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2006.06.29

ナンタルチア!

Hirobazu_1今日の話し合いの
テーマになると思われる「やんばる妊婦の広場(仮称)」の
概要を説明させていただきます。

そもそもこの話は前回(4月)の話題で、
「妊婦さんたちからの情報や意見がなかなかあがってこない」
ということから持ち上がりました。もちろん産院や訪問などで
専門家の視点から見た現状はある程度把握できるのですが、
当人たち(妊婦さんやその家族)がどんな思いで生活しているか、
どういうことに困っているのか等を知る術がない(少ない)です。

そこで今やかなり普及している携帯やパソコンを用いて、会として
ネットワークを立ち上げられないかというお話になりました。
ねらいは、妊婦さんたちの意見や要望の拾い上げがメインです。
そこで上がってきた意見を題材にして勉強会でも検討し、
必要があれば、提言や支援、そして調査等を行うというものです。

またせっかくのネットワークを利用して、妊婦さん向けの
情報提供も行うことも可能となります。

この構想について、専門的な立場からアドバイスを頂きました。

その結果は?
結論から言えば、
・技術的には可能な話であるし、ニーズもあると思う
・掲示板、メーリングリスト、SNS、ブログなど手段もいろいろある
・クローズド(会員専用)のサイトにすることもできる
・できれば質問などはデータベース化して検索できるようにすると良い
・立ち上げ~管理運営に携わることはできる(ただし有償)
というお話だったと記憶しています。

あとはスポンサーの確保と効果的なプレゼン(大丈夫かなぁ)

それにしても現在の状況、北部病院と医師会病院に各1名づつ
産婦人科の医師が分散配置され、それぞれ不十分な活動しか
できないことを住民に知らせなければ。そして
「ナンタルチア」とつぶやきましょう。

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2006.06.26

早寝が先か?早起きが先か?

おはようございます。久々の更新です。
長らく休む原因となっていた件も徐々に落ち着いています。
出勤ももうすぐ。ご心配かけました。

今日午後はどうしても調整できなかった講演があるので
それに関連する情報収集。

「寝ぬ子は太る」という今朝のニュースがあったが、ソースはこちら。
睡眠不足の3歳児、中1までに肥満のリスク大 富山大

89年度に富山県内で生まれ、3歳健診時に調査した約1万人の子どもたちのうち、3歳児の段階ですでに肥満だった幼児を除き、継続調査できた5520人を対象にアンケート。同大大学院の関根道和・助教授(公衆衛生学)らが分析した。

 その結果、睡眠時間が10時間台と11時間以上の3歳児はいずれも中1までに約12%が肥満になったが、9時間台では15%、9時間未満では20%になった。11時間以上の3歳児に比べ、肥満リスクは9時間台で1.24倍、9時間未満で1.59倍に上昇した。

 睡眠時間が短いことで、脂肪を分解する成長ホルモンの量が減ったり、交感神経の活動がおさまりにくくなり血糖値があがったりしている可能性があるという。

まさに「夜型社会+肥満天国」オキナワにあてはまるデータか!

早寝早起きが子どもの脳の発達に良い影響を与えることは
神山先生らによって提唱されています。(PDF「夜の眠りの大切さ」参照
睡眠不足で学力低下というデータもあるそうです。

また早起きネットというところでは体験談も含めた話題満載

で、これらを元に話を組み立てる予定だが、まとめは

早寝早起き朝ごはん

なんと全国協議会までできていた。
問題はいくら旗を振っても今の生活習慣から変革することができるかどうか。
というわけでいろいろ考えていると

早寝が先か?早起きが先か?
という壁にぶつかり、眠くなってしまった。
  • 早起きするためには早く寝ないといけない
  • でも早く寝るためには早起きして朝から活発に動いてないと眠れない(という人もいる)

これって卵が先か鶏が先かという問題と似ている気もするが
こちらの方は
「ニワトリより卵が先」 英学者らが「結論」(CNN)という決着になったらしい
(読んでも意味んポーポーだけど)

話の展開が強引すぎますが、おかげさまでブログも再開できそうです。
休んでいる間に11万件突破(どうもありがとうございます)。

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2006.06.18

Dreams 噛む True

食育重視の流れに乗って、噛むことの効用もPRしていきたい
ここooyakeにも2年前に
新・かめーかめー攻撃で書いたように

もともと沖縄にはオバァたちが得意とする
「かめーかめー攻撃(アレカメー、ウリモカメー、ナーヒンカメー)」というのがありますが、
「新・かめーかめー攻撃」では、早食いの方や慌てて食事をされている方に
「もっと咬めぇ。ゆっくり咬めぇ。ゆっくり食べれぇ」という声をかける運動。
あるいは、みんなで弁当食べているときには、周りの人よりも遅く食べ終わるようにしようという運動です。
よく噛むと着実に食事の摂取量は抑えられるという効用はある。

しかし先日歯科に関する連絡会議で話題になったように
よく噛むことによって

  • 脳の発達に良い影響を与える(子育ての医学情報より)
    噛むという動作による振動は脳に伝わり、脳を刺激するのです。
    この振動は、脳細胞を活性化し、知能の発達を促進するとされます。

  • 唾液や胃液の分泌を促し、食べ物の消化吸収を助ける
  • 唾液には免疫力を高めたり、口腔を殺菌する成分が含まれるため、結果的に噛むことは、 病気の予防や健康に役立つ
  • 食べ物をしっかり味わうことで食欲が増進され、味覚が発達し、心理面や情緒面にも良い影響を与える(以上ミキの食育BOXより)
  • そして運動能力を左右する(ネイチャーインターフェースより斉藤滋日本咀嚼学会理事長の記事)
    かつて読売ジャイアンツにいた王貞治氏(現・福岡ダイエー監督)が現役の選手だった頃、バッターボックスに立つ度に歯を食いしばってスイングをしていたため、歯が磨り減りボロボロになった、という話は有名だ。
     あるいはボクサーが、マウスピース(マウスプロテクターともいう)をするのは、顔面に受けたパンチの衝撃が、歯に伝わるのを防御する、そのことで頭部へのダメージを瞬間的に少なくする、という理由からである。
     このように歯を食いしばる、あるいは噛むという行為が、スポーツ選手の瞬発力に大きく関わっているということから....(以下略)

    この他にも「あごの骨が強くなる」などいろいろな効用が挙げられている。
    (それにしても王監督の奥歯の話はあと100年くらいは語り継がれそうだね)


    子どもたちが将来の夢に向って進むためには、しっかり噛んで、
    脳の発達や運動能力に対する効用を得ることが必要です。
    というわけで、「Dreams 噛む True」という歯が浮いたような
    タイトルになってしまいました


    まったく根拠もないかもしれないけれど、歯へのケアは全身のセルフケア
    (健康管理)につながる重要な要素だと思っています。
    人生で壁に直面したときに歯を食いしばって頑張らんといけないことも多いはず。
    そのときに
    食いしばる歯さえない

    とならないようにしましょう。

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    2006.06.16

    さくら寮で酒害の講演をしました

    さくら寮とは北部広域事務組合によって平成15年に設立されました。
    やんばるの離島村をはじめ、親元を離れて高校生活を送る学生のた
    めの寮ということです。現在58名の若者が住んでいるとのこと。

    私自身離島で4年間生活したこともあり、島で中学校まで過ごして、
    その後高校進学等のために島を離れる子どもたちを見てきました。

    島の学校では少人数で先生も地域の人もアットホームな雰囲気の中、
    勉強や部活を頑張る子どもたち。もちろん地域の伝統行事にも参加
    して「地域みんなで成長を見守る」という環境です。

    しかし高校に入るといろんな地域から多くの同輩たちといっしょに
    なり、教室でも大勢の中に置かれてしまいます。だから中学までの
    教室とは勝手が違ってきます。その中で順応したり、自分をPRし
    たりしながら新しいコミュニティを築くことが求められます。

    そういう状況のなかで、たとえ短い時間であっても
    島の仲間が一緒で、大人によって管理された宿舎が用意されている
    というのはとても恵まれていると思います。

    座間味や小浜ではそういうのはありませんでした。
    那覇や石垣にアパートを借りて兄弟や親と一緒に住む
    「二重生活」を強いられています。ずっと前からそうなので
    それが当たり前とさえ感じているかもしれません。

    昨年伊平屋村の有志と行った「島発ちを考える会」は、島の中から
    の視点でこれから島を離れる子どもたち(中学生)に必要な生活習
    慣や知識やスキルについてまとめ、これを島の大人からの贈り物と
    しようという趣旨で行いました。

    今回は島の外に出た子どもたちが生活していく上で身につけていく
    べき能力を伝えようという「続編」のような感じだなぁと思って、
    この話に乗りました。1回で終わるかもしれないし、また伝えにい
    くことになるかもしれない。

    時間は点呼を終わった午後9時から。45分1本勝負。

    テーマは「酒害について」。
    たばこに比べて酒に関する健康教育はあまり頼まれることも少ない
    状況ですが、むしろ子どもたちにとってダメージが大きいのは酒。
    直接的な健康影響(一気飲み、一気飲ませ、急性アルコール中毒、
    ブラックアウト、肝機能障害、アルコール依存など)や
    胎児性アルコール症候群や酔ったために派生する事件や事故に
    ついても解説。薬物乱用にも警戒が必要なことも伝えた。

    酒に寛容な社会ではあるが、同時に、酒で失敗した人にはシビアな社会
    でもある。酒害に遭遇して「こんなの聞いてなかった」では子ども達が可哀想だ。

    子ども達が酒を飲むに至る背景を考慮しての個別ケアを含めて、
    情報提供、環境整備を行うべきかもしれない。そのためには
    幅広い関係機関の巻き込みが必要になります。
    (課題は山盛ですが避けられないテーマ。なんて)

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    2006.06.14

    落としブタ

    Otosibuta







    我が国の食生活の現状と食育の推進について(農林水産省)

    食に関する誤った知識(消費者の奇異な行動・質問)

    • 「びっくり水」を買いたいが売っていない
    • 「落としぶた」というのはどのような豚肉か?
    • タマネギを使いたいが、どこまで皮をむいても実が出てこない。不良品ではないか
    • 畑からイチゴがにょきっと生えてくる絵を描く子ども
    • ダイエットをしているといって食事がお菓子やケーキという若い女性

    というのがあった。魚料理をしていて落としブタをしなさいと言われて
    冷凍庫から豚肉を持ってきたというのも聞いたことがある。
    というわけで落としブタの画像(かわいいもん好きほーむぺーじさんより拝借、感謝)です。
    ブタの画像をクリックしてみてください。

    来週と再来週に先生方や子どもたちに食生活習慣に関する講義をする。
    いろいろ調べていたら「落としブタ」にあったというわけ。

    肝心の講義の骨組みはもう少し整理してから書きます(続く)


    食育の推進の目標として平成22年度までの5ヶ年計画として

    1. 食育に関心を持っている国民の割合(70→90%)
    2. 朝食を欠食する国民の割合
      • 子ども4%→0%
      • 20代男性30%→15%
      • 30代男性23%→15%

    3. 「食事バランスガイド」等を参考に食生活を送っている国民の割合(60%)
    4. メタボリックシンドロームを認知している国民の割合(80%)
    5. 食育の推進に関わるボランティアの数(20%増)
    6. 教育ファームの取組がなされている市町村の割合(42%→60%)
    7. 食品の安全性に関する基礎的な知識を持っている国民の割合(60%)
    8. 推進計画を作成・実施している自治体の割合(都道府県100%、市町村50%)

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    2006.06.12

    期限切れワクチン接種問題

    週末、地方紙が報道したニュース。


    乳幼児を対象に多良間村が五月三十日に実施した破傷風などの予防接種で、
    有効期限を一カ月経過したワクチンが使われていたことが九日分かった。
    納品した医薬品卸業、琉薬(本社・浦添市)が誤って出荷し、
    村側も気付かなかった。
    琉薬の神谷朝雄専務らが九日夜、村を訪れ保護者らに謝罪した。
    村によると、副作用や体調不良の訴えはないという。

    村によると、生後七カ月から六歳の二十人に使われたが、
    うち二人分が期限を過ぎていた。どの子に接種されたかは不明という。
    琉薬によると、出荷の際に有効期限を伝票に記す作業を怠ったのが原因。
    五日にミスが判明した。


    小さなエラーや見逃しが重なると大きなエラーにつながる。
    人間だから小さなエラーをすることもある。だからシステムでそれを
    カバーするというのが、安全学の考え方。
    安全の基本として(セーフティプロモーションの記事でも書いたが)
    • ニアミスデータを蓄積するしくみを作る
    • その際には個人のエラーをシステムのエラーに転換して対策を講ずる
    • だからしくみを考える人たちがそのデータから改善策を検討する
    • なぜなら最も注意深い人のためのシステムは、そうでない多くの人には無意味
    • フールプルーフ(人間は過ちを犯しやすい存在という認識でシステムを設計する)
    • フェイルセーフ(誰かが過ちを犯したとしてもそれを二重、三重にカバーするしくみ)

    予防接種に関しては、厚労省が出している
    予防接種間違い防止の手引き
    に細かく書かれているので、みんなで目を通すようにしよう。
    この報道に関連する事例集もちゃんとあって
    (5)有効期限切れワクチンや注射器での接種
    1. 間違いの事例
      • 例) 使用したワクチンが、有効期間を過ぎていたことが接種終了後に判明した。
      • 例) 注射筒や針が使用期限を過ぎていたことが終了後確認された。

    2. 事故を防ぐための工夫策
       保管上や使用上の注意点を示します。
      1. ワクチン毎にLot番号順にまとめ、有効期限が記載されている側が見やすいように配置しておく。
      2. ワクチン受け払い簿にワクチン受け入れ時に有効期限を明示し、定期的にチェックする。期限切れワクチンは早急に処分しておく。
      3. ワクチンを受け取る時、使用ワクチンの種類とともに有効期限を確認する。
      4. ワクチン開封の際にも、有効期限を再確認する。
      5. 使用する注射器や針の開封時に、使用期限を確認する。
      6. 定期的に保管温度など管理状態およびワクチンの有効期限などを確認する。

    3. 事後の対応策
      • 有効期限切れのワクチンなどを接種した場合は、速やかに実施主体である自治体に連絡し、その後の対応を協議してください。

    では、「対応を協議」する具体的な内容は、やはり誤って接種された
    (かもしれない)保護者に対する事情の説明と、不安の解消だろう。
    不安については、期限切れワクチンを接種したことによる
    効果と副作用

    とに整理できる(と思う)。
    この手の情報は、予防接種薬剤に関するインタビューシートなどには
    当然記載されていない(参照:DPTワクチンのインタビューシートPDF
    ただ、メーカーのデータとして虐待試験のような研究結果がもらえる
    こともあるので、薬品会社を通じて問い合わせてみるのもよいかも。
    (期限を過ぎたワクチン接種による効果に関して)

    副作用に関する情報はさらに少ないだろうし、
    接種されたこと自体に関するショックもあるかもしれないから、
    それに対しては、丁寧にフォローしていくことが必要でしょう。

    その後のニュース(6月12日新報夕刊
    県、琉薬を行政指導
    薬務衛生課が文書による行政指導を行ったようです。

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    2006.06.10

    たばこを吸ってほしくない時

    今日のビジネス英会話より。
    英語での表現方法も結構あるんだなぁ。


    • I hope you don't smoke.

    • Smoking is not allowed(permitted) here.

    • I don't see any ashtrays around so I guess that means"no smo
      king".

    • Please put out your cigarette.There's a "No Smoking"sign up
      there.

    • I wish you didn't smoke.

    • I wish you wouldn't smoke.

    • Why do you think you can just light up anywhere you please?

    • You can't smoke here.

    • Don't even think about lighiting up in my car.

    • You have to go out of this building to puff.

    • You can go outside for a smoke.

    • Put it out.

    • Would you mind not smoking,please?

    • Would you be so kind as to refrain from smoking?

    • Would you mind waiting until later to smoke?

    • I'm terribly sorry but this is a smoke-free building.

    • You may smoke on the balcony.I'll show you where it is.



    日本でもアメリカでも

    いろんな表現や言いまわしで喫煙者に気を遣っているのね。
    喫煙者の中にも
    自分たちだって周りに気を遣ってばかり
    という人もいる。お互いにやや緊張した関係となります。

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    2006.06.07

    ヘルシー琉歌

    金曜日に老人会の総会で

    いつまでも楽しく暮らせるために「健康長寿をめざして」

    という講演を頼まれている。ずっと前から頼まれているので
    他の会議も断って準備をしています。

    会議の趣旨は健診受診率の向上。
    昨年は「健診ドーイ」と呼びかけたが空振りだった(らしい)
    今年は老人会に皆様の前で健診の意義と呼びかけを行う。

    中でも今年から始まる生活機能評価についての説明もして
    というリクエスト。この講演が掘り起こし(固定客以外の参加のこと)
    になるのであれば、と願って原稿を作っています。

    健康長寿を阻むルートには2つあります

    1. ひとつは脳卒中モデル
    2. もうひとつは老年症候群モデル

    ということで脳卒中10か条というのを書いていたところ
    みんな575パターン(和歌のパターンね)であることに気づく
    例えば
    1. 手始めに 高血圧から 治しましょう
    2. 糖尿病 放っておいたら 悔い残る
    3. 不整脈 見つかり次第 すぐ受診
    4. 予防には タバコを止める 意志を持て
    5. アルコール 控えめは薬 過ぎれば毒
    6. 高すぎる コレステロールも 見逃すな

    沖縄三線で弾く曲にもたしかに575調の歌もある
    秋の踊りとか十九の春とか


    でもやっぱり沖縄の琉歌は8886でしょう。通称「さんぱちろく」
    というわけで、
    • 健診を受けて 自分のからだ知り 早めに手入れして 健康長寿
    • 年とっているが 健診を受けて 予防して歩く 元気老人

    という歌を考えた。これが記念すべきヘルシー琉歌第1号。
    完成度が極めて低いのは最初だからしょうがない。
    結核でもたばこでも肥満でも酒でも何でも、講演のたびにこういう琉歌を作り重ね
    いつか三線弾きながら曲に合わせて健康教育することを目標としよう。

    曲は譜久原恒勇メロディがいいだろう。


    肝心の講演の中味はまた今度まとめてアップします。


    ブログ書き綴り ネタの整理して 読み手思いつつ ビール注ぐ 

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    2006.06.05

    献血とエイズ検査

    エイズ検査が必要な人でも書いたが、
    現在エイズ検査強化週間実施中です。
    公共広告機構(AC)の「彼氏、彼氏のモトカノ、彼氏のモトカノのモトカレ...」
    とつづく「エイズ予防 見えない連鎖編」が第43回ギャラクシー賞CM大賞に。

    週刊保健衛生ニュース。5月22日第1357号。
    献血血液HIV陽性率の動向「陽性率は増加傾向」という記事より

    • 18年1月から3月の献血血液におけるHIV陽性率が10万件当り
      2.036と例年より高い傾向にあることが厚労省の資料でわかった。
    • 献血件数は減少傾向にある一方、陽性率は年々増加している。
    • 検査目的の献血をなくすため現在は、献血後の血液が陽性であっても本人通知はしていない。
    • 感染後3ヶ月以内h阿検査でも発見できないため、年に1人出るかでないかの割合で血液製剤による感染は起こる恐れがあるとしている。
    • 都道府県別の陽性献血件数を見ると、エイズの発生動向と同様、東京、大阪など都市部で多い。エイズは男性同性間性的接触による感染が6割を占めており、こうした特定層の集まりやすい都市部で感染者が多い傾向がある。

    献血で教えてくれるだろうということで、感染リスクの高い人が献血する。
    →しかし陽性と出ても結果は本人には通知されない。
    →感染している献血血液が検査をすり抜け治療に使われる可能性はゼロではない。
    →検査目的の人は保健所で無料匿名検査を受けるように働きかけ
    できるだけ感染リスクの少ない人を献血に集めるようにする

    これが安全な血液供給を確保するための方策なのだろう。
    でも献血血液を100%安全にすることって可能なんだろうか?
    何より、感染したまま気づかないで性的接触を続行する本人
    およびそのパートナーたちはどうなるんだろう。

    頭を抱えてしまった。整理が必要

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    マックもモスも

    昨日近くのモスバーガーで宅配を頼んだらミニパンフレットが
    折り込まれていた。その中にあったのが、モスで食育
    座学編+実習編でハンバーガー製造体験らしい
    ここはもともと野菜が多く入っているので、食育もなじみやすい。
    ただしマヨネーズやソースはベッチョリなので、カウンターでは
    勇気を出してこう言おう

    マヨネーズ半分にしてください!


    そういえばマックも食育関連サイトを広げたというニュースを思い出した
    食育の時間
    のぞいてびっくり。恐るべきflashの世界。よくできています。
    ただし、あなたたちはこのハッピーセット
    の中味(食事)のことをもっと検討してください。
    子どもたちは毎月のように代わる景品のおおちゃを目当てに通ってるんだから。
    今は申し訳程度に野菜ジュースを置いていますが、もっと野菜を混ぜてください。


    こういう流れを受けてぜひ取り組んで欲しいのはやはりここ。
    肥満天国沖縄を拠点に店舗を繰り広げるA&W
    なたとたし」の頭文字をとってA&Wと名づけられたという説も根強いが、
    もともとはアメリカからやってきたA&W(通称エンダー)
    いつまでも古典的アメリカメニューでいくのもよいけれど、子どもの食をいっしょに考える拠点になって欲しい。
    沖縄で最も愛されているファーストフードなんだから。


    拠点といえば、沖縄タイムスの社説にこんなのがあった。
    県内の中学生は、コンビニで週一回以上、おにぎりや弁当などを食べ、長野、青森の中学生より利用頻度は高いとの興味深い調査結果が出た。
    (中略)
    コンビニには、手軽さや二十四時間オープンなど利便性が多い。
    そのことを食育に生かしてもいいのではないか。
    調査チームの坂井博通埼玉県立大教授は「利用をやめるより、
    むしろ肥満防止などの基地とすることはできないか」と提起している。

    街中でこういう拠点が広がれば、生活していて自然に学習できる、
    健康的な食事が手に入るという環境整備が進むと思う(先は長いが)
    そうしないと、すべて「あなたの生活習慣が悪いから」という個人への非難で
    片付けられてしまう。そういう地域は生活もしにくいはず。


    コンビニ、食育と言えば、北部福祉保健所のバーチャルコンビニもご利用下さい。

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    2006.06.03

    なぜなぜなぞなぞの問題

    Q.ブロッコリーは1パック何個入り?


    答えは明日書きます。






    答えは6個です


    なぜって?

    6個入りーだからですって。

    失礼しました。明日までに消しときます。

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    2006.06.02

    ヘイ!二才達

    ヘイ!ニ才達と書いて「ヘイ!ニセタ」と読む。
    歌っていたのはホップトーンズ。沖縄男性4人組コーラス。

    そのメンバーの1人である池原宏さんが亡くなった。享年68才。
    以下は新報の金口木舌からの引用。

     アルコール依存症は「否認の病気」と呼ばれる。「酒なんていつでもやめられる」。大概は、そう思い込んでいるという。だが、この病気は飲んでなくても自分をコントロールできなくなるのが怖いところだ
    ▼県断酒連合会の初代会長で12年間務めた池原宏さんが亡くなった。享年68。コーラスグループ「ホップトーンズ」のメンバーでもある池原さんは長い間、アルコール依存症に苦しんだ
    ▼歌や仕事で忙しくなるにつれ酒量が増え、1週間飲み続けることも。ステージで失敗、仕事も休みがち。やがて異変に気付いた周りが断酒会を勧めた。そこで同じ悩みを持つ人と語り、救われた
    ▼5年前、その体験を取材する機会があった。小さいころ家が貧乏で「なんでこんなに貧しいのか」と泣き、貧乏をさせた父を恨んだという
    ▼それが負い目となり、「こんな華やかな舞台に立てる身分じゃない、仕事でも大きなことはやれないと思い込んでいた。それが、酒を断つと、不思議に父親への恨みも消えた」。否認を超えて、すべてを直視することで立ち直った
    ▼「ホップトーンズ」としても有名だった池原さんが、その体験を赤裸々に語ることで、どれほど多くの人が救われたか。ステージだけでなく、社会的にも大きな仕事を成した。冥福を祈りたい。

    前に務めていた保健所で池原さんにお世話になったことがある。
    断酒会についての活動をレポートしてもらったり、高校生への
    アルコール対策講座を共同で開催したりした。

    平成13年12月、当時のコザ保健所が統合によりなくなってしまうとの
    ことから、健康を考えるイベントを実施した。そのときのスピーカーの
    ひとりとして池原さんに語ってもらった。ここに本人を偲んで発表原稿を
    そのまま掲載させて頂きます。
    (原本の報告書は県内各保健所に配布しています)



    シリーズ「わたしと健康」~断酒会の立場から~
                             沖縄断酒友の会 池原宏

     皆様、こんにちは。沖縄断酒友の会に所属しております、イケハラです。まあ、断酒会といっても、皆さんの耳にはあまり浸透しない会ですけれども、断酒会の中で、たくさんの人が酒を断って立ち直って生活しています。
     「沖縄断酒友の会」が結成されたのは、今から27年前の昭和50年11月6日です。当初は、医療行政指導で自立が出来ず、昭和61年頃やっと断酒会らしい断酒会に変わってきました。私も酒は健康のため、ストレス解消のためと思って飲んでいたのが、いつの間にか、隠れ酒をするようになり、家内の目を盗んで、あるいは友達、職場の連中の目を盗んで飲むようになりました。本当に“生きている”という喜びが全くなくて、どうしようもなく彷徨っているところに、ある方から断酒会を紹介されて入会したのもその頃です。ですから、断酒会がなければ、今の生活もないし、断酒会に救われた命だと思っておりますので、ずっと出来る限り断酒会と共に歩むしかないと現在思っております。
     酒というのは、どこにでもたくさんありますから、『やめる、禁酒する』と言うのは容易いんですけれども、なかなか実行となると難しいんです。やめていてもいろんなちょっとしたきっかけで、簡単に手が出て、一杯飲めば制御装置のない車と一緒でもう止まらないのです。何日でも飲み続けます。それがアル中の正体です。とても難しい病気です。意志ヨーバーとも言われますけれども、(あんたは意志が弱いから飲むんだと言われますけども)意志じゃないってことです。この断酒会に入ってもう15年になりますが本当に「意志ではない」と思います。飲む時は、命を張って飲みます。今死ぬと言われても一杯の酒には手を出すと思います。厄介な病気ではありますが、これもだいたい治療すれば治ります。治ると思います。完治はないんですけども酒を止めて皆さんと一緒に生活は出来ると思いますよ。
     断酒会に入って、酒を飲むという病気にかかっていることに気付きました。やっぱりアル中の治療というのは断酒会以外には無いと思います。病院の先生から色んなご指導を頂きますが結局は断酒会につながって、その会の中で『自分の思ってることを発表する』→『みんなに聞いて頂く』→『人の体験談を聞く』という作業が大事じゃないだろうかということに気付きました。他人の体験談を聞くということで人間研究ができるし、酒もやめられるわけです。今日も仲間が来ていまして、メンバーが何かあるとこうやって集まって話を聞くという作業をやっております。このような活動を通して仲間意識が出てくるわけですから、どうしても会に入会する以前のように自分勝手に飲めなくなります。会に入ると、どうしても自分たちの仲間のことを思うようになります。それがなければ、また断酒もできないですね。
     又、断酒会に入って、人の言うことが素直に聞けるようになりました。メンバーの体験談などを聞いておりますと、自分が何をしていたかというのに気付かされました。人の言うことに楯をついて、家や職場では自分よがりで、ほんとに自己中心的です。アル中は、与えることを知らないですね、求めだけです。ですから職場に戻って気付いたのは、みんなから敬遠されていたんだなということでした。NOという言葉は、極力少なくしました。何でも人の言うことに対して”イイー、ウレーチガトーン、”とかいう反発をやめました。腹立たしいこともいっぱいありましたが、他人を変えるのは難しくても、自分を変えることは出来るだろうと一生懸命頑張っております。
     平成5年には「断酒連合会」が出来まして色んな活動をしております。僕が断酒会に入った時より断酒会が二重に増えております。そして平成14年2月に新しく「北谷断酒会」も作る予定です。とにかく受け皿を作って、人が来るのを待つしかないですよね。否認の病とも言われておりますので、特に家族に対しては、否認をし続けます。「ヤー、近頃酒ウカサンドー」って言ったらまあ、ますます狂って飲むのが普通ですけれども、そういう事も仲間の中である程度自分をさらけ出すと、だんだんだんだん「アイ、ウカサッサー」って気付いていくわけです。入会してすぐに一人歩きはできませんけれども、その中でみんなと一緒に色んな事をやりながらいけば、必ずや普通の生活ができると思います。失ったものは取り戻せませんけれども、これから築いていくことは、生活の基盤になります。色んな事にこだわっていた自分が、今現在、そういうのも人の生きる道だからということで許せることができております。人を許すということも本当に大事なことだと思います。ほんとに自分勝手に考えていけば、絶対酒なんか止められません。クサミチャーに酒なんか飲んでしまえば、もうそれで終わりですからワッターは・・・・。我々断酒会の仲間では、どんなに腹を立てても飲んだら負けだと言っておるんです。飲んじゃえばもう、自分では止められません。病院に入院するかどうかなんです。ですから、私にとって、健康というものは、明るく生きられるということだと思っております。朝起きて、「ああ、今日は太陽が出て楽しいなあ」という生活をしていければと思っております。飲んでる頃は、朝起きるのが―朝の天気を見るのがとっても辛かったです。これが無くなっただけでも今、とても幸せに感じております。僕はずーっと長い間不健康な生活をしてきておりますので、普通に人並みに生きられる、生活できるこの健康というのは、ほんとに大事にしていますし、これが出来たというのも断酒会のお陰だと思っております。
     コザ保健所がなくなると言うことでとても名残惜しいんですけど、我々の時代では「コザ」という言葉が、とても大好きな一人でして、また一つ、「コザ」がなくなっていくなぁと寂しく思っておりますけれども、また新しいところに行ってもお世話になりながら我々は頑張っていきたいと思っております。
     ほんとに、つたない話ではありましたけども、終わります。ありがとうございました。



    合掌

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