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2006.04.28

三線よりたばこ

夕刊に載っていたこの記事。
伝統実技、今年は試行。教員採用試験。
琉球舞踊、三線、空手のいずれかを実技試験としてトライさせ
優先的に採用?するということを発表した県教育委員会。
5月8日からはその課題曲や演技をホームページで公開するらしい。

正式な採点基準に導入するのは2007年度からということだが
受験生にはストレスになりそう。学校でそういう芸を披露するのは
今のところない(宴会とか懇親会以外は)と思うんだけどね。

それだったらよほど「たばこを吸わない」受験生にインセンティブを
与えた方がいいと個人的には思う。あるいは管理職試験(教頭に
なるための試験)にも導入して欲しいですね。

これから学校は全面禁煙になるわけだし、先生が生徒に隠れて
トイレやロッカーやベランダ(これは丸見え)で吸うこともどうかと。
学校にたばこを吸う先生がいるだけでお互いに

(吸う先生も吸わない先生も)ストレス

になる。でしょ。いろいろ気遣うから。

教員の健康状態が荒れ気味なので禁煙はぜひお薦めしたい。
先生が健康でないと子どもにも影響する。たばこを吸う先生を
「鏡」として生徒は成長するから。

まあ、現実的には神奈川県大和市職員採用の例のように
簡単にはいかない(市長の釈明)だろうけど。

予備校でも「3日でできる安波節コース」とかはやるかもしれない。

追記(5月1日)
やはり取り下げになったようだ。
伝統実技見送りの新報ニュース
タイムスのニュース

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2006.04.24

福祉保健所のかたち

Fukuhoke
先日の福祉保健所転入職員オリエンテーションで使った絵が
ようやく見つかったのでアップしておきます。

何してる職場ですか?と聞かれることが多いが、図のように
まるで○○○のような形をしているが、多くの職種からそれぞれの
「健康」を目指して仕事をしています。

一番下は環境。ゼロ次予防とも言われる。生活環境班。
安全な食品や水、空気、そして自然環境、廃棄物問題など
基盤中の基盤となる部分を支えている。
ここで必要な機能は「規制・取締」。民ではまかなえない部分が多い。

次の段は予防。保健もこの分野に含まれる。
生活習慣病対策、感染症対策、そして母子保健活動など
予防的な活動が含まれる。
行動変容を促すための情報提供と生活環境を健康に資するように
しくみを変えていく機能が必要。

次の段(上から2番目のみかんのような形)は医療。
予防ではおいつかず、医療が必要になってきたら、ここ。
治療によりそれ以上悪化しないように、
あるいは機能を維持することが目的。
医療との関わりは各班それぞれで行われているが
全体の質の担保は病院立ち入り検査程度でしかできていない。
個人的にはもっと介入すべき部分だと思っている。

最上段のイチゴの部分は福祉と書いたが
疾病や傷害を抱えた人々にとって生活しやすい地域に
なるように医療との調整や仲間づくりなどを行うという意味。
地域保健班の仕事(難病、長期療養児、精神など)がココ。
地域のネットワーク作りをいかに進めるかがカギだと思う。
(北部地区の地域療育支援ネットワークはまさにこれ)

そして横にいる人の生活に関する支援は
住民福祉や生活保護で行っている。
福祉サービスの提供を行うが、現在ではその主体が
市町村にあること、そしてあくまで申請に基づくという視点。

企画調整スタッフが見あたらないとの指摘を受けたが
全体の方向性(形がこれで良いかとか、地域にもっと
掘り起こされていない問題がないかとか)を調整していく役目。
保健と福祉の連携のタネは地域に落ちていると思います
(これも個人的意見)。

見れば見るほど美しい(まぎらわしい?)形をしている。
でも健康のバロメーターとも言われるので、こういう形なら
良しとしましょう。

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2006.04.23

産科医来たらどうするべき?

「消えたらどうするべき」と議論を進めていたところ、
関係者の調整が実を結び、産科医師が来ることになりました。

新聞記事では歓迎の言葉が綴られているが、それと同じくらい
「呼び水」という表現が用いられている。

呼び水
ポンプの水を導き出すために別の水を注ぎ込んで水をつなぐこと。また、その水。
引き入れるきっかけを作ること(広辞苑)
期限付き(1年、しかもローテーション)派遣という条件の中で 継続的に医師を確保していくことが次の課題です。ここは 産科医が消えて難儀している全国の多くの自治体からも注視 されている。
産科医ひとりで来たらどうするべき?

記事に婦人会長が書いているように
社会全体で取り組まないと解決しないことはみんな認識している。

まずは周産期保健医療に関する話し合いの場(もちろん昼間の会議)を
開き、そこを核として輪を広げていくのが行政的な手法ですね。
それだけでうまく行くかどうか??
でも座視していては「ただの水」に終わってしまう...

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2006.04.21

産科医消えたらどうするべき?

昨日のタイムス、今日の新報に相次いで防衛医官の派遣決定の
ニュースが報じられています。今日正式発表するとのこと。

深刻な産婦人科医師不足の記事(アエラ)4月3日号を紹介して
もらいました(福島の産婦人科医師逮捕の関連記事もある)。


「3月いっぱいで閉鎖することになったので、ほかの病院に行って ください。紹介状を書きます」 昨年3月、妊娠4ヶ月だった沖縄県の前田瑞穂さん(31)は受診して いた市内の県立北部病院産婦人科医からそう切り出され、途方に暮 れた。病院に産婦人科医が3人いたが、退職や異動などでいなくな り、お産を取り扱えなくなってしまったのだ。  前田さんは血圧が高く妊娠中毒症の疑いがあったため、1ヶ月前 に民間の診療所から移ってきたばかりだった。同じような高度な医 療機能を備えた県立中部病院までは高速道路でも1時間半かかる。 不安なので、実家がある鹿児島での出産も考えたが、つわりがひど くて飛行機にも乗れそうもない。  結局、診察がある週2回夫に仕事を休んでもらって、病院まで車 で送迎してもらうしかなかった。翌5月、突然自宅で出血。病院に 運ばれ、帝王切開で男の子が生まれた。妊娠28週の早産だったた め、約1000グラムしかなかった。  前田さんが住む本島北部では毎年1000人の赤ちゃんが生まれ ている。県立北部病院の産婦人科休止以降、病院が遠いため妊婦が 救急車の中で出産したり、自宅で出産後に搬送されたりしたケース もあった。 「次は女の子を、という希望もありますが、このままでは、怖くて 妊娠できません」(前田さん)

1万人の「出産難民」

神奈川県産科婦人科医会が昨年、県内で分娩を取り扱っている病院 と診療所計184ヶ所に分娩中止の有無を調査したところ、10年後 には分娩を取り扱う施設が122ヶ所に減る見込みであることが判 明。その結果昨年約7万件あった分娩件数が、10年後には約6万件 しか扱えなくなり、1万人の妊婦が「出産難民」になるという推計 が出た。

三重県尾鷲市立総合病院は昨秋、年間報酬が他科の3倍以上にあた る5520万円で開業医を招き、話題になった。

記事には他に人口10万人あたりの産科医師数の全国マップがあり
沖縄県は9.8人で全国の中ではやや「多め」の県。人口10万の北部に
2人というのはやはり少ないんだなぁと思いながら見ていた。
まあ、単純に頭数で割る意義は?という気もするが。

やはり「偏在」「格差」がテーマになるだろうが、

それ以上に絶対数不足が深刻だ

原因や国レベルの対処案(あくまでも案だけ)はいろいろ示されるが
では、

「あなたの街から産科医が消えたら」
地域レベルでは
何すれば良いの?という処方箋は少ない。

産科医消えたらどうするべき(地域レベル)

  1. まずはアセスメントステージです。質的な面と量的な面から攻めてみましょう。
    • データを集める(死亡とか出生とかに関する)→変化があるか?
    • 実際の妊娠、出産はどのように行われているのか(体制のチェック)
    • 妊婦ライフの現状を知る(どういう苦労があるのか、声を集める)
    • 妊婦ライフの問題点を知る(これは専門家の視点で)

  2. 続いてマネジメントステージです。関係者で知恵を絞りましょう。
    • 関係者(自分が関係していると思う人で可)で集まる場を設定する
    • 問題点を整理して、それが解決したときの姿を目標とする
    • 対応策を考える(たくさん出す)
    • 重要性(緊急性)と実現可能性などで対策を分類する
    • できるところから取りかかる。できないところは誰がどうすべきか提言する
    • 自らの活動を外に向かってアピールすることも必要
    • 本当は活動計画と評価指標もあった方が良い(これは教科書的)

こういう風に報告書をまとめたら、人に配っても喜ばれるのではないかと
編集担当は思うのであった(溜)。


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2006.04.19

やんばる母と子の命を守る13

第13回目レポート
やんばる母と子の命を守る勉強会
2006年4月18日(火)午後6時半から北部福祉保健所健康増進室で行われました。
参加者6名

今後の会の運営について
・2年目に突入し開催日を第3火曜日夜にしようという話であった
・しかし福祉保健所の他の業務(家族会)との重なりもあり、最終週に戻したい
・産科外来休止後1年が経過し、情報の動きも少なくなってきた(話し合いのネタ)
・定例会の開催を隔月とし、その間に幹事会を持ってはどうか
・人の異動などもあるので、年度ごとにいったん締める形にした方がよい
(結論)
・今後は定例会(奇数月)、幹事会(偶数月)を交互に行うことにする
・開催日は毎月最終の水曜日午後6時半、場所はそのまま福祉保健所を借りる
・次回は5月31日(水)午後6時半より定例会を開催します

柱ごとの状況
・医師確保については、本土の新聞で防衛医官派遣が報じられたが、その後動きなし
・病院からの新たな情報も今のところないようだ
・未受診妊婦対策については、定例の集まりを続けている(できれば昼間に集まりたい)
・報告書は現在編集中(文字だらけだが)。お母さんたちの感想を組み込んで印刷へ。

妊婦さんたちの声を拾い上げるしくみを
・今や情報伝達の手段として、パソコンや携帯電話が主流になっている
・妊婦さんたちへのメールでの情報提供、掲示板でのやりとりなどができないか
・携帯やパソコンからアクセスできるサイトを立ち上げる(「やんばる妊婦の広場」=仮称)
・そこで妊婦生活の現状を拾い上げる
・出てきた意見を集約・整理して、会でも取り上げる
・必要な情報があればメールや掲示板を利用して提供する
・あくまでもクローズド、利用者を妊婦に限定、最初は期間も限定する
・年間出生1000件、そのうち5%が反応しても50名
・特に外から移住してきて情報が少ない人(アンテナ張ってる人)を対象に
・母子手帳交付時や産院で「お墨付きのサイト」として紹介する
・直接の問い合わせには「情報を伝える」というよりは「情報のありかを伝える」姿勢で
・ただし運営は大変なので運営委員+スーパーバイザーで管理
・スーパーバイザーの候補(北部で活動するIT系NPO=HICOなど)に打診する
・将来的に子育て支援センターや子育てサークルにも活用してもらうことを目指す
・当面はそれを立ち上げることを会の目標にしましょう
進捗状況についてはメーリングリストでお知らせします。

終了(午後8時すぎ)
・次回は5月31日午後6時半、北部福祉保健所健康増進室で定例会

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2006.04.18

CDダイジェスト(前半)

報告書にひっつけているCDの紹介
ダイジェスト版の前半部分だけですが。



Hiro
1.糖尿病とは
生活習慣病が若い世代にも広がっています。
写真手前右にうつっているヒロという青年は、27歳で178センチ、178キロ。お笑い芸人としてオレンジジュースのペットボトル一気のみで名が売れました。2リットルのペットボトルをわずか10秒あまりで飲むという芸です。しかし彼はごらんの通りの肥満。血糖値が人の3倍になり、糖尿病と診断されドクターストップがかかってしまいました。
糖尿病は合併症が怖い病気と言われています。糖尿病の代表的な合併症には、腎臓病、神経症状、そして網膜症などがあります。これらは人工透析や失明の主要な原因となっていて、仕事や生活にも大きな影響が出てしまいます。原因となるのはやはり肥満。人工透析の治療をしている病院の先生は「肥満の人が減らない限り透析の患者は減らない」とまで言っています。肥満→糖尿病→人工透析という流れを食いとめることが重要です。

Dmzou
2.沖縄県民の生活習慣とそのツケ
沖縄県は現在長寿県としての地位が危うい状態にあります。都道府県別の平均寿命の順位が男性26位になって大騒ぎになっています。さらに女性は今のところ第1位ですが、過去5年間の寿命の延びを見ると、男性は最下位、女性も46位となっています。このままのペースで行くと、もう「うりひゃーでーじなとーん」という状態なのです。その原因は何かと言うと肥満からくる生活習慣病であるため、県では生活習慣病対策として、たとえば肥満の人の割合を現在の男性47.4%、女性45.7%から2010年には25%にまで減少させると目標を掲げています。昔は元気なタンメー(オジー)がいっぱいいた島だったのに、いまや短命の島になろうとしています。長寿おきなわ超ピンチ。

Urihyar

Ringoyounashi
3.肥満の種類
肥満には2つのタイプがあります。一つはりんご型肥満と呼ばれ、これは内臓に脂肪がたまる危険な肥満です。もう一つは洋なし型肥満で、これはどちらかというと皮下脂肪がついているタイプです。りんご型は男性に、洋なし型は女性に多いとも言われています。
問題になるのはりんご型肥満ですが、これを簡単に判断する方法として、おへそ周りを計測するが提唱されています。男性で85cm、女性で90cm以上あれば、内臓に脂肪がたまる内臓脂肪型肥満ということになり、動脈硬化が進むと言われています。最近ではさらに基準を厳しくして、男女とも身長の半分を超えると内蔵脂肪型肥満の疑いという方もいます。

Metswest
4.メタボリックシンドローム対策
今の生活習慣病対策のターゲットは、メタボリックシンドロームです。この四兄弟は内臓脂肪症候群とか死の四重奏とか呼ばれていて、糖尿病や心筋梗塞などになりやすいということがわかっています。診断基準は、必須項目がウエスト周囲(男性85センチ以上、女性90センチ以上)。それに加えて、「中性脂肪が高い」「善玉コレステロールが低い」「血圧が高い」「血糖値が高い」という3つのうちの2つ以上を満たせば診断されます。
ひとつひとつの数値が軽症でも、ひとりの人間に重なって起こると危険ということです。

Metsdomino
また最近ではメタボリックシンドロームはドミノ倒しのように進むといわれています。つまり長期間の生活習慣の積み重ねが、さまざまな合併症を同時多発的に発生させます。大事なことはどの段階でわかっても、ドミノがこれ以上進まないような取り組みを行うということです。ドミノ倒しと聞いて、試してみたくなりました。積み木に食事、運動、肥満、高血糖、血圧上昇などを書いて並べ、最後に働き盛りのウルトラマンを置きます。ドミノはウルトラマンを倒すのでしょうか?(この結果はCD内の動画をご覧下さい)。このドミノの特徴は音もなく気付かれないまま病気が進むということです。


報告書にて無料配布予定(数は少ないですが)

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まずは啓発

一難去って、あと三難。

報告書作成に追われる日々を送っております。
早起きして2時間考えても、文章が全然進まないと
著しいむなしさに襲われます。きっと今日はそんな日なんでしょう。

生活習慣病対策に関する報告書(CD-R付)の中締め文



まずは啓発


メタボリックシンドロームは生活習慣病対策の中心的な病態と位置づけられている。
特に沖縄県においては肥満に関連する疾病により健康指標が悪化し、
すでに健診受診者の約3割程度がこの症候群に該当するとも言われ、
対策が急がれる状態である。
しかし、その認知度については十分ではないことも報じられている

今回の調査では、肥満や高血圧、高脂血症、高血糖の危険因子が複合することで
動脈硬化の危険性が高まることは4人に3人が認識していたが、
「メタボリックシンドロームの名前を聞いたことがある」のは約半数という結果であった。
しかし、その一方で(対象は異なるものの)生活習慣病シンポジウムに参加して
講演を聴いた多くの人が、この病態について理解を深めているという結果も得られた。

今後なすべきことは、まずは啓発である。メタボリックシンドロームの病態や
重要性(危険性)について広く住民に伝える必要がある。
市町村や職域の健診の場ではもちろんのこと、
すでに医療を受けている人たちへも医療専門職らによって
情報提供されることが望ましい。

そのためには保健医療関係者に対する研修や講演会が必要であることが
今回の医療機関向けの調査からも示唆された。
また、地域で手軽に活用できる健康教育媒体も今後必要になると思われた
(本報告書、および付属CD-Rはその一翼を担うことを目指している)。

啓発を行いながらも、行動変容のための受け皿の整備も進めるべきである。
市町村の保健事業だけにとどまらず、職域での健康づくり、自治会レベルの
取り組み(ウォーキングや体操など)、そして民間事業者の活動なども含め、
地域のさまざまな資源を活用して、メタボリックシンドローム対策に
取り組むべき時期を迎えている。



媒体CD-Rの内容については後日紹介します。

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2006.04.17

鳥インフル、指定感染症に...

ちょうど保健所・家畜保健衛生所間で現場対応マニュアル会議を
開いていたときに飛び込んできたニュース。
H5N1型の鳥インフルエンザを指定感染症に――厚労省
各メディアの記事にあるように

指定感染症になった場合、知事が患者の就業を制限したり、
患者と接触した人に健康診断を勧告することが可能になる。

H5N1型の発生国から入国した人に感染の疑われる症状が
認められた場合に、強制入院や行動制限などの措置を取れるようになる。

このほか、飛行機や船で患者が入国する場合も想定し、
検疫法の検疫感染症にも追加する。

さまざまな対応が必要になる。
また保健所職員が臨船検疫に協力する可能性も。

「また」と書いたのは2003年SARS流行時も指定感染症に指定され
同様の対応を迫られたから。そのときに県は行動計画を作っているので
今回も基本的にはこれに準じて動けばいい。
沖縄県SARS対策行動計画第4版はこちら↓
「taro.pdf」をダウンロード

ただしただし、今回状況が異なるのが2点。ひとつは
患者は国外から来るとは限らない

ということです。

野鳥さんがウイルスを運んできて、国内の鶏と接触し、まずと鶏に大量発生。
その処分にたずさわった人が発症(現実にここまではすでに起きている)。
今後繰り返す可能性も十分あります。そうなると「要観察例」とか「疑い例」が
一気に地域に発生する可能性があるということ。

もう1点はいまのところ、ヒト-ヒト感染は例外的であるということ。
SARSは院内感染や同一マンション内感染などヒト-ヒト間での
感染力の強さが際立っていたが、HPAIはそこまでは行かない。


これらを踏まえて、「疫学調査・健康観察」や「医療」のマニュアルを整理しましょう。

国立感染症研究所も高病原性インフルエンザの項を参照のこと。
(ただしこれも国外患者のみを対象に書かれているけど)

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2006.04.16

沖縄の長寿は戸籍のおかげ?!

長寿研究の第一人者、鈴木信は本日の新聞コラムで怒っている。
タイトルは「グソー(後世)に行って聞いてこい!」
これまで長寿を誇ってきた沖縄が最近成績を下げていることに対して、
国際人口会議の場で、海外の学者がもともとの戸籍制度の不備が
「見せかけの長寿」を作り上げたのではないかという説を発表したという。

鈴木氏はそのことに反論するために老人施設に超高齢者(110歳以上)の
個人情報の提供を求めたら断られたと。 「本人に聞いて下さい!」と。
本人はすでにグソーの人なのに。これぞ、故人情報保護。

そのような二重の怒りを紙面にぶつけておられた。
戸籍の確認はなかなか厳しいと思うが、地域の行事はほとんど生まれ年で
行われるからその手の記録を探すしかないと思う。

何れにしても、今の時代に生きる沖縄県民は健康長寿の達成が
厳しくなっているので、私たちは前を向いて知恵を絞って行きましょう!

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2006.04.13

鶏資料(最終)

最後の資料です。「6.相談窓口.pdf」をダウンロード

右クリック
対象をファイルに保存(インターネットエクスプローラー)
リンクターゲットに名前を付けて保存(ネットスケープ)

して保存して下さい。

明日は遠いですが、気をつけてお越し下さい。糸数

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鶏資料(各論)

資料「3.疫学調査.pdf」をダウンロード

3つめ(全部で6つ)です。

次はこれ「4.医療.pdf」をダウンロード(あんまり中味はないです)

続いて「5.埋却.pdf」をダウンロード

最後のひとつは別便で

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これは資料ではありません。

これは資料ではありません。

休憩 あと四つあります

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鶏資料各論

明日の会議資料です。

カーソルを合わせて、右クリック
「対象をファイルに保存」で保存して下さい。

「2.健康管理.pdf」をダウンロード

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鶏資料

明日の会議資料。飼料ではありません。「1.総論.pdf」をダウンロード

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2006.04.12

夜回りポリス

中高校生「有志」に酒の害の話をしてきた。
たばこは幼稚園生から大学生まで北部ではもう何回も何回も
お話してきたが、酒はなかなか頼まれることが少ない。

昨日講話を頼んできたのは、なんと交番のおまわりさんだった。
以前から目をかけている(目をつけている?)少年グループが
飲酒→補導され、うち数人は急性アルコール中毒のため入院。
ということで酒の害について話をした。

同じように薬物依存を起こす酒とたばこだが、健康に関する
被害は断然酒の方が大きい。

  • たばこを吸ってすぐ死ぬことは少ないが、酒ではすぐ死ぬこともある
  • (急性アル中や交通事故など)
  • たばこを吸うと怒られるが酒は怒られない(親も社会も甘い)
  • 記憶がなくなるのも酒(ブラックアウト)
  • だからそのときいろんな事故に巻き込まれるのは酒
  • 依存症で家庭に大きな影響が出やすいのも酒
  • ビーチパーリや冠婚葬祭でみんなが勧めるのも酒

なかなか酒の健康教育ができないのは
酒が行事や文化や産業として根付いているため

宮古のオトーリ憲法のように
排除するのではなく、上手に付き合うことを求められる
(これもたばことは大きく違うね)
だから君たちは今回は大きな被害はなかったけれども
この先生きていくうちに、何度も酒と向かい合うことになる


アルコールの害を伝えることは大切。
このおまわりさんは、地域のヤマングー少年たちと正面から向かい合い
補導されたり入院したりするたびに真剣に「自分を大切にすること」を
説いている。今回の講演もこのような熱意のもとで実現した。
講演開始ぎりぎりまで通りがかりの生徒を会場に一生懸命
呼びこんでいる姿には感動した。夜回りポリスみたいだ。


アルコールの害を伝えることは大切。
でも講演を聴いた中坊の反応が醒めていたように
この年で酒に走らざるを得ない彼らの境遇や心境を理解して
その改善のために介入しなければ、また繰り返す可能性は高い

夜回りポリスの忙しい夜はまだ続きそうだが
また積極的に協力していきたいと思った。

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2006.04.10

北部に産科医がやってくる!

あまりにもタイミング良すぎて気味が悪いくらい。
産婦人科医師不在でいろいろ知恵を絞ってきたけど
こういう形の決着になると、わたしたちの手の届かない
レベルの話なんだなぁという気分。

医師不足で産婦人科が休診中、名護に防衛医官を派遣へ
2006年 4月 9日 (日) 03:03 yomiuri on line

政府は8日、産婦人科医がいないため2005年4月から休診している 沖縄県名護市の県立北部病院産婦人科に防衛医官1人を派遣する ことを決めた。同市の要請を受けたもので、防衛医科大学校の教官を 中心に人選し、4月中の派遣を目指す。 米海兵隊普天間飛行場(宜野湾市)の移設問題で、国と名護市が 基本合意に達したことを受け、移設への地元住民の理解を得る助け としたい考えだ。

読売の政治ニュースに分類されていました。
他の機関が食いついてこないのは、何か理由があるの?

またみんなで検討してみよう

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2006.04.09

洋上の食中毒

八重山で起こっている食中毒のニュース(琉球朝日放送)。

海上保安本部によりますと石垣近海で警戒活動に当たっていた巡視船「りゅうきゅう」でおとといの夕方からきのう朝にかけ、乗組員およそ40人のうち13人が腹痛や発熱を訴え9人がヘリコプターで病院に搬送されました。3人は診察だけで済みましたが6人は現在も入院中です。巡視船はきょう午前9時に石垣港に入港、現在、八重山保健所が船内の検査を実施しています。

地元の八重山毎日新聞にも記事が。

乗組員約40人のうち20人が下痢や発熱、腹痛、関節痛などの症状を訴え、
6人が入院し、7日現在でも4人が入院している。

他の記事によると、幸い快方に向っているようです。

洋上で起こった食中毒。調査とか指導とかどうするんだろう?
続報を待ちましょう。

11管区海上保安庁巡視艇「りゅうきゅう」

八重山は以前にも洋上で発生したマラリア患者が運び込まれたことがあったはず。
まさに水際保健所(渡り鳥もチェックしないとね)。

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2006.04.06

割り込み車、すぐ曲がる?

全く公衆衛生とは関係ない話。

車を運転していて、わき道から本線に割り込む車を見ます。
で、そんな車に限って、すぐ本線から曲がって行きます。
別のわき道に入っていったり、お店に入っていったりと。

本線の大きな道で時間をかけて行くよりも、
抜け道マップのように、
次々と小さい道を ショートカットしながら、
ちょっとでも早く目標に到達しようとする方法を選ぶ。

渋滞を横目にこれができると快感らしい。
別名「タクシーわじゃ(技)」 あるいは「抜け道人生」

この車のおかげで本線の流れは2度停滞することに。

本線を行く人は、多少時間がかかっても
安全にゆったり運転できる道を選ぶ
(ゆったりしすぎるのも問題だけど)

抜け道を行く人は、飛び出しのスリルと
若干の優越感を味わいながら運転できる。

こういう気分をまた味わいたくて、もしも
何度か事故を繰り返しても、あえて
抜け道ばかり走り抜けているとしたら
「抜け道依存」と呼ぶべきかもしれない。
(薬物依存と同じ構図)

安全が保てるのならば、どちらを選ぶかはその人次第。

でもよく観察してみて下さい。
わき道から本線に進入してきた車の多くは、
間もなく本線を去っていきますから。

この仮説が正しいかどうかを証明する方法については
いつか検討しましょう(不可能?)

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2006.04.04

今日は何の日?(4月4日)

今日は何の日?というサイトによると
4月4日

  • トランスジェンダーの日
  • 沖縄県誕生の日
  • 交通反戦デー
  • ピアノ調律の日
  • あんぱんの日
  • ヨーヨーの日
  • 獅子の日
  • おかまの日

興味深いコメントとして、トランスジェンダーの日のところに
1999(平成11)年2月に性同一性障害者の自助グループ
TSとTGを支える人々の会が制定。
「男と女」だけではとらえきれない性の多様性について、広く社会的な理解を深める日。
「おかまの日」と言われていた日をそのまま「トランスジェンダーの日」としたことにより、
「おかま=トランスジェンダー」という誤った認識がなされる恐れがあることから、
当事者の間で日附を変更もしくは廃止すべきという声が上がっている。

(でもこれじゃ間違えても仕方ないと思う)
この会もNPOか?と思って中に入ると
ミッションは

わが国における性同一性障害者のための支援・自助グループ

運営体制は

有志による任意団体でボランティアによって運営されています。
国内には複数の自助・支援グループがあり、TNJはこれらの中の1つです。
収入は、カンパと、そのときどきの催しへの参加費、資料集などの販売収入
支出の多くは、催しのチラシを郵送する際の郵送費、チラシ代、会場費、講師謝金など
(カンパを随時受け付けています)
TNJは現在、主宰者1名を含む8名のメンバーによって運営されています。
全員がそれぞれ職業を持ち、今のところ、専従者はおりません。
運営メンバーは、土日や夜間を中心に、催しの準備や、資料集の発行などの活動を
無給で行なっています。
活動内容は

  1. 性別違和を抱える人々の現状や、それにまつわる医療、法律、仕事、教育など社会的問題を広く啓発するため、一般公開のシンポジウムや講演会、資料づくり、マスコミ対応などを行っています。
  2. 当事者やその家族、パートナー、支援者(医療、法律関係者など)に参加者を限定した“安全な場”を設けることにつとめ、勉強会や体験交流会などを行っています。
  3. 各地の自助支援グループや性同一性障害に詳しい弁護士の紹介、戸籍の名の変更方法などの情報提供や、相談などにも応じています。

NPO、ボランティア団体の生きる道として

収益性と公益性

があります。
収益性がなければ、安定した活動の継続が難しいのは当然ですが、
日本にある多くの任意団体は運営者が他に仕事を持ちながらボランティア的に
活動しているのが現状だと思います。

収益性を高めるためには、活動そのものから収益を上げる事業収入と
行政機関などからの助成、補助金を獲得する方法、そして寄付・会費です。

NPOの先進地であるアメリカの場合、

事業収入が50%、会費・寄付が20%、助成金が30%

で、助成金が30%以上になると、行政の都合で打ち切られたら心中するとも
言われています(戸田智弘「元気なNPOの育て方」参照)

公益性については、この団体のように対象人口がたとえ少なくとも
当事者のニーズにきめ細かく対応するということは重要です。
(それによる成果を示せればさらに強化されます)
縦割りで既成の枠組みでしか対応できない行政サービスでは
目が届かない分野をPRできれば、行政も支援してくれるはずです。

ただし、今のところ行政内でこういうアンテナが伸びているのは
事業担当課ではなく、NPO担当課なので、役所の中では両者が
話し合えるしくみを作る必要があります(これが大変かも)。

こうやって行政とNPOの協働の芽が出るというところまでは
わかりました。芽が育つ条件と、育ったらどうなるかについては
誰か教えてください。

臥薪嘗胆

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2006.04.01

マインドマップ

頭の中のこと、あるいは目の前にある膨大な情報を整理することに
時間をとられる毎日を送っています。

1日24時間では足りないんです...

と深刻な顔で相談していた学校の先生がいたけど、1日はやっぱり
24時間しかないので、中味をいかに効率よく過ごすかにかかってくる。

考え方の整理のことで、以前(と言ってももう5年前になってしまうが)
ケースメソッドの講師の方からマインドマップをされたことを思い出した。

マインドマップとは(wikipediaより)

マインドマップは、知識を図式化する技法の一つ。
中心にキーワードやイメージを置き、そこから放射線状にツリーを派生させていく。
この方法によって対象を非常に早く理解できるとされ、注目され始めている。
記憶術の大家トニー・ブザンによって提唱されている技法である。
意味ネットワークと呼ばれる意味記憶の構造によく適合しているので理解や記憶がしやすい

マインドマップそのものの学習もせず(でも一応は買うことにしよう)
マインドマネージャーmindmanagerというソフトの体験版を落としてみた。

マインドマネージャーのサイト(株式会社プラスバイプラス)
(ここのフラッシュがわかりやすい)

試してみたがなかなか使い勝手が良い。というより楽しくて、便利だ。

楽しい点

たくさんある情報を水準ごとに整理できる。
基本的には「アウトライン表示」の世界だが、それを図式化することによって、
それぞれの項目の関連が見えてくるし、考えが「湧いてくる」感じがする。

便利な点

マインドマップで描いた内容をワードやPPTに落としたり、PDF化することが可能。
だから、資料づくりが効率的に進むような気がする(たぶん進む)。

PCでマインドマップを描く最大メリットは3つ。
  1. 無制限にアイデアを書き出す事だけに集中して、あとから自由自在にキーワードをつなぎ直し整理ができる。
  2. キレイで見やすく楽しいから、人に見せたり配布することも可能で、自然と繰返し見直す習慣を持ち始める。
  3. キーワードにWordやExcelをリンクしたり、ネットサイトをリンクしたりと、PCならではのアクティブなマインドマップ。
という宣伝も納得できる。

マインドマップ及びそのソフトの世界をのぞいて見たいなら

などに情報満載です。

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