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2007.12.18

フェーズごとの対策要約(新型インフルエンザ)

2Bとか3Bとか4Aとか新型インフルエンザにはフェーズが定義され
各時期で行うことが定められている。これがなかなかわかりにくい。
その原因の一つがA(国内非発生)とB(国内発生)に分かれている
ところ。

未知の世界だけに、3A(いま)から4Aと進んだ後、4Bに行くのか
5A、6Aと行くのか、進路を読むのも容易ではない。ギザギザ道
かもしれない(読めましぇん)。

ただそれぞれの時期で行うことを頭に入れて、先を読みつつ、
関係者を巻き込んで対応することが必要なのでしょう。

3A
  • フェーズ4以降の対応について準備を進める(体制を強化、医療の確保、関係機関との連携など)
  • 鳥における防疫対策
  • 県民とのリスクコミュニケーションを行う
3B
  • 新型インフルエンザ対策本部を設置して全庁的な対策の推進を図る
  • 県内で鳥-ヒト感染が発生した場合の指定感染症としての対応を行う
  • ひきつづきH5N1のサーベイランスを行う
4A
  • 新型インフルエンザの症例定義について周知を行う
  • 症候群サーベイランスやクラスターサーベイランス等を開始
  • 検疫との連携を強化し、保健所には発熱相談センターを設置する
  • プレパンデミックワクチンの接種を具体化する

5A
  • 4Aに引き続き、サーベイランスを実施・検疫との連携を強化する
  • 医療機関において新型インフルエンザ疑い患者以外にはタミフルを投与しないよう指導する
  • 地域の医療機能維持の観点から新型インフルエンザに対応しない医療機関を調整する
6A
  • 5Aの対策を継続する

4B

  • 対策本部の体制を強化する
  • 県内で新型インフルエンザが発生した場合は感染症法に基づく措置によって拡大防止を図る
  • 医療機関で患者と接触した医療従事者にはタミフルの予防投与を行う
  • 発熱外来を設置して新型インフルエンザの患者の振り分けを行う
  • また発生地域においては集会の自粛や休校などの社会活動制限を要請する
5B

  • 地域では発熱外来を増設する
  • 感染症指定医療機関と協力医療機関において感染症法に基づく措置によって拡大防止を図る
  • しかし、疫学調査によって患者の感染経路が追跡できなくなったり、感染症病床等が満杯になった時点でフェーズ6Bの対策の実施を検討する
  • 県民全体に対して、集会の自粛や休校などの社会活動制限を要請する
6B

  • 全医療機関で診療を行うとともに、入院患者は重症患者に行い、在宅療養者への支援を実施する
  • 患者の隔離は行わず、濃厚接触者へのタミフル予防投与は中止する
  • タミフルについては備蓄分により供給の安定を図る
  • 県民全体に対して、社会活動制限を要請し、県内すべての事業所等で新型インフルエンザの症状を呈する従業員の出勤自粛を要請する。

中年以上の公衆衛生関係者であれば、この作業をしていて
昔遊んだ2B弾を思い出す人もいるはずだ(きっと)。
新型弾が炸裂して、首都圏で感染爆発が起こるのか
(このシミュレーションは国立感染症研究所大日主任研究員のスライドが衝撃的→23枚目以降のスライド)

あるいは、新型弾が入ってきても感染爆発から逃れられるのか
(外出自粛を徹底することでその可能性も残っている島国車社会沖縄)

2B弾でも着火しても爆発せず「プスッ」という音だけで消えてしまうものもあった

通称シュールビー

新型をシュールビーに終わらせることができるかどうか(次の5年の課題)

さすがウチナー親父バンドの草分け「かぐやひも」
シュールビーという曲がアルバムに入っている
(テーマソング候補です)

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