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2007.01.23

ハイパーメタボ君

特定健診の階層化ステップが複雑であることはすでにT-cubeで言及。
先行自治体からの報告では

  • 階層化のステップが複雑
  • 支援対象者(積極的+動機づけ)が多すぎ
という問題点を指摘されていたので、それに基づき見直しが検討されている。

1月10日の標準的な健診・保健指導の在り方に関する検討会の資料では
「標準的な健診・保健指導プログラム(暫定版)」見直しの論点が示されている。
  • 腹囲もBMIも基準以下のものは特定保健指導の対象から外してはどうか
  • 糖尿病等の薬を服薬中のものは特定保健指導を実施する必要があるのか
  • すでに脳卒中等を発症したものは特定保健指導を実施する必要がないのでは
  • 65歳以上のものは生活習慣病に関する特定保健指導の対象から外してはどうか

等という趣旨の記述がされており、対象を絞るための努力の跡が見られる。

その会議でどのような議論がなされ、確定版がどうなるのかは
情報を待たなければならない。が、上の提案が通るとすると
現場はさらに複雑なステップへの対応と調整(医師会や介護予防サイド)
に追われることになるだろう。「良い方向」に進むって難しいね。


でさ、どうせ対象を絞るなら、よりリスクの高い集団を優先的に抽出し
効果的なハイリスクアプローチを展開するというのはどうでしょう?

たとえばメタボリックシンドロームの診断基準を基本形として
  • BMIが30を超えた人は「ハイパーメタボ」君
  • 現在も喫煙している人には「スーパーメタボ」君
  • アルコール多量飲酒者には「スナックメタボ」君
などの「進化系」メタボを設定する(ポケモンの見すぎ?)

中途半端なハイリスクアプローチよりは、この方がやる方もやられる方もわかりやすいかも。
一時の個別健康教育のイメージ。これだと限界を実感しやすい。

じゃあ、予備群やもっとリスクの低い人はどうするかって?
健康政策がいろんな部局から生まれると環境づくりが進むと信じて
ポピュレーションアプローチを本気で展開することを検討しましょう。

(こんなこと考える暇があったら、今日の会議資料作りましょう)←自省

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Comments

ポピュレーションアプローチを本気で展開することを考えるなら,子どもに目を向けなくっちゃ。
って考えてしまう私。。。
生まれ培ってきた習慣を大人になってから変えるのは難しいモン(なんてね)

(こんな書き込みしてないで,さっさと出勤しましょう。遅刻するぞ。)←自省

Posted by: はな | 2007.01.23 at 07:39 AM

コメントありがとう。

取り組む時期を早めることはもちろん大切ですね。
それに「次代を担う子どものため」という大義で
まとまりやすいですから。

も一つは生活習慣病は生活環境病でもある(と思う)
ので、環境を変えていく調整が求められます。
これは大儀い。

Posted by: titokazu | 2007.01.23 at 10:03 AM

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