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2009.12.23

エイズ検査は保健所で

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ココルという医療系フリーペーパーに載せてもらった広告。
(カバーフローのようには、動きませんが)

週末行われた人権フォーラム2009で報告してきた。
(以下に原稿)



  • 1987年以降、沖縄県ではこれまでに173例が報告されています。
    最近では、2007年に32例、昨年2008年は24例が報告され、
    増加しています。
    今年も10月末までで20例ということですから、昨年と同じペースです。
    色がついていて、上のピンクはHIV感染症といって、まだ発病していない段階の人。
    下のみどりはその後エイズを発病した状態で、発見された方です。
    HIV感染の段階で見つかれば、治療によって発病を遅らせることもできるし、
    他の人への感染を拡げないことにもつながります。
    逆に、エイズを発病してから発見されると治療が難しくなると言われています。
    沖縄県では、最近、エイズを発病してから発見される人の割合が増えています。
    2005年頃は、全体に占めるエイズ患者の割合は13%だったのですが、
    2008年は29%、
    そして、今年は20例のうち7例ですから35%となっています。
    早く見つける対策が必要ですね。

  • 次に男女別の状況ですが、これは全体でも9割以上が男性となっています。
    最近もほとんど男性で、今年の報告例もみんな男性となっています。
  • 年齢別の状況ですが、20代と30代が増えています。
    10代もここ3年で3例報告されています。
  • 次は感染経路です。
    HIVは、ウイルスで感染する病気で、そのウイルスは血液や体液に
    います。よって、日常生活では感染しないということをまず覚えてください。
    そして主な感染経路は性行為となります。
    現在の感染者は、男性同士の性行為で感染している人が大部分を占めていますが
    男女間の性行為でも感染は続いています。
    感染を防ぐためには、性行為をしないか、性行為をするときにコンドームを使い
    感染しないように気をつけることが必要です。
  • 地図が出てきましたが、2008年のHIV/AIDSの報告数を人口あたりで比較したもので色が赤くなっているところがHIVの感染者数が多いところとなります。
    最も多いところが東京都、その次は大阪府となり、第3位に沖縄がきています。
    その前の年は、東京に次いで第2位という状況でした。
    沖縄県は全国でも有数の感染拡大地域となってるんです。
  • まず、このような状況となっていることを皆さんにお伝えしたい
    そして同時にお願いしたいのは、エイズに関心を持ってくださいということ。
    こわい病気というイメージが強すぎると、偏見や差別につながりやすいということは歴史も証明しています。
    そういうイメージを持つ原因は、病気のことをよく知らずに噂等だけで決めつけてしまい、自分の関心の外においてしまうためです。だからエイズのことをもっと知ってください。
    病気のことや感染者のこと、そして世界の状況にも関心を持つようにしましょう。
  • 自分を知るためにもっともいい方法はエイズの検査を受けることです。
    HIVは無症状で経過しますから、感染しているかどうかは検査を受けなければわかりません。
    県内6つの保健所では、無料で匿名で検査を受けられます。検査を受けたその日に結果が分かる即日検査や、夜間検査をしている保健所もありますので、それぞれお電話でお問い合わせ下さい


実際は世の中の他のニュースにまぎれて

エイズって増えてるの?誰も知らんはずよ

というのが市民感覚なのかもしれない。

世界エイズデー周辺だけでなく、
3ヶ月ごとの動向委員会発表だけなく
継続的に情報を流すしくみが必要。

また当事者にとっては、
「毎日」の生活をサポートする体制も。

久々に、「坂道のポンチ絵」を思い出しました。

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