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2005.07.14

災害弱者を救えるか(シナリオ)

200X年8月、沖縄に大型台風が近づいていた。

台風銀座と呼ばれ、台風対策には慣れっこの沖縄であるが、今回は事情が違っていた。 その前の月の7月中旬から断続的に雨が続き、8月に入っても再び前線の活動が活発になって豪雨の日が続いていた。雨は特に北部地区で強く降った。 沖縄気象台からは「北部地区は過去10年間でもっとも土砂崩れが起こりやすい状態」との情報が発表され、一部地域では住民が自主的に避難する動きもすでに見られた。 そんななかでの大型台風接近となったため、住民もいつにない緊張と不安を抱えて台風に備えた。

 台風接近の緊張が高まるなか、アクシデントが発生した。停電である。原因は解明されていないが、北部地区全般にわたり停電が続いた。復旧の目処は立たず、おそらくは1週間以上停電期間が続くことが予想された。停電と悪天候が地域に混乱をきたしている。

このままのペースで台風が進むと2日後の朝には沖縄県北部は暴風域に入り、暴風域の半径が広いうえ、そのスピードが遅いため、長時間暴風にさらされる恐れがあった。住民は不安な暗い夜を過ごした。雨は以前降り続き、朝が来た。台風接近まであと1日。

場面1:災害が徐々に近づきつつあり、停電で地域は混乱をきたしつつある。このような場面で、各機関はどのような対応をとりますか

 台風は進路を変えずに沖縄本島北部に近づき、風雨は徐々に強まってきた。これまでの雨で地盤がゆるんでいることや、停電のこともあいまって、地域住民を避難させる必要性が出てきた。住民への周知は、防災無線やラジオ放送などで行われた。多くの住民は、その情報を察知し自らの力で避難行動をとった。しかし、地域には、そういう危険情報が届かないものや、たとえ情報が届いていても、避難するときに他人の力を必要とする人が住んでいるのも事実である。彼らは災害弱者と定義されている。  

場面2:地域に住んでいる災害弱者にはどのような人がいますか。また、災害弱者に対する避難は、誰がどのように行うべきだと思いますか

 台風直撃。公的機関では災害救助のための対策本部が立ち上げられることになったが、職員の参集や物資の確保など、実質的な活動が開始されるには、2,3日を要すると見こまれた。予想を越える激しい風雨の中、住民を避難させる作業とそれを確認する(見回る)必要があった。

場面3:実際の確認作業は誰が、どのように行うか決めていますか

住民のネットワークにより、災害弱者たちも無事に避難することができた。 豪雨による土砂災害と道路のダメージのため、当分の間は避難所での集団生活を送ることを余儀なくされた。

場面4:災害弱者もいっしょに避難所で生活する際に必要な支援は何でしょう

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