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2007.09.22

活動要約(沖縄はしか0)

沖縄県はしか”0”プロジェクト委員会
沖縄県はしか”0”プロジェクト委員会は平成14年に発足した。そのきっかけは平成11年~13年に発生した2度のアウトブレイク(大流行)により、乳児を含む9例の死亡者が出たという苦い経験であった。現場で診療する小児科医たちが声を上げ、行政が間に入り関係機関(教育、保育、マスコミなど)をつなぐ形で同委員会が発足した。委員会では予防接種率が低いという共通の問題認識を持ち、2005年までに接種率を95%に引き上げるという具体的な目標を掲げ、それぞれの役割を確認して取り組みをいった。その後も麻疹小流行への対応を経験しながら新たな課題について検討し、「疑い段階からの全数把握制度」「PCR検査による診断」「発生時対応ガイドライン」のような体制を整備してきた。これらの手段は効果を見せているとして、平成19年8月に発表された国の麻疹排除計画にも取り入れられた。現在は、平成18年から見られるようになった修学旅行生などによる移入麻疹例への対応という新たな課題に対して、観光部局等との連携や接触者の追跡調査マニュアルなどが検討されているところである。発足当時の国の制度では子どもたちの命を守れないという現場の強い思いが、独自の体制とネットワークを生み出し、それを継続することで成熟の過程をたどってきた。

参考になる本は「日本から麻疹がなくなる日」

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