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2010.03.28

最後まで見えなかったもの

週末、月末、年度末にかけて、まだまだ続く新型関連ニュース。

新型インフル監視体制を縮小 集団発生の観測休止(朝日)

厚生労働省は26日、 新型の豚インフルエンザの集団発生の観測を当面休止すると発表した。 すべての入院患者の報告を都道府県に求めることもやめ、重症者や 亡者に限るとした。流行が落ち着いている現状を踏まえて決めた

今後、再流行を心配するんだったら、この症候群サーベイランス
充実強化すべきだと思うよ(今の段階では国内で最も感度がいいと思う)

新型インフルエンザを振り返って、全国(全県)で足並みを揃える
ことの困難に直面することが多かったけど、今のトピックは対策本部
解散のタイミング。関連する記事として、
インフルは終息したのか 警戒態勢に悩む自治体(朝日)

大分と滋賀が先陣を切ってシャッターを降ろしたけど、それ以外は
模様眺め。

「ワクチンの在庫処理もあり、やはり国の動きを待たないと動きにくい」

ワクチンに関連する業務は、国にとっては対策本部業務として
これからヤマを迎える(メーカーとの解約とか、医師会対応とか)
国が対策本部の看板を降ろさなければ、都道府県も動きにくい
というところが多いんだろう。

沖縄県では3月いっぱいで対策室専任チームを解散し、実質的に通常業務体制に戻して
対応するという選択をしました。

専任チームとしては

  • ワクチン供給&流通調整というプロジェクト機能
  • 常に対策の課題を抽出し、整理(調整)する事務局機能

がミッションとして与えられましたが、その他「新型」関連の
視察や議会などにも丁寧に対応したつもりです。
(公明横浜市議団の方々への対応記事を見つけました)

今回の新型インフルエンザとの戦いで最後まで見えなかったもの。

それは、
我が国の新型インフルエンザに対応する体制と意思決定システム。
対策推進本部の体制図を示してくれれば、地方もそれに合わせられた
のになぁと思う今日この頃です。

推進本部の技術班や医療班、ワクチン班と、通常の業務体制は
どこで線が引かれているのか。接種費用助成事業は本部業務から
離れてるのか、同一なのか。
そして行動計画の改訂は、どの部署が音頭をとるのか等々。

ここらへんも総括よろしくという感じです(もう離れますが)

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2010.03.24

ワクチン買い取って!

解散ムードが強まる新型インフルエンザの対策本部。

しかしその一方で強まる風がある。
「医療機関の在庫ワクチンを買い取ってくれ」という返品運動が徐々に大きくなっている。
余ったワクチンは国が買い取って 自民議連が要望

次のシーズンからは単独で流通する公算は少ないので、
今医療機関の冷蔵庫に眠っているH1N1ワクチンの使用は
この夏がラストチャンス。

輸入ワクチンが余っているのは、危機管理上やむを得ない
というのは結構同意が得られると思う。

むしろ、今後も協力を得なければならない医療機関の
不平不満に対する丁寧な対応が先でしょう。次の新型の
話が進まなくなるよ。

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2010.03.18

「かぎたばこ」と解剖たばこつぼ anatomical snuff box

久々のたばこネタ。

JTが煙の出ない「かぎたばこ」を都内限定で販売
日本経済新聞等)というニュース。

「かぎたばこ」って、なぁんすか?と思って
調べてみると、鼻をくんくんの嗅ぎたばこらしい。

JTのホームページにも紹介されていた。かぎたばことは

  • 葉たばこの粉を使用した、口腔、鼻腔で香味を楽しむたばこ。(参考資料: たばこ総合研究センター編「たばこ辞典」)
  • 「かぎ用の製造たばこ」とは、乾燥した葉たばこを粉にして、かぎ用に製造された製造たばこをいう。(「たばこ税法取扱通達 第5条」より)

と定義されています。その扱い方などをいろいろ見ているうち

思い出したよ! 解剖たばこつぼ。
解剖学的たばこつぼとも言うらしい。

手首を軽く反らせ、その中でも親指だけを強く反らすと
親指の付け根あたりに三角州のような凹みができます。
これを「解剖たばこつぼ」といい、昔の人はそこに
たばこの葉を置いて、吸い込んでいたみたいな話を
習った覚えがあります。

解剖たばこつぼ

(グラントの本を超久々に引っ張りだして確認)

でもこの商品の図を見ると、形状はパイプ状になってるから
クラシカルな吸い方はできそうにない(鼻の穴に入れる?)


それと厚労省のサイトには、かぎたばこの健康影響について

煙の出ない「かぎたばこ」及び「かみたばこ」にも、
紙巻きたばこによる喫煙と同様に、発がん性や依存性といった
健康への悪影響があり、特に、これまでの疫学研究により、
口腔がん、鼻腔がん等との関連が指摘されています。

とある。これに関する警告はパッケージに表示されるのだろうか。

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2010.03.14

「終息」とは違う

インフルエンザの定点あたりの報告数がついに1を切りました。
新型インフルエンザ:流行水準下回る(毎日新聞)

すなわち、おおまかに言えば

1週間の間に、インフルエンザで病院を訪れる患者が1人以内

という状況で、だいぶ落ち着いてきました。

But 医療介護CBニュースの担当者の言葉を借りれば

「これで終わったという意味での『終息』とは少し違う」との認識を示した。

流行状況を見ると、全国的に満遍なく減少してるみたいだけど
WHOもまだフェーズ6から先に進めないようなので、日本だけ
終息したと言いにくいだろうし、実際米英と違って、第2派を
経験していない(沖縄以外ね)ため慎重になっているのだろうか。

ちなみに、東京都のデータ(健康安全センターHP参照)と
沖縄を比較してみると

Okinawavstokyo


報告された人の年代分布に違いがあることは明らか。

今後時間をかけて同じ割合へと移行していくのだろうか。
(それまでH1N1は2類感染症のままなの?)

何を持って「終息」とみなすか、そしてそのあとは
どういう対応になるのか、という基準は示されるのでしょうか。

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2010.03.08

四コマ読んで地域づくり

地震に縁遠いと思っていたウチナーンチュ
(いや、勝手に思い込んでいただけかもしれない)

震度5弱の地震に揺れたのは先月末

自分のこと、家族のこと、家のこと、仕事のことなど

心配をした人も多かっただろう(布団の中で)

じゃあ、あなたの住んでる地域はどうなの?

と問いかけてくれるのが今朝(3/8)琉球新報朝刊の
四コマ漫画がじゅまるファミリー

これが地域の必要なリスト

四コマ読んで地域づくり(GJ!)

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2010.03.04

ゴールデンスリープ

研修の待ち時間にサテン(古いね)更新。外は9℃!

さて...

ゴールデンスリープとは。

まるで競走馬のようなネーミング(9文字以内だし)。

何のことかと思えば、

「ゴールデンスリープ」とは、夜中にぐっすり邪魔されない赤ちゃんの理想の眠りのことです。

P&Gホームページより)
実は不要!夜中のおむつ交換という挑戦的な見出し。
弊社の調査によると、
日本の低月齢ママの多く(3~6ヶ月未満の6割)が、
現在夜中におむつ替えを行っています。
しかし、吸収力にすぐれた紙おむつを使用していれば
夜中のおむつ替えは必ずしも必要ありません。

実際、赤ちゃんの眠りに対しての意識が高いヨーロッパ においては、3~6ヶ月未満ママの75%は夜中のおむつ替えを 行っていませんが、過半数の55%で7時間以上連続の 赤ちゃんの睡眠が確保できています。 赤ちゃんを健やかな眠りに導き、眠りを邪魔しないための鉄則は、 眠りに適した環境づくりをしてあげた上で、 夜間はできるだけそっとしておくこと。
だそうです。

最長10時間吸収可能なオムツを開発し、
赤ちゃんの成長に不可欠なゴールデンスリープを応援するそうです。

ゴールデンスリープ実現の秘訣(8か条)は、All About のサイト
スポンサーに代わって、説明されていますね。
推奨される8か条

  • 夜は毎日決まった時間に赤ちゃんを別途・ふとんにつれていって寝かしつける。(夜9時前が理想的)
  • 夜眠る部屋は早めに薄暗く静かにしておく。
  • 夕方~夜寝る前にぬるめのおふろに入れる。
  • 夜寝る前に、おっぱい(ミルク)をたっぷりと与える。
  • 夜寝る前に、おっぱい(ミルク)をたっぷりと与える。
  • 赤ちゃんが安心できる「入眠儀式」をもち、赤ちゃんが夜眠る前にはいつも実行する。
  • 夜中に赤ちゃんが“目を覚まし”ても、数分様子をみる。
  • 朝は決まった時刻に起こし、日中は活発に遊ばせる。

続いて、やるべきではない4か条
  • 夜中に明るく電気をつけて、授乳やおむつ替えなどのお世話
  • 夜中の必要以上のおむつ替え
  • 不規則な就寝時刻や、夜遅くに活発に遊ぶこと
  • だらだらと夕方近くまでお昼寝

参考になるところだけ参考にしましょう
これ以上の情報はP&G付属赤ちゃん研究所のサイト
でも探せないね。


結局、このネーミングは、会社(P&G)が商品宣伝のために
つけたキャンペーンみたい。
pampers GoldenSleep campaign ってある。


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