になると思いますが、どうぞよろしくお願いします。

Posted by: titokazu | 2005.06.04 at 07:58 AM

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