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2005.07.03

災害弱者を守る地域ネットワーク

○○公民館区長会の皆さん、こんにちは。

今日は、災害弱者を守る地域のネットワークづくりに関して
ご説明に参りました。保健所で健康危機管理という部門を担当
する△△と申します。


昨年から日本や世界各地で地震や津波などが起きて、被災した住民

の姿が報道されています。私たちが住んでいるこの地域も、いつそ

のような自然災害に襲われるかわかりません。


自然災害に限らず、多くの住民の皆さんの健康に悪い影響が出るよ

うな事態に備えて、私たち保健所は普段から活動をしています。

食中毒や感染症、環境汚染などは毎日の仕事がその予防や監視に直接

結びついていますが、自然災害に関しては市の防災担当の方が日頃

備えを行っています。だから今日は市の担当の方にも同席してもら

いました。


では今回お願いに来た本題についてご説明いたします。

今回は災害弱者を守る地域のネットワークづくりのモデル地区として
○○地区の皆さんにご協力を頂きたいと思います。具体的には、
皆さんのように地域のリーダーとして活動されているグループを対
象にして、紙上での演習を行うという計画です。


そのグループは地域のリーダー的な存在の方々、すなわち区長さん

の集まり、婦人会長の集まり、そして老人会長の集まり等を予定し

ています。それぞれのグループに各1回づつ行い、最終的に市の関

係者も交えて全体発表会を行いたいと思います。


ですから皆さんには、その演習への参加と、他の団体の方への呼び

かけをお願いしたいと思います。


具体的に演習で何を話しあうかという説明をします。今回は地域が

急な災害に見舞われて、住民の方々が被害に遭うかもしれないとい

うことを想定します。災害の種類としては、沖縄としては台風が一

般的なんですが、それも急速に発達して予想しないような大型台風

に襲われ、豪雨や強風のために水や電気といったライフラインが途

絶して、さらに住民の避難が必要という事態を想定します。


皆さんに話し合っていただきたいのは、その災害が発生した直後に

いわゆる災害弱者と呼ばれる地域の住民をいかに守るかということ

です。災害弱者とは、災害が発生してそれが近づいていることを認

知できない、あるいは、ひとりの力だけでは避難することができな

い方々、例えば一人暮らしの高齢者、何らかの疾患を抱えて在宅で

医療や介護を受けている人などです。


自力では災害から身を守ることができない人々を、地域のネットワ

ークでいかに守るかをいっしょに考えることがこの演習の目的です。


一般的に災害の時には役所の体制が固まって、公のサービスが始ま

るのは災害がたって72時間後と言われています。もちろんそれが早

ければ早い方がいいのですが、発生直後というのは自分で身を守る

(自助)の時間帯です。そこに互助がいかに働くかがカギです。


その時に誰が連絡をして、誰が確認をするか、どのように避難の手
助けをするのかということなどを話しあっていただきたいと思いま
す。そして災害発生直後の対応を考えると、災害発生前、すなわち
普段から私たちがどのような備えをしなければならないかというと
ころまで考えることになると思います。


このような取組みをしておくことで、いろんな立場の人が災害につ

いての意識を高め、結果的に災害弱者の方々にとって、暮らしやす

い地域になることを期待しています。


どうぞ趣旨をご理解のうえ、ご協力をお願いいたします。質問があ

るかたはどうぞ。


明日朝のシナリオ。うまく行くかなぁ。

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