« 学校における麻しん対策の実際 | Main | 遺体が多数出る新型インフルエンザ »

2008.05.20

献血でエイズ検査の結果はお知らせしていません!

6月1日~7日はエイズ検査普及週間。

昨年、このことをPRをしていた番組で
「エイズが心配だから献血してくる」と言う声があった。
やはり検査ができると思っている人が多いのだろうか。

献血でエイズ検査の結果はお知らせしていません!

とはっきりお断りメッセージを出しているのは愛知県

しかし現状では昨年1年間の献血からのHIV抗体陽性者が100名を超え、
検査目的のための献血が増加していることが懸念されている。
報道(読売2008年1月24日)にもあるように

原則としてエイズ検査の結果は伝えない

という周知が徹底されていないためであろう。

陰性通知がこないこと=HIVに感染していないと解釈をして
感染の危険を抱える性生活をしながら、頻回献血をする人も
いるかもしれない。
それは本人にとっても、パートナーにとっても不幸なこと。
そして万が一抗体陽性血液がウインドウピリオドでNATをすり抜け
治療に使われたらと想像するとさらに不安は増大する。

こうならないための方法は2つしかないと思う。

  1. 検査の精度を100%にあげる方法を考えて、検査結果を告知する
  2. 現行の検査方法で検査結果を告知しない

1.は技術的な課題があるというのなら、2を徹底する(愛知みたく)。
でも1も目指してほしいと個人的には思うところ。

そう書いているうちに(夜になって)エイズ動向委員会のデータが
公表された。
国内HIV感染者、エイズ患者新たに1500人、過去最多(産経)

献血者10万人当たりのHIV陽性者数も2.065人で
過去最高を記録。
「関西の大都市で陽性者率が高かった」(動向委)という。

やはり全国的に周知徹底を!

|

Comments

Post a comment