« 小児結核の特徴 | Main | ハイパーメタボ君 »

2007.01.20

サナダバッグ(目黒寄生虫館グッズ)

Sanadabag
ちょっと大きめのランチボックス
その横に表面少し盛り上がる「紐」が横たわる。その名も
Diphyllobothrium nihonkaiense(日本海裂頭条虫)通称サナダムシ。
だからこの鞄もサナダバックと名づけた。まだ弁当は入れられない...


前々から興味を持っていた目黒寄生虫館についに
行ってきました。
99年頃から隠れたデートスポットとして有名?だったけど、
その理由としては

  • 入場無料
  • 駅(目黒)から15分ほどお散歩間隔の距離
  • 静かでこじんまりとした展示スペース
  • 机に並んで座って調べもの可
  • そして虫たちの生き様について語り合う
などが考えられます。

やっぱりきもい?

公式ハンドブックの館長あいさつには、その形の「きもさ」の
理由が書いています。
寄生虫としての生活が長くなると、不要になった器官は消失し、
子孫を残すための生殖器官だけが発達して、サナダムシのような
異様に姿になったものがあります。

つまり、栄養は家主ではなく宿主(人や動物)から分け与えられ
自らは子づくりに励むために日々改良を重ねている。

学生時代の寄生虫の教授はこれを

酒とバラ色の日々
と教えてくれた(たしか)

寄生虫は必ずしも「害虫」ではないという説も。
寄生虫というのは生涯(あるいは一時期)、他種動物(宿主)の
体表や体内にとりついて宿主から食門とせしめる。宿主がいなければ
寄生虫は生きていけないので、(マラリア原虫などの一部を除いて)
ふつう寄生虫は宿主を殺すような生き方はしない。

とは言ってもアニサキス(「刺身を食べてアガガガガ...」参照)のように
人にとって、つらい症状をもたらすことも多いので予防は必要。
一般に寄生虫は口から感染することが多く、
虫卵が指先や生野菜に付着したり、
幼虫が生焼けの肉に潜んでいていたりするので

  • 食事の前には手を洗う
  • 肉は充分に加熱する
  • 生魚のオドリ食いやゲテモノ食いは避ける
  • ペットの寄生虫には気をつける
  • 海外(特に途上国)に行くときには、どんな病気があるのかきちんと調べ、その予防法などの正しい知識を持つ

と書かれてあります。海外だけではなく日本にいても案外
寄生虫のリスクは高いという認識を(三重大学の症例より→PDF
  • 野菜は自家栽培(市販の肥料使用)のものを食べる(回虫).
  • 約1年前の冬,イノシシ肉を近所からもらって食べた(有鉤条虫).
  • 生サーモンが大好物でよく食べる(裂頭条虫).
  • 焼肉屋では牛レバ刺し,馬刺しをしばしば食べる(無鉤条虫).
  • 猫,犬,ハムスターを飼育している(トキソプラズマ,犬猫回虫).

|

« 小児結核の特徴 | Main | ハイパーメタボ君 »

TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/10513/13585307

Listed below are links to weblogs that reference サナダバッグ(目黒寄生虫館グッズ):

« 小児結核の特徴 | Main | ハイパーメタボ君 »