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2007.06.02

はしかを早期に診断するとは?

まだまだ続くはしかシリーズ。

沖縄県でも今年6例目の確定例が報告されました。

麻しん患者の発生について(5月30日付記者発表資料)

これまでの5例は持ち込み麻しんが考えられましたが
今回は家族内感染が濃厚です。

26歳女性、中部福祉保健所管内に在住。
 子どもが5月19日に麻疹と診断されました。
感染経路は子どもからと考えられます。

子どもさんはゴールデンウイークに旅行した後の発症。
お母さんは潜伏期間からみても、子どもからの感染でしょう。
当然子どもの接触者ということで保健所がフォローしており
症状は、5月26日より発熱、咳、倦怠感がありました。
保健所の健康観察対象者であったため、発熱した段階で
医療機関を受診し、麻疹を疑われ、30日に麻疹と診断されました。

何気なく書いていますが、発疹が出る前にPCR検査で
陽性が確認されました。お母さんとの接触者はこれでかなり
少なく抑えられたはずです。
保健所の調査が感染拡大防止につながっている典型。
目立たなくてもこういう仕事を淡々と積み重ねて
次の火種を小さくすることを繰り返していけば、鎮火も
見えてくるはず。後は移入例だけが心配です。

カナダからの麻しん、じゃなくて日本からの麻しんを
発症しながら修学旅行をした女子高ご一行は、
やはり空港で足止めを食ったらしいです。

カナダ修学旅行の41人足止め、はしか警戒で搭乗拒否され(読売)

一行は入院した女子生徒1人を除き、31日に帰国の 途に就く予定だったが、出国検査で、1人に微熱があった ため、十分な免疫のない生徒39人と教員2人の搭乗が 拒否された。免疫のあった生徒らは出国した。
カナダや米国は、国内でのはしかの患者の発生が ほぼゼロの「排除」地域。患者の発生は輸入例が多く、 特に米国では、日本からが目立ち、「日本ははしかの 輸出国」と批判されていた。  渡航先カナダで日本人の発症が報告されたのを受け、 外務省は1日、30歳未満ではしかの免疫がないと 思われる渡航予定者に対し、ワクチンの接種を勧める 異例の渡航情報を出した。

日本国内でも同じように感染の可能性のある間は旅行を
自粛すべきだと思うが、「根拠は?」と聞き返されると
困ってしまう。良心に訴えるしかないのが現状...

患者の人権 vs うつされる周囲の人権 

どっちも大切です。


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