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2006.03.02

やんばる母と子の命を守る 11

第11回目レポート
2月28日に行われたやんばる母と子の命を守る勉強会のメモ。

テーマは(「ハイリスク妊娠そのものを防ぐ」という柱に関連して)

「望まない妊娠を防ぐには」

レポート

まず中学1年生に対して行われた性教育の様子を養護教諭から報告。


現状1:保健所主催の地域エイズ対策連絡協議会でデータを収集
  • 複数のパートナーとのセックスを容認する傾向
  • 男性は風俗店利用で心配など

現状2:生徒への調査から見えてくる現状
  • 性は恥ずかしい、いやらしいものと考える中学生
  • 性交についても容認派がいる(軽く考えている?)

現状3:生徒たちとの会話でも…
  • 好きだったらセックスしてもよい
  • 高校生の彼氏がセックスしても大丈夫と行っている
  • できたら中絶すればよいなど
  • 一方で、図書館の本で学習する生徒もいる

目標:自分のことを大切にする、性、生命を素晴らしいものととらえる
授業では科学的な理解とともに妊娠出産育児は責任を伴うものことを伝える

構成:
  • 保健所医師による講話
  • 受精卵から胎児人形を使って命のつながりを実感させる
  • 育児休暇を取ったお父さんがゲストティーチャー
  • 夫婦で育児をすることの大切さを伝える

生徒たちの反応はよかった

ディスカッション

命を守る、命を大切にするための健康教育が必要
  
誰に、どのように伝えるか

基本的な考え方
  
  • PTAや学校職員を含め、地域全体が共通理解を持つ必要がある
      
  • あらゆる機会を利用して地道に取り組むという姿勢で

誰に伝えるか
  
  1. 学校での教育(集団を対象にした健康教育)
      
    • 多くの生徒の心に響くような教育を、体系的に
        
    • 実感できる話を
        
    • 体験に基づいた話を聞く
        
    • 年齢の近いピア(仲間)的アプローチも有効
        
    • 地域のネットワークを活用して教育する
        
    • 一部の性行動の活発な生徒の影響を受けやすいので、その前に

      

  2. 学校での教育(性やアルコール、たばこなどの問題が重なる一部の生徒への個別支援)
    • お酒を飲んで行動がコントロールできなくなることが多い
        
    • 不登校などのため学校だけでは対象生徒にアプローチできない
        
    • 保健、医療、福祉などでの接点がある可能性が高いので、連携が必要
        
    • 親の愛情を十分受けていない場合などは、心に響くまでに時間がかかる
        
    • 今、急ぎの支援を必要としている子どもたち
      

  3. 学校を卒業してからも必要(親、大人、妊婦などへの教育)
      
    • 命の大切さを妊婦さんたちにも伝えたい(感受性強い時期)
        
    • 避妊やハイリスク妊娠についても正確な情報を伝えなければ
        
    • 集団へのアプローチが難しい世代だが、接点がないわけではない
        
      • 乳幼児健診に来る親
          
      • ジャスコやサンエーのベビーコーナー
          
      • 保育園父母会、PTAなど

どのように伝えるか
  

  • パンフレット?→読まないんじゃないの
      
  • いのちの教育シリーズを20年間実践している方もいる
      
  • 演劇でアピールするのも県民性に合っているのでは
      
  • HIV人権ネットワークも人権教育を演劇で行っている
      
  • 沖縄市母子保健推進会「ひまわり会」の思春期劇も好評
      
  • 演劇に関するNPOも増えている(同好会なども含め)

まとめ

  • ハイリスク妊娠を防ぐための健康教育は、学校現場とも連携して長期的な視点で取り組む必要がある。
  • しかし産院の現場では、短期的に支援が必要な人もたくさん受診しているはずなので、次回は是非そのことについて話し合いたい

その他

  • 県立北部病院に赴任すると言われている防衛医官については情報が少ない
      
  • どのくらいのキャリアの医師が、何人、いつから来るのかなど
      
  • 県の頭越しに話が進んでいる印象
      
  • ただし赴任したら中部病院や地元産院との連携は必須
      
  • もちろん院内の受入れ体制も進めなければならないが...

報告書の執筆

役割分担
  
提出期限は3月14日

次回の勉強会は3月28日(火)となります。

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