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2009.01.05

被告に結核のおそれ

不況な年明け。

こんな社会情勢では結核感染が拡がらないかと
心配していたら、日経NETにタイムリーな記事が。

結核の脅威、都市に潜む 医師も病床も不足

都市に集中する娯楽施設や24時間営業の飲食店などでの感染が判明。
専門家は不特定多数が密閉空間で長時間いる施設で、複数の人に感染が広がる可能性を指摘する。

こういう都会型?の感染場に対して目を光らせる
ことも必要だがもっと心配なのは、低栄養などで
免疫力が低下した宿主(ヒト)が増加して発病リスクが
高まること。

ホームレスを対象とした健診はこれまでも行われて
きた「新宿連絡会のていげん」が、
ますます重要性が高まると思われます。これも支援の手。

そうかと思えば、経費削減を理由に労働者の診断書を
偽造して結核2次感染を招いたゼネコン請負業者が
事情聴取を受けたという
年末のニュースに耳を疑い
(でも他にもありそうな感じ)

さらに被告に結核感染のおそれという
大阪地裁発のニュースには開いた口がふさがらなかった。

地裁によると、大阪地検から今月、「被告は結核かもしれない。公判は開けるか」
と問い合わせがあった。地検は病状について
「結核菌を排出していない可能性が高く、他人にうつす恐れは極めて低い」と説明した。

 地裁は開廷を決め、初公判期日と判決公判のこの日、
法廷の入り口に「被告は結核に感染している恐れがあります。
傍聴者で希望の方にはマスクを配布します」と掲示。
近くに被告名や罪名、公判の開始時間が書かれた開廷表も張り出した。

 この日の法廷には、飛沫(ひまつ)感染を防ぐため、証言台の前に
透明のアクリル板を設置。被告がマスク姿だったほか、検事と弁護人、
地裁職員2人、看守2人、傍聴人1人がマスクを着用した。


結核に感染している可能性があることと、発病して他人に
感染する可能性があることを混同したのか。

医療機関は結核を診断したら直ちに保健所に届け出る
ように法律に書いてあるんですけど...

感染症の最大の敵は、知識の不足から来る偏見・差別。
それが裁判所で行われたというのは何とも皮肉な記事。

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Comments

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Posted by: clash of clans free gems no survey | 2015.10.09 at 06:13 PM

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