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2007.05.26

では今何をすべきか?(はしか対策)

はしか患者、今年最多に。7~13日。成人も倍増(時事通信)
国立感染症研究所が全国で定点観測を行っている医療機関から
報告があったはしかの患者数が、今月7~13日の1週間に、
今年最多を記録したことが25日、分かった。患者が報告された
地域も増えていることから、感染研は

「流行が首都圏から地方に広がる可能性がある」
として警戒を呼び掛けている。



現在の状況は
  • 全数把握のシステムがないため、全体像の把握が困難。
  • 診断も修飾麻疹なども含めて、臨床医の判断に頼るのみ。
  • しかもワクチンも徐々に不足してきている。
  • 幸い重症者の報告は聞かない(システムがないだけ?)

今の関東地方で何をすべきなんでしょうか?

新型インフルエンザ対策に置き換えて考えてみると...
東京都には新型インフルエンザ対策行動計画がある
(独自のフェーズ導入し、わかりやすい計画です)

新型と麻疹を一緒に考えるとは何事かと怒られそうだが
重症者(入院者)が少ない、感受性者が限定されるということ以外は
同じ感染症ということで、まずはこれにあてはめてみましょう。

計画によると感染症が流行する段階として

  • 発生前期
  • 海外発生期
  • 国内発生期
  • 都内流行期(前期)
  • 都内流行期(後期)
  • 大規模流行期
  • 流行終息期

で、現在の東京は初期の封じ込めに失敗し都内の流行を抑制
しようとする都内流行期(後期)あたりか。

ワクチンが十分供給されない可能性がある状況で
非薬物対応(社会的対応)として考えられるのは、

  • 不要不急の外出や催し物の自粛(前期)
  • 社会不安を解消する広報活動の充実・強化(後期)
  • 公共交通機関の運行縮小(大規模流行期)
  • 企業等の事業活動の自粛(大規模流行期)

などがある。実際モノレールが止まったりしている
これは乗る学生がお休みだったからというもの。
そうではなくてウイルスを運搬する電車の運行をやめようということ。

これらを危機管理体制の中で、リーダー(対策本部長)の指示に
基づいて徹底していくこと。危機管理体制のスイッチを押すための
情報を集めましょう。(アウトブレイク対策は調査が命)

(具体的に指導するとしたら)
感染の疑いがある人は、潜伏期間(2週間)はなるべく
自宅待機。他人との接触を避けて自分で健康観察。
発熱や発疹が出たら、医療機関や保健所に電話をして
指示を仰ぐ。ノーガード受診は最悪。

休講だからと言って、ネットカフェや満員電車に乗って
遊びに行かないこと

これが新型インフルだったら、小中高校の休校は数ヶ月に及ぶ。
自宅学習ソフトやDVDなども今のうちに準備しておこう!という
呼びかけも今なら納得できるかも。

みなさんの地域はどのステージでしょう?

沖縄はまだ国内流行期(前期)なので、
徹底的な封じ込めが対策の中心です。

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