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2005.08.28

MACはMACでも...(アルコール)

appleでもハンバーグでもなく、アルコール依存関連の話。

MACとは何か?特定非営利活動法人横浜マックのサイトによると

マックは、Maryknoll Alcohol Center の略称です。
マックの生みの親は、メリノール宣教会のジャン・ミニー神父です。 日本でアルコール依存症になった神父は、治療のためにアメリカに帰国し、 アルコール依存症者の自助グループAAでお酒を止めることができました。
そこで神父は、当時アルコール依存症は治らないと考えられていた日本で、 1978年東京三ノ輪にAAプログラムを利用した通所施設『みのわマック』を 開設したのです。
この「みのわマック」を通して多くのアルコール依存症者が回復しました。 その後、あちこちでマックを作る動きが盛んになり、現在では全国に10箇所 《札幌、新潟、山谷(東京)、みのわ(東京)、埼玉、川崎、名古屋、京都、 大阪、広島》にマックがあります。
という一種の中間施設(共同生活場所)らしい。

アルコールをはじめとする各種依存症などから回復するために必要な

  • 安全な『居場所』
  • 回復できる『プログラム』
  • 一緒に歩いていく『仲間』
がいる場所である(これも横浜マックより)

このMACが話題に出たのが、ある結核の会議の席上だった。 結核発病のハイリスク層とされるのは、厚労省によれば

 年齢を問わず、発病しやすい者(ハイリスク層)...(中略)現行では、 健診率は極めて低い水準にある。そこで、これらの特定人口層への 年1回の胸部X線健診の確実な実施を強化すべきである。 また、これらの層は疫学的に定期的に見直すとともに、施策の実施に あたってはいわれのない偏見差別が生じることがないような配慮が必要である。
ハイリスク層の例としては
  • 長期療養施設(高齢・精神障害その他)入院・通所者
  • * 特定まん延地域住民 (例えば、大都市の一部特定地域)
  • * 特定住民層(ホームレス、小規模事業所労働者、日雇い労働者、高まん延国からの入国後3年以内の者など)等
が挙げられている。

これらの人が生活する施設(MACも該当すると思うが)の管理者は、是非 年に一度の定期健康診断を実施すべきである。が、
結核予防法上は、事業者が行うべき施設(社会福祉法第2条第1項、3から6号)

社会福祉施設:生活保護施設、養護老人ホーム、特別養護老人ホーム、軽費老人ホーム、     身体障害者更生施設、身体障害者療護施設、身体障害者福祉ホーム、身体障害者授産施設     知的障害者更生施設、知的障害者授産施設、知的障害者福祉ホーム、知的障害者通勤寮     婦人保護施設
などには該当せず、これも市町村に責任で行うべきとしている。
市町村が区域内における結核の発生状況、定期の健康診断による 結核患者の発見率その他の事情を勘案して、特に定期の健康診断の必要がある と認める者

でも現実的には、施設へ健康診断を行う必要性を保健所が説明して
管理者に理解を求める(費用負担も含めて)ことになるんだろう。
集団発生を防ぐためにも。

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