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2007.02.11

1965年風しんが流行した島

昨日は日本小児科学会主催のフォーラム
「はしか・風しんゼロを目指して」にパネリストとして参加しました。
会場は500名を越す聴衆が集まり、看護専門学校も
授業の一環として参加。ちゃんと質問も考えてたみたい。
はしかの患者と接触したらどうすれば良い?

  • 72時間以内であればワクチン接種
  • 6日以内であればガンマグロブリン接種(筋肉注射)

で発症を防ぐとう方法があります(post exposure prophylaxis)
詳細情報はこちら(国立感染症研究所感染症情報センター


先天性風しん症候群の話を詳しく聞くことができた。
  • 風しんワクチンがない時代
  • 1964年にはアメリカで風しんが大流行(20000~30000万人患者)
  • 翌年沖縄で風しんが流行して多くの妊婦が感染
  • その後多くの先天風疹症候群CRSが生まれた
  • 最初は誰も気づかなかった
  • 日本政府の派遣医師が地元と協力して健診を実施
  • 「『三日ハシカ』にかかった妊婦から出産した赤ちゃんの健診」
  • 最初に60名が見つかり最終的には400人を超えた
  • 出生1000に対して20人の割合で先天風疹症候群が発生した
  • すなわち50人に1人がこの障害を持って生まれてきた
  • これを気に風疹ワクチンが導入された!
  • しかしワクチンという武器のある今の時代にも先天風疹症候群が発生している
  • アガサクリスティの「鏡は横にひび割れて」もCRSがテーマ

先天風疹症候群の子ども達はその後聴覚障害児教育を受けて成長
北城ろう学校という中高校もできた→遥かなる甲子園
しかし彼らは今も障害を背負いながら生きているという現実。


今のまま(低い接種率)では、この話を教訓にできないどころか
繰り返す可能性がある。ワクチンという武器で予防しよう。

別のシンポジストの先生が提案した方法
  1. 1才の1回目MRワクチン接種率を95%以上にする
  2. 就学前の2回目接種を95%にする
  3. 年長児や成人の感染予備軍を減らす
  4. 上記をシステム化する

倉敷市では小学校、中学校、高校などの節目に接種歴を確認し
予防接種の接種証明書の提出を勧奨しているとのことだった。
妊婦さんの周りの男性たちも進んでワクチンを接種するように。

50人のうちの49人となった自分にとっては、重いテーマである。

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