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2009.02.05

警報や注意報を出す理由

学校や施設の方からの率直な疑問で気づかされました。

何のために国や県や保健所は警報出すんですか?

国立感染症研究所感染症情報センターのwebsiteにあるのは
警報の意味は、大きな流行が発生または継続しつつあることが疑われるということです。
注意報の意味は、流行の発生前であれば、今後4週間以内に大きな流行が発生する
可能性があるということ、流行の発生後であれば流行が継続している(終息していない)
可能性が疑われることです。

ではその発令の理由は?
警報は赤とか、注意報は黄色とか地図に塗り絵するためではないはず。

よく読むとその前に

拡大阻止対策などを講ずるため

と書いてあります。

つまり、流行のレベルを発令するんだったら、そのレベルで各自がすべき
対策を示すこともセットなのです。やるべき対策が違うから発令の種類も
違ってくる。レベルがあがっても対策が変わらないなら、発令する意味なし芳一。

当たり前のようで、準備していませんでした(反省)
というわけで図に示してみました。


Vsinflu_3

















学校や施設では流行初期(きざしステージ)には

  • 手洗い・うがい励行
  • 家庭へ注意喚起
  • ワクチン接種を勧奨(年内まで)

さらに感染拡大の兆候があえば注意報(定点あたり10人超)が出されますが、

このときはこれに加えて

  • 健康チェック(熱や咳はないか)
  • 症状あれば早期受診を勧める
  • マスク着用

そしてついに警報(定点あたり30人超)が出たら
さらに加えて

  • マスク着用強化
  • 集会やイベントは最小限に
  • 有症者は自宅待機
  • 出席停止や学級閉鎖で拡大防止
  • 外来や面会者の制限も

という対策が必要になります(感染拡大による被害の防止のため)

そして(ここが最も大事だったりするんだけど)ピークが去って
普段の状況に戻ったら、次の流行に備えて体制を整備。

  • 感染対策について検討する場を持つ
  • 手洗い・うがいを習慣づける

こういうことを安全衛生管理者だけでなく、施設や職場全体で推し進める
という流れです。

だって毎年来るんだのに。

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