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2008.06.24

発熱害来?

新型インフルエンザにおける発熱外来のあり方については さまざまな意見が飛び交っていて、中には害になるという説 さえある
という研修メモを読み、どういうことだろうかとググッてみたら

日経メディカルオンライン(専門家に聞くNo.10)に記事を見つけた。

追加しますが、新型インフルエンザに関する国のガイドラインの中に 盛り込まれている「発熱外来」も、ナンセンスです。
国のガイドラインにはこうある
発熱を訴える患者さんに対し、直接通常の外来を受診するのではなく、 他の症状の患者さんから隔離した場所で外来診察を行うシステム。 新型インフルエンザ感染・発症を否定されれば通常の外来での診察になり、 新型インフルエンザであれば感染症指定医療機関等に入院措置等が取られる。
これに対して
欧米では「発熱外来」の計画はありません。インフルエンザに罹った患者からは、 発熱の前からインフルエンザウイルスが排出されています。 どういうことかというと、発熱外来で振り分けてみたところで、 すでに、家族や会社や学校など周囲への感染はいたるところで 起こってしまっているということなのです。 「発熱外来」はSARSならば意味がありますが、インフルエンザでは むしろ有害です。そもそも患者数が多すぎて、物理的にも無理なことは、 臨床家なら常識で分かると思います。
1例目の患者から次々と感染者が発生するくらいのR0という設定では

患者数が多すぎて振り分けたり早期対応そのものが意味をなさないということか
(そこにリソースを投入しすぎるという意味での「有害」と理解しました)。

それなら臨床現場で発熱患者あるいは新型の疑いが持たれる患者と
そうでない人をわざわざ振り分ける必要ないのだろう。
(病院外来に新型ウイルスをもらいに行く構図となってしまうけど)

すなわち新型インフルエンザ対策は

  • 「1例出たらパンデミックを遅らせる準備」
    というのが今の国の考えだが
  • 「1例出たらパンデミック対策へ切り替え」
    へ方針を切り替えか。

与党プロジェクトチームでの議論で
臨時病院を設置しての医療体制確保

が含まれているように、これからは
「パンデミック時の被害をいかに緩和するかについて」
が論点となるかもしれない

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