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2006.02.05

野鳥が死んでいたら...

野鳥の死体から鳥インフル(香港)というニュースもある

先週、鳥インフルエンザに関する連絡会議に参加した。
その中の資料より(平成16年3月9日「国民の皆様へ」)

  1. 鶏肉、卵の安全性について
  2. 鳥インフルエンザウイルスの人への感染について
  3. 飼っている鳥、野鳥が死んでいるのを見つけた場合等について
    1. 鳥を飼っている方の留意点について
    2. 飼っている鳥が死んでしまった場合について
    3. 野鳥が死んでいるのを見つけた場合について
      野鳥が死んだ場合には、鳥インフルエンザだけでなく、こうした細菌や寄生虫が人の体に感染することを防止することが重要です。野鳥が死んでいるのを見つけた場合には、細菌や寄生虫に感染しないよう、死亡した鳥を素手で触らずにビニール袋に入れてきちんと封をして廃棄物として処分することも可能です。

      このような場合に直ちに相談していただく必要はないと考えられますが、不安な場合には、市町村、獣医師、家畜保健衛生所又は保健所にご連絡下さい。
       万一、野鳥が密集して死んでいる場合には、毒物などを食べて死亡したことも疑われます。この場合には、事件の可能性もありますので、警察、家畜衛生保健所又は保健所にご連絡下さい。

というわけで、住民からの通報に備えて、市町村、獣医師、家畜保健衛生所、保健所、そして警察が話を詰めておく必要がある。さらに野鳥が自然公園で死亡していた場合などはそこを管理する部署との連携も必要。(まさかこういう問題でも「その野鳥が死んでいるのは県道ですか?国道ですか?」という話はないだろうなぁ)

とにかく、この国民向けアナウンスは約2年前に出されたものであるが当時とは状況も違う。
養鶏場職員など普段から鳥と濃厚に接触するヒトも現在のインフルエンザ予防接種を受ける必要があるとの指摘もあった。

県のインフルエンザ行動計画(pdf)では、鳥→ヒトの感染が見られた場合でも

高病原性鳥インフルエンザは、4類感染症であるため患者の診療については、感染症指定医療機関に限定せず、通常の医療体制で対応する(福祉保健部)

としているが、さすがに民間病院では厳しいだろう。
処分後に発熱したときはどこの病院で見るかも決めなければ。

さらに、机上演習の話題も出たが、実際に大量の鳥を処分した茨城の事例が紹介されたが
鳥の処分に関しては自衛隊の協力も有効だったという。もちろん国も関係する。
処分や資材置き場、健康調査等のため広大な土地の借用も必要になるらしい。

いろんな機関がステージに応じて、それぞれの役割を担う。
しかも対象が鳥なのか、ヒトなのかによって関係機関も異なり
それらの対策がシンクロして行われる必要もある。

本庁の危機管理機能を発揮するには、格好の題材だと思った(発生しないうちにやらないとね)

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