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2006.01.30

生活習慣病予防週間シンポジウム2006

シンポジウムの御案内
生活習慣病予防シンポジウム2006

日時

平成18年2月2日午後2時~4時半(受付1時半)

場所

名護市民会館中ホール

内容

講演とシンポジウム。名護市健康展を同時開催

基調講演

「メタボリックシンドロームについて」(講師:県立病院医師)

シンポジウム

「生活習慣病予防-私達の取り組み」
  • やんばる弁当甲子園出場グループ
  • 事業所の健康管理者
  • 名護市健康教室参加者
  • 医療従事者


テーマのメタボリックシンドロームに関してパンフを描いてみた
mets2006
飛んでくる球を甘んじて受けてはいけない


負けるな!父ちゃん
生活習慣病をかっとばせ!

最低2個は打ち返さなければ「METs入団」という図よ。やや難解?。
今年も生活習慣病予防週間はプロ野球キャンプインの便りにかき消されてしまうのだろうか(つづく)

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2006.01.29

肥満人(ひまんちゅ)対策

沖縄には肥満と呼ばれる人が全国よりも突出して多いということがわかった。
新聞に載っていたデータでは、男性では約半数が肥満と判定される。
これらの肥満人(ひまんちゅ)に対して、国の勧めに従い、

1に運動、2に食事、しっかり禁煙、最後にクスリ

と働きかける。
特にメタボリックシンドローム(METs)の人はしっかり追い掛け回して行動変容を促し
改善したか評価したことを示す。
ちなみにMETsの割合は男性で約3割、女性で約2割程度とか。
これらの人をみんなハイリスク群とみなして追い掛け回すとしたら
いったい何人の保健師を雇えばいいのか!

ハイリスクアプローチだけでは限界がある。

bmisuii
ちなみに本当のハイリスクはグラフに示す赤い部分、BMI. > 30の集団
追い掛け回すなら、まずこの人たちから。危険でしかも男性では増加中。

健診データを頂いて個人で勝手に分析してみたが、

  • 男性では30代以上でBMIが30を超えれば、60%以上のものがMETs
  • 女性では50代以上でBMIが30を超えれば、50%以上のものがMETs
  • 男性20-60代でBMIが30を超えるのは5.6%(H11)→7.5%(H16)
  • 女性40-60代でBMIが30を超えるのは6.3%(H11)→6.5%(H16)

takuhaiでは残りの大きな集団はどうするか
社会へのアプローチで環境を変えていく戦略が必要。
たとえば中食(なかしょく)産業の主役「お弁当」

今売れている「宅配と弁当屋」を買ってみた。
やはりボリュームたっぷり「ごはんの見えない弁当」だらけ。
ところどころに見られるヘルシー弁当、バランス重視弁当を
もっともっと推奨していくべきだろう。

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2006.01.26

肥満人(ひまんちゅ)

「県民、やはり太っていた」と琉球新報25日朝刊で報じられたとおり
また一つ沖縄が肥満先進県であるデータが示された(記事

社会保険局の健診データで年齢30代以上で肥満(BMI>25)と
判定された人の割合が男女ともワースト1位(男46.9%女26.1%)。

関連記事では

車社会、食の西洋化が主因

交通機関など各分野との幅広い連携を訴える声も

という識者たちの声を載せている。その中でもっとも的確なのが
沖縄では肥満を問題にする人は医療関係者など一部に限られている

ということ。みんなの問題として取り上げられず無視され続けている。
こうなったら開き直って「肥満人(ひまんちゅ)Tシャツ」でも作るか!
というのは冗談ですが、無視できない人を増やす努力を続けましょう。
とりあえず最も影響を受ける人たちは沖縄県健康産業協議会でしょう。
同協議会や加盟企業のサイトには「長寿の邦沖縄」「健康長寿」の文字が並ぶ
130億円産業と言われる健康ブランドにとって「肥満」「不健康」は
打撃になるはず。いっしょに何とかしましょうよと手を引っ張ってみよう。
沖縄ポッカコーポレーションのように、ラベルに
「健康・長寿県を取り戻そう」を広げたい!

と書くだけでもかなりのPRになる。
売り上げに悪そうだから躊躇するかもしれないが、こういう情報は
隠していてもいずれ全国に知れ渡ることになる(神戸新聞社説参照)。


ちなみにヒマンチュTシャツはBMI25前後の人が着ると良い(男性のみ)
  • 身長150センチだと体重56.3キロ
  • 身長155センチだと体重60.1キロ
  • 身長160センチだと体重64.0キロ
  • 身長165センチだと体重68.1キロ
  • 身長170センチだと体重72.3キロ
  • 身長175センチだと体重76.6キロ
  • 身長180センチだと体重81.0キロ
くらいの人が最適。おそらく見た目は中肉中背。
「これでも着やせするんです」とか書いてさ...
話がそれまくっているのでこの辺で。
(でも本当に介入が必要な真の肥満人リアルヒマンチュはBMI>30よという話へつづく)

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2006.01.25

知ってた?「下痢と生理のメカニズム」

「メカニズム知らぬ女性も」という見出しの記事を見つけた。タイトルは

生理による下痢発症

ライオン生活者行動研究所の調べによると
生理の直前から前半にプロスタグランディンの分泌で「頭痛・腰痛」や
「下痢」になる場合があることを知らない人が約6割に達した

らしい。知らなかった...。知らないので調べて記録に残そうと思った。
ちなみに突然の下痢で困った経験をした女性は45%に達するらしい。

さて、そのメカニズムは
  • 排卵前から排卵後にかけて黄体ホルモンが分泌され便秘になりやすい
  • 生理の直前から前半にかけては黄体ホルモンの分泌がとまり便秘は解消
  • プロスタグランディンという生理活性物質が分泌され腸が異常収縮して、下腹部の痛みを伴う下痢がおきやすくなる

詳細記事はこちらを参照してください(ただしPDF)
プロスタグランジンを抑える薬(イブプロフェンなど)を生理の2,3日前から飲むと痛みは楽になりますよと書いているこのQ&Aには
これらの生成に関与しているのがγリノレン酸や魚油(DHA・EPA)です。これらを摂ることで、生理中や生理前の不快な症状が緩和されることがわかっています。
逆に、プロスタグランディンE2の生成に関与しているのがアラキドン酸で、肉・卵・乳製品に含まれています。
つまり、なるべく肉・卵・乳製品を控え魚を摂ること、そしてγリノレン酸(ボラージ草の種子、月見草に含まれる)を摂りましょう。魚油(DHA・EPA)やγリノレン酸はサプリメントでも出ています。

ということも出ています。これも知らなかった...

でもライオンの研究者も
私自身、この仕事をするまでメカニズムを知る機会がなかった。

知っていれば薬の携帯も心の準備もできる。

という言葉で少し安心。


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2006.01.20

老健と栄養士

講演レジュメ(本日しめきり)。本番は1週間後。
1週間前だと当然のことながら発表原稿はできていない。骨だけ。


  1. 老人保健事業はどこへ行く?
    • 経緯・年表
    • 果たしてきた役割
    • 課題(いらっしゃいませ老健食堂へ)
    • 介護予防事業との関係
    • 当面の見通し


  2. 生活習慣病対策の話題
    • 健康フロンティア戦略
    • メタボリックシンドローム&メタボリックドミノ
    • ポピュレーションアプローチ&ハイリスクアプローチ
    • 健康おきなわ2010の中間評価
    • 県民
      は太りつつあるのか?やせつつあるのか?



  3. これからの栄養士の「出番」
    • 総合調整機能が強化される県では…
    • 医療費適正化が命題となる市町村では…
    • 生活習慣病対策として
    • 老年症候群対策として
    • 保健指導を担うことになる民間では…
    • どこにいても変わらぬ視点で


最後はヘルスプロモーションの視点を忘れずにというところに落ち着くか?
県民は太りつつあるのか...についてはデータを収集しているところです(後日詳述)


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2006.01.18

アンチエイジングと健康格差社会

最近よく耳にする「アンチエイジング」
昨日の琉球新報夕刊健康面にはその関連記事が掲載されていた

アンチエイジング

エイジング(加齢、老化)に対する身体的、精神的な改善の取り組み。
外見的な若返りを図ることも指す。
アンチエイジング医学は加齢のメカニズム究明を目的に1990年ごろアメリカで始まった学問。
「健康な人のさらなる健康」を指導するプラスの医療、究極の予防医学とされる。
元気に長寿を享受することを目指す理論的・実践的科学といえる。
日本では2001年に日本抗加齢医学研究会が発足。
03年に学会となり現在全国で約3000人の会員がいる

アンチエイジングドッグ(老化判定ドッグ)

人間ドッグを応用し、筋肉や血管、神経、ホルモン、骨の年齢を算出。
危険因子として免疫機能、酸化ストレス、心身ストレス、生活習慣レベル等測定

(県総合保健協会での料金は男性76000円、女性78000円とのこと)

健康な人のさらなる健康というより「富める人はさらなる健康」という、
いかにもアメリカ的な発想。別にアンチ・アンチエイジングではないですが
健康格差社会という言葉を思い出した。
それとリーダーズダイジェストの記事(つづきは職場から)

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2006.01.15

奇策?!電車を止めて感染予防

「奇策?!」というタイトルをつけられた読売新聞のニュース

奇策!?新型インフルエンザ、電車止めれば感染減

でも奇策ではない。
東京都が策定した新型インフルエンザ行動計画(概要版PDF版)によれば
新型インフルエンザが国内で大規模に発生した場合

(7) 社会活動等の制限

ア 公共交通機関の運行縮小

人の移動や集合に伴う感染の機会を減少させるため、区間と期間を限定して、
公共交通機関の運行縮小を事業者に要請する。
運行縮小が実施されている間、ライフラインや医療機関等の事業者は、
要員の輸送手段を確保することに努めるよう要請する。

という記載がある。
こういう事態になったときのために通信手段の確保も記載。
また、公共交通機関の運行縮小等により、自宅待機者が増加すると同時に、
保健医療に従事する職員の予防活動も制限されることから、保健所等は
電話等の通信手段を利用した相談、指導の徹底を図る。

ファックス、携帯、メール、インターネットなどももちろん有用な手段になるだろう。

ちなみに東京都の計画はインフルエンザ流行ステージを
  • 発生前期
  • 海外発生期
  • 国内発生期
  • 都内発生前期
  • 都内発生後期
  • 大規模流行期
  • 流行終息期

と分けていて、わかりやすい。

多くの都道府県が国のマニュアル(厚生労働省新型インフルエンザ対策行動計画
のフェーズ(3A,3B,4A,4B...)を焼き直ししているのに比べるなか、ユニークな計画。

もちろん国もWHOの計画(global influenza preparedness plan)を踏襲しているが、それは
感染症対策、特にアウトブレイク対策では
国によって、県によって方針が違って足並みが揃わない
ということが命取りになりかねないから

だと思われます。だから「ユニーク」と言っても
揃えるべきポイントは揃っているかのチェック
が必要ね。沖縄県も。

当たり前ですが、この分野に地方分権の考え方はなじまない。

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2006.01.12

禁煙指導に診療報酬

厚生労働省の診療報酬改定方針が中央社会保険医療審議会に提出された。
検討はこれからで、点数が見えてくるのは2月、実施は4月からという日程。
この中で生活習慣病予防の項目として

 ・ニコチン依存症患者への禁煙指導を評価

が載せられている。

これまで医療機関でのニコチン製剤による禁煙指導には保険が効かなかった。
そのため数万円かけて禁煙にトライしなければならず、敷居が高かった。

一生のタバコ代に比べれば安いもの!

などと言って説得したりもしたが、あまりピンとこなかったかもしれない。
しかし、これでいくらかの保険が適応されて自己負担が低減されれば
確実に敷居は低くなる。対象としては
妊婦や小児などへの適応も期待したい

たばこをやめたくてもやめられないニコチン依存症は「病気」である。
「病気」だから他の疾患と同じように治療の対象となる。
その治療にかかるお金を保険でまかなう。という流れ。

ニコチンには「依存性」があることは日本たばこ産業も認めているが、
「依存症」ではないと主張している。

たばこについて「依存症」という言葉が使われることがありますが、私たちは依存と「依存症」とは区別されるべきものと考えます。例えば「アルコール依存症」は「アルコール依存の結果生じた行動異常、精神障害、あるいは臓器障害」と定義されています。このように「依存症」とは、依存の結果としての、精神・身体・行動への影響が著しく医学的・社会的に問題となるような症状を指すものです。

たばこを吸って病気になって医学的にも社会的にも問題になるから「依存症」でいいと
思うんですけど。同じくJTのサイトには
私たちも、喫煙は特定の疾病(妊娠に関連した異常を含む)のリスクを高めると認識しています。(喫煙と健康より)

喫煙の健康影響に関する疫学研究データには真っ向から反論していますけどね。

診療報酬改定のニュースは今後も要フォローですね。


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2006.01.10

カオミニケーション

カオミニケーション
思っていることを相手の顔を見ながら言うこと。少々の勇気を伴う場合もある。 会話の中で如何に話を切り出すかというタイミングもポイント。 練習として「長所指摘ゲーム(食卓編)」がいい(はず)。

場面はある家庭の食卓
食事時間はいつも口うるさく注意されることが多い子どもたち。 食卓は伝承の場ではあるが、
毎日ガミガミではいやな思い出しか残らない。そこで
「今日はできるだけ相手の良いところを褒めてみたら?」
と点数化を提案
はじめはモジモジするも、徐々に口数↑
「何でも良く食べるね。プラス1点」 「今日は姿勢も悪く無いね。プラス1点」 「今日はお茶碗に指入れてないね。プラス1点」 「ゲップしたね。これはマイナス1点」
やはりマイナスは出てくる。
いつも指摘されている部分をお互いにチェックして楽しんでいる。そこで
「では食事以外のことで家族や兄弟を褒めてみよう」
と再び提案。
兄「最近、そろばん頑張っているよね」
弟「エヘヘ」
弟はいつも兄に叱られていることもあってか、なかなか兄を褒めきれない

(作戦タイム)

父「お兄ちゃんが最近がんばっているのは何だと思う?」
弟「野球の練習かなぁ」
父「じゃあそれをほめてあげたら喜ぶんじゃないの?これができたらプラス3点あげよう」
弟「うん、ウヒヒ」(完全に照れている)
父「照れるけど顔見てほめてあげないと得点なしだぞ」
弟「わかった。じゃあ、言ってくる。でも見ちゃだめだよ」
テレビの前に座る兄のもとへ戻る弟。父は別室で待機。
兄「そろそろ孫悟空始まるぞ」
弟「今日は10時半までだよね」
兄「その後スマスマ。夜中にはアストロ球団があるから録画しような」
弟「うん」...
話題はテレビのことばかり。But聞き耳を立てているとしばらくして
弟「お兄ちゃん、最近野球がんばっているよね」
兄「ん?あぁ、ありがとう」
ドタドタドタ。弟が走って戻ってきた。「3点ゲットだぁ」と満面の笑み。
対面のコミュニケーション(カオミニケーション?)では相手の表情や言葉を感じながら
こちらのメッセージを声で伝える。相手もまた自分を見て、いろいろ感じる。
これがコミュニケーションの基盤だと思う。子ども時代に基盤を固めてほしい。
それが土台になってこそ、メールや掲示板、インターネットなどの(便利な)
コミュニケーションツールも威力を発揮するのだろう。
だから(最近お世話になっています)はな*さんが 「インターネットdeコミュニケーション」の中で言っている
「ネット上のコミュニケーションがすべてだとはこれっぽっちも思っていない」
「人間には、マシンにはないものがあるんだもの」
「その感動を伝えることのできる表情と、声と、言葉。
それらを使ったコミュニケーションは、 どんなにあたたかくて、人間らしくて、すばらしいものでしょう!」
には強く同意します。
メールや掲示板などの非対面的文字情報通信が一気に普及するのは、
そういうめんどくさいキャッチボールをすることなしに
自分の精神の安定した状態で文章がかけるからだろう。もちろんそれは便利だが...
メールでは言えても顔見るとしゃべれないという状況もよく経験する。
でも、顔を見ながら話すことができる時間を大切にすべきだと思います。
多少照れるのも人間らしいさぁ。

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2006.01.08

4月からの再開に意欲

「4月に医師派遣」小池担当相診療再開へ意欲


琉球新報平成18年1月8日朝刊1面
>

小池百合子沖縄担当相は7日来県し昨年4月から休止している
県立北部病院の産婦人科について
「4月に医師を派遣したい」

と再開に意欲を見せた。
小池氏は
「新生児の死亡率が北部地区で2.8%、南部で0.7%。北部は南部の4倍も高い」

と指摘。
「北部の産婦人科・小児科の再開、充実が必要」

との認識を示した上で
「防衛医官の派遣をお願いし快諾を得た」

と述べ、4月に北部病院の産婦人科を再開させたい意思を示した。(後略)


「時期が時期だけに」という感じ。

情報の内容を吟味する必要があると思われます。
県とは調整ももちろん必須(待遇や勤務条件等)だが、
何人の医師が必要で、どのような働き方を期待するか
という点については、現場スタッフや関係者で詰める必要がある。

ちょうど45年前、当時医介輔ががんばっていた県内離島僻地に
本土医師が派遣され、現場で混乱が生じたというエピソード(会議録参照
を一瞬思い出してしまった。

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2006.01.07

あわれなパパ君ものがたり2

はじめてのシリーズ企画実現。
前回はお正月のコインランドリーを舞台にしたパパ君たちを書いた。
タイミング良くベネッセの「乳幼児を持つ父親アンケート調査」が新聞に掲載。
(琉球新報1月6日24面)
赤ちゃんにミルクをあげるパパ君の写真つき。



調査結果の概要は以下の通り。
  1. (1)父親と子どもの関わり(平日・休日に一緒にいる時間)
    • 平日に子どもと過ごしたい時間は「2~3時間」が最も多くなっていますが、実際には「1~2時間未満」が最も多くなっており、「希望」と「現実」にギャップがある様子がうかがえます。

  2. 子どもの出産への立会い
    • 0歳~6歳の子どもを持つ父親の約半数は、子どもの出産に立ち会った経験を持っています。「立会いをしたかったけれどできなかった」人は、28.2%でした。

  3. 父親の家事・育児への参加状況
    • 父親がよくする家事・育児は、「ごみを出す」「子どもを叱ったり、ほめたりする」。あまりしていないのは「子どもと一緒に外で遊ぶ」。

  4. 父親の子育て観(子どもに将来どんな人になってもらいたいか)
    • 父親は、母親と同様、人間関係や社会性を重視していることがわかります。

  5. 父親の子育てに関する今後の不安
    • 父親の不安のトップは「将来の教育費」。子どもを育てるための経済的不安が上位にきています。

  6. 育児休業の取得率は2.4%(厚生労働省調査の0.56%を大きく上回る)
    • しかし「取りたかったが取れなかった」のは23.0%で、その理由は「職場に迷惑を掛ける」が31.2%で、「忙しくて取れそうもない」31.0%、「前例が無い」24.5%と続いた。
    • 一方、利用しやすいと思う支援策は「フレックスタイムや短時間就業」54.6%をトップに、「育児休業の義務化」46.3%、「在宅勤務」45.1%、「育児休業の100%有給化」44.3%などの順。
    • しかし「どのような支援策でもとりたいと思わない」も6.5%



「あわれなパパ君たち」もがんばって育児に協力しようとしているのだ!
ベネッセの偉いところは、彼らに支援の手が必要と訴えているところ。
以上を通して、子どもとの関わりをもっと増やしたいという父親の意識は示されているものの、十分な時間がとれず仕事とのバランスに苦労している様子がうかがえます。
 これからの子育てにおいて、母親への子育て支援だけではなく、父親の子育て参加を促進する工夫が改めて必要であり、そのためには社会的なサポートが欠かせません。ベネッセは、事業を通してその一端を担っていきたいと考えています。

母親への子育て支援策は、都会では今や「子育てコンビニ(ローソン)」というレベルまで達した。
これからは「あわれなパパ君倶楽部」でも作って、苦労話ピア活動とかしてもいいかも。
だって、こんな「泣き言」なかなか妻の前では言えないもの。

企画分析に携わった大日向雅美・恵泉女学園大学教授のコメントも

父親の育児参加への実態は、着実に変わってきた(中略)しかし、父親の視線はひたすら子どもに向けられており、妻への言及や家事への参加意識は乏しい。妻とのパートナーシップに努力を払うことが今後の重要課題」
と指摘。
そのためには、「互いを認め合い許し合う」くらいの意識改革が必要です。
そうでないと「あわれなパパ君たち」は、話(愚痴)を聞いてくれる「ママと呼べる人」を探して
夜のスナック街をさまようことになる。

だからスナックのママは「ママ」と呼ばれるのだという説(これは蛇足か)

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2006.01.05

あわれなパパ君ものがたり

年末の大そうじの時期に雨が重なった
家の近くのコインランドリーに洗濯物を抱えていくと、
そこはパパ君たちが集まっていた。なかには子連れパパも。
彼らはもちろん主夫ではなく、家事育児のお手伝いとして
コインランドリーに洗濯物を乾かしにやってきたのである。
特に悲壮感はない。
妻の家事育児を手伝うのは当たり前と思っている世代だから。
「共働き」で「親と非同居」だとなおさら強くそう思っている。
(まあ、親と非同居を彼自身が選択したかどうかは知らないが)

ただし、世の中には彼らを哀れと思うグループが少なくとも2つある
その中心にいるのは彼らを育ててきた女たち。
夫の親と同居し難儀な家事育児もほとんど一人でこなしながら
男の子を立派に成長させてきた女たち。
耐え抜いてきた自分自身の姿と息子に家事育児をさせる嫁の姿を比較する。
彼女たちの「嫁」を見る目は厳しい。自分もそうだったから。
(ただし自分の娘は見る目は愛情に満ちていることが多い)

もう一つは彼らの上司に当たる世代の男たち
男は外で仕事だけすればよい時代、日本の戦後を支えてきたという自負がある
だからいつまでも同じスタイルを貫こうとする
仕事と子育ての両立など考えたこともなくここまで来た
(だから後輩も自分たちについてくるものだと確信している)
もちろん自らの身の回りのことは配偶者にかなり依存している

これらの「外野」に囲まれて暮らすうちパパ君は次第に心が揺れてくる
そして自分が子どもだった頃の「父」の姿を思い出すのだ
(父ちゃんたちはこんなことしてなかった)

つづく

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2006.01.03

サザエさん症候群

子どもの頃の記憶。日曜日夕方から夜にかけてのラインアップ。

  • 6時半のサザエさん
  • 7時からのアニメシリーズ
  • (特に7時半からはマルコとかアーデルハイドとか)
  • 8時からの家族そろって歌合戦
  • 9時からの東芝日曜劇場

番組が進むに連れて高まる不安感
休みが終わる!宿題やってない
などなどの心持ちが
今でも根強く残っているのかもしれない(学校それほど嫌いじゃなかったのに)

サザエさん症候群という呼び名もあり
日曜の夜になると憂鬱が深まり、精神的に不安定になってしまうことを、「サザエさん症候群」などと呼びます。

そうそう。でもどっちかというとPTSDっぽいイメージなんだけどね。
このシンドロームは、一般的に、性格がまじめな一人暮らしのシングル女性に多いといわれています。週末を楽しく過ごしたとしても、日曜の夜には、翌日の仕事に備えてそれぞれの家に帰らなければなりません。

これはちょっとあてはまらないかも。さらに
休日最後の夜を一人で過ごすことの「孤独感」も、憂鬱を深くする要因です。
忙しい人でも、家族やパートナーがいれば、日曜の夜(『サザエさん』の始まる頃)には、それぞれの巣に帰ります。それだけにこの時間、一人暮らしのシングル女性は孤独が胸に迫ってしまうのです。


シングル(単身)で生活する場合、

自分ひとりで自由に使える時間

がたくさんある。これを上手に使うことができるかどうかがカギでしょう。
(結婚などにより)他人といっしょに住んだり、子どもができたりすると
自分ひとりで自由に使える時間は一気に少なくなる。
このギャップを緩やかに調整していくことができれば
自分だけが損してるのでは?

という思いにも陥らないですむでしょう。

明日から出勤...

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2006.01.01

ブログに向く人、向かぬ人

あけましておめでとうございます。
いつも数少ない公衆衛生系ブログooyakeにアクセスして頂き
ありがとうございます。
今年もよろしくお願いします。

この記事が書き始めて480本目になります。
約2年間たちましたので、約720日とすると3日に2本。
もっとも昨年後半からはペースが落ちており
今では2,3日に1本で更新していると思います。

ホームページは更新が命と言われますので、今年こそ毎日更新!
と年頭のあいさつを書きそうなものですが、そうは書きません。

ブログには大きく分けて「日記帖系」と「ネタ帖系」があります。
前者は日々の出来事(おもにプライベートなこと)を書き綴り、
後者は日々のニュースや情報についてコメントをつけ合います。

タイトルに「ブログに向く人、向かぬ人」としたのは特に前者の
日記帖系ブログによく適用する言葉でしょう。すなわち毎年新しい
日記帖や小遣い帖を買っては、最初の数ページしか続かない。
(私も何度も経験した)

その点「ネタ帖系」ならネタをweb上で探し集めて、それに対して
コメントを書くというパターンなので、ある程度続けやすいです
(ただし集めるのにあっちこっちウロウロするので時間がかかる)。

ooyakeブログは、僕のネタ帖です。感染症にしてもたばこにしても
私たちの仕事はある程度周期性を持って動いています(役所仕事)。
その時講演したり答弁したり説明するのに、ネット上の情報検索は
欠かせません。でも調べて終わりだともったいないので、以前は紙
ベースで保管していました。当然机には資料散乱(今もだけど)。
同じテーマで検索をすることもよくありました。

その問題をブログは解決してくれました。

調べ物(検索履歴)をweb上に記録に残すことができ、その思った
ことも書いておけば、後で調べるときに参考になります。つまり、
ここのブログは「自分のため」、それも仕事のために続けていると
いう視点で読んでいただけたら幸いです。

履歴を蓄積しているので、年を重ねるごとにその内容はふくらみ、
新たに更新する頻度は減少してくるという現象もあり得ることだと
自分に言い聞かせております〈更新サボりの言い訳)。

とはいっても、平均すると毎日100名ぐらいの方がここを訪れて
いるサンミンになるので、その「読者」たちのことも意識してます。
なるべく、誰が読んでも役に立つように心がけております。これが
「僕のネタ帖」から「みんなのネタ帖」になるのも願いの一つです。
いつも本当にありがとうございます。

このままでは日記帖系ブログになってしまいそうなので、今日も
参考記事をいくつか載せておきます。

それとooyakeの検索機能アップ作戦第一弾を掲載します(予告ね)

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