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2008.10.06

レプトスピラの撲滅を確認(1978年)

時期が時期だけに記事を凝視してしまった日曜日。
沖縄タイムスの「ニュースあんやたん」(10月5日)
今、関心が高まっているレプトスピラ。秋田県でも
みつかったらしい(

1978年伊是名村に多く発生、主にねずみの尿から 排出された菌が皮膚から感染、発熱や頭痛、嘔吐や 黄疸など風邪に近い症状を起こし、死亡例もある レプトスピラ症が予防ワクチンで撲滅できることが 実証された。
同症は人畜共通の伝染病で感染時期は7-9月の 二期作の収穫、田植え期。水田の多い伊是名村で 多く発生し、同村では風土病として恐れられていた。
「菌を媒介するネズミがいる限り、レプトスピラ症は なくならないだろうが、ワクチンの開発で患者の発生を ゼロにできた」と「撲滅宣言」を出した。


ちょうど30年前のこの時期にワクチンの効果が実証
されていたとは。現在ではデンカ生研のレプトスピラ
ワクチンがあるらしい(厚生労働省検疫所HP

その後の経過はよく知らないが、現在(この5年くらい)
沖縄県ではまたレプトスピラ症と(報告)診断される患者が
目立ち始めている。

まずはいつものチェック
真の発生増加(true increase in incidence)を語る前に除外すべき項目

  1. 報告の仕方は変更していないか
  2. 疾患の定義が変更していないか
  3. 診断方法に変化はないか
  4. 診断する医師の意識が高まったのでは
  5. 受診する人が増えたのではないか
  6. 熱心な医師がたくさん報告している?
  7. 検査エラー
  8. 報告する際に、ある程度たまってからしてないか(batch reporting)
  9. 分母が変化したのでは(割合などの場合)

1はある(届け出疾患に加わった)。4も沖縄ではあるかも。
WHOでも見過ごされ過少報告されていると言っている。

これらを踏まえ、さらにtrue increase in incidenceがあるとすれば

  • 媒介動物(ネズミ、マングース)の増加?(生態系の変化も含む)
  • water-contactの機会が増えた?(川遊びやカヌーなど)
  • その他(実はペットから感染してるとか...)

仮説は飛び交う

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