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2005.07.30

偽・性病Gメン

感染症オレオレ詐欺に注意!
信濃毎日新聞7月24日 保健所の職員を名乗り不審電話 佐久地方で相次ぐ 長野県佐久地方でのニュース

佐久地方で、保健所職員を名乗る男が、不特定の女性に「あなたと関係のあった男性が、 感染症にかかっているので、質問に答えてほしい」などと電話をかけていることが23日、 分かった。

このニュースを見て思い出したのが性病Gメンという制度。

過去の新聞記事によると1966年に復帰前の沖縄で発足。
当時保健所で働いていた吉田朝啓先生らのインタビュー記事によると

例えば中部で性病が流行ると,向こうが検査し、すぐ店の営業もストップ。 性病Gメンがいて保健所に怒鳴り込んできて,診察中でもおかまいなしに 治療しろと割り込んできた。
「向こう」というのはアメリカーのこと。しかしあまり効果をあげるところまでは行かなかったらしい。

コザ保健所50年のあゆみをまとめる際に調べた資料では 性病接触者調査カード(昭和43年ごろのエピソード)について、

コザ保健所では、月1回米軍の調査員が来所し、軍病院で判明した接触者調査カードを届けに来ていた。カードの内容は施設名、接触者の特徴等であった。私たちは該当する施設に行き、該当者をさがし、保健所で治療を受けるよう来所カードを渡した。この性病接触者制度はアメリカで実際に行われていた。
この制度は日本復帰後も受け継がれ、保健所には昭和55年ごろの接触者調査カードが残っていた。

今回の長野佐久地方の感染症オレオレ詐欺はそれを思い起こさせるような行為だが、
今やそれは通用しない時代(個人の人権が尊重される時代)。
感染症の調査でも、きちんと身分を明かして法に則って調査への協力を依頼します。

県佐久保健所は「感染症に限らず、保健所が電話で調査することはない」と、 電話に応じないよう注意を呼び掛けている。
その通り。

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