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2006.01.05

あわれなパパ君ものがたり

年末の大そうじの時期に雨が重なった
家の近くのコインランドリーに洗濯物を抱えていくと、
そこはパパ君たちが集まっていた。なかには子連れパパも。
彼らはもちろん主夫ではなく、家事育児のお手伝いとして
コインランドリーに洗濯物を乾かしにやってきたのである。
特に悲壮感はない。
妻の家事育児を手伝うのは当たり前と思っている世代だから。
「共働き」で「親と非同居」だとなおさら強くそう思っている。
(まあ、親と非同居を彼自身が選択したかどうかは知らないが)

ただし、世の中には彼らを哀れと思うグループが少なくとも2つある
その中心にいるのは彼らを育ててきた女たち。
夫の親と同居し難儀な家事育児もほとんど一人でこなしながら
男の子を立派に成長させてきた女たち。
耐え抜いてきた自分自身の姿と息子に家事育児をさせる嫁の姿を比較する。
彼女たちの「嫁」を見る目は厳しい。自分もそうだったから。
(ただし自分の娘は見る目は愛情に満ちていることが多い)

もう一つは彼らの上司に当たる世代の男たち
男は外で仕事だけすればよい時代、日本の戦後を支えてきたという自負がある
だからいつまでも同じスタイルを貫こうとする
仕事と子育ての両立など考えたこともなくここまで来た
(だから後輩も自分たちについてくるものだと確信している)
もちろん自らの身の回りのことは配偶者にかなり依存している

これらの「外野」に囲まれて暮らすうちパパ君は次第に心が揺れてくる
そして自分が子どもだった頃の「父」の姿を思い出すのだ
(父ちゃんたちはこんなことしてなかった)

つづく

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