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2006.04.17

鳥インフル、指定感染症に...

ちょうど保健所・家畜保健衛生所間で現場対応マニュアル会議を
開いていたときに飛び込んできたニュース。
H5N1型の鳥インフルエンザを指定感染症に――厚労省
各メディアの記事にあるように

指定感染症になった場合、知事が患者の就業を制限したり、
患者と接触した人に健康診断を勧告することが可能になる。

H5N1型の発生国から入国した人に感染の疑われる症状が
認められた場合に、強制入院や行動制限などの措置を取れるようになる。

このほか、飛行機や船で患者が入国する場合も想定し、
検疫法の検疫感染症にも追加する。

さまざまな対応が必要になる。
また保健所職員が臨船検疫に協力する可能性も。

「また」と書いたのは2003年SARS流行時も指定感染症に指定され
同様の対応を迫られたから。そのときに県は行動計画を作っているので
今回も基本的にはこれに準じて動けばいい。
沖縄県SARS対策行動計画第4版はこちら↓
「taro.pdf」をダウンロード

ただしただし、今回状況が異なるのが2点。ひとつは
患者は国外から来るとは限らない

ということです。

野鳥さんがウイルスを運んできて、国内の鶏と接触し、まずと鶏に大量発生。
その処分にたずさわった人が発症(現実にここまではすでに起きている)。
今後繰り返す可能性も十分あります。そうなると「要観察例」とか「疑い例」が
一気に地域に発生する可能性があるということ。

もう1点はいまのところ、ヒト-ヒト感染は例外的であるということ。
SARSは院内感染や同一マンション内感染などヒト-ヒト間での
感染力の強さが際立っていたが、HPAIはそこまでは行かない。


これらを踏まえて、「疫学調査・健康観察」や「医療」のマニュアルを整理しましょう。

国立感染症研究所も高病原性インフルエンザの項を参照のこと。
(ただしこれも国外患者のみを対象に書かれているけど)

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