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2006.08.04

1人でたらすぐ対応(はしか)

Cpn006
担当者会議も近いので、いろいろ情報収集していたら
国立感染症研究所感染症情報センター予防接種コーナー

1人でたらすぐ対応(2012年麻疹eliminationに向けて)
というキャッチフレーズが出ていた。
これは沖縄におけるはしか全数把握事業がベースになっていると思われる。
2005年度県内麻疹発生ゼロを達成(沖縄タイムス4月28日)というニュースは、
ほんとにゼロなんです(今年はどうかな?)。
1人でたらすぐ対応するためには、その患者を発見する体制づくりが必要なんです。
だから麻疹発生DBを充実させましょう。

さて、茨城・千葉方面での麻疹の流行については、
関連する調査(小学校1年生を対象)にて
診断された14名すべてが予防接種既接種者で

・麻しん症例14名中12名が千葉県血清研究所(以下、「千葉血清」という。)
製の麻しんワクチン接種を受けていました。
接種医療機関に偏りはありませんでした。
・麻しん確定症例と症状なしの群を用いた検討において
千葉血清製のワクチンを接種した者とそれ以外の3社製造の
ワクチンの接種を受けた者との間で、発症数に差が認められました。
であることが報告されています(6月8日第6報
が、しかし結論としては
今回の調査では、麻しんと診断された児童(疑い例を含む)の多くは、
千葉県血清研究所(以下、「千葉血清」という。)製の
麻しんワクチンの接種を受けておりましたが、
当該ワクチンの接種を受けた者の一部には、免疫のつき方が弱かったか、
接種からこれまでに至って、一度ついた免疫が次第に弱まってきた
可能性が考えられるものの、接種された千葉血清製のワクチン
について効果が全くなかったというものではないものと考えられます。
という微妙な表現にとどめています。

こうなると、速報として伝えられている麻疹ワクチン既接種者に発症した麻疹脳炎の一例(千葉県こども病院)のレポートを見ても、接種ワクチンはどのメーカーだったんだろうと知りたくなります(ロットNo.まで)。

大事なことは、今回の制度改正によってこれら効きの弱いワクチンを
接種された子どもたちに、もう一度(就学前に該当するなら)法的に
接種する機会が担保できるということです。そのためには市民への
「適切な表現」による情報提供がカギとなると思いますが。

関係あんまりありませんが、過去ログを見ていたら
ちょうど1年前にも「麻疹 風疹 千葉ロッテ」という記事を書いていました。
ゆうべも衛星放送で千葉ロッテ対西武を見ました。
ベンチ上の広告にはやはり「ワクチン打って麻疹を完封!」と
書かれてありました。千葉と麻疹、いろいろ関係してますね
(試合は残念ながら負けてしまいましたorz...)

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