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2006.01.25

知ってた?「下痢と生理のメカニズム」

「メカニズム知らぬ女性も」という見出しの記事を見つけた。タイトルは

生理による下痢発症

ライオン生活者行動研究所の調べによると
生理の直前から前半にプロスタグランディンの分泌で「頭痛・腰痛」や
「下痢」になる場合があることを知らない人が約6割に達した

らしい。知らなかった...。知らないので調べて記録に残そうと思った。
ちなみに突然の下痢で困った経験をした女性は45%に達するらしい。

さて、そのメカニズムは
  • 排卵前から排卵後にかけて黄体ホルモンが分泌され便秘になりやすい
  • 生理の直前から前半にかけては黄体ホルモンの分泌がとまり便秘は解消
  • プロスタグランディンという生理活性物質が分泌され腸が異常収縮して、下腹部の痛みを伴う下痢がおきやすくなる

詳細記事はこちらを参照してください(ただしPDF)
プロスタグランジンを抑える薬(イブプロフェンなど)を生理の2,3日前から飲むと痛みは楽になりますよと書いているこのQ&Aには
これらの生成に関与しているのがγリノレン酸や魚油(DHA・EPA)です。これらを摂ることで、生理中や生理前の不快な症状が緩和されることがわかっています。
逆に、プロスタグランディンE2の生成に関与しているのがアラキドン酸で、肉・卵・乳製品に含まれています。
つまり、なるべく肉・卵・乳製品を控え魚を摂ること、そしてγリノレン酸(ボラージ草の種子、月見草に含まれる)を摂りましょう。魚油(DHA・EPA)やγリノレン酸はサプリメントでも出ています。

ということも出ています。これも知らなかった...

でもライオンの研究者も
私自身、この仕事をするまでメカニズムを知る機会がなかった。

知っていれば薬の携帯も心の準備もできる。

という言葉で少し安心。


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Tracked on 2006.01.30 at 07:39 AM

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