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2007.11.09

発熱外来vs麻しん外来

Nishinihon




Nishinihon2感染症の会議で徳島に行って来ました。
情報交換の場では、
新型インフルエンザの発熱外来の運営方法
で各県悩んでいる状況が報告されました。


はしかの流行が拡大しつつある沖縄県(記事参照
新型インフルエンザ対策に照らし合わせると
今は県内で徐々に患者が増え始めつつあるが
それを封じ込めている時期

公衆衛生対応としては

  • サーベイランス
  • 積極的疫学調査
  • 早期封じ込め
などを行う時期です。
(実際保健所はフル回転で追跡をしています)
これ以上広がると、保健所による患者追跡も困難になる
ぎりぎりの時期。

はしかの場合は封じ込めで時間を稼いでる間に
感受性者を減らすための対策として

予防接種率の向上
を図ります。

追跡が困難と判断したら、エネルギーを感受性者対策に注ぐ
(例えが不適切かもしれないが、山火事で言えば、
火元に近づいての消火活動が無効と判断して消火作業をやめ
周りの森や住宅などに水をかける等の延焼防止対策に切り替える)
という瀬戸際の時期を迎えています。

ただ、今回もそうですが、感染拡大が実際に起こっている
「医療機関内での感染」を防ぐ努力は怠るべきではないと
思います。病院が感染拡大の場となってしまっては鎮火は
難しくなりますから。

はしかを病院で拡げないためには

  • 待合室で待っている間にうつす
  • 医師の診断が遅くなり感染を拡げる
  • 医療従事者を介して感染が拡がる
ことを避けなければなりませぬ。流れ的には
  • 一般の患者を交わらないように麻しんの疑い患者をトリアージする
  • (同じ建物内で診察するとすれば)入り口を分ける
  • そのためには入り口に至る前に誘導する人が必要
  • 診察室も別(空気感染に注意)。スタッフも別。会計も薬局も別。
  • 【注意】調剤門前薬局などで交雑があってはいけません
  • 入院が必要な患者は感染症対応の個室に入院する
  • そうでない人は感染しない時期まで原則自宅療養

などの対策が必要ですね。今の時期に必要な麻しん外来の姿。
駐車場係や入り口での振り分け担当スタッフが必要です!

接触者のリストに挙がっている(今後発症する可能性が高い)
人には趣旨を伝え行動してもらう。受診する病院も上記対応が
可能な医療機関に絞る。だから今の時期は感染症指定
医療機関にあらかじめ連絡を入れてから受診するよう伝える。

新型インフル封じ込め期の発熱外来もこんなイメージで
運営すればいいのかもしれない。

ではパンデミック期の発熱外来はどういうイメージ?
ここ沖縄にはアメリカンドライブインがあるではないか

Drive_main





「あなたとわたしのA&W(画像拝借感謝)」でインターホンで注文(問診)を聞き
車に乗ったままで対応(診察)したり品物(くすり)を運ぶ姿。
入院が必要ならそのまま車で病院へ。必要なければ車で
おうちに帰ります。

さらに検討が必要なようです。頭がうずしお。

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