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2011.09.13

病院 事業所 ネットカフェ

結核の集団感染(最近の状況はここからダウンロード可です)

個人的には報告数が増えているのかと思ったら、そうでもない
ようです。でも集団感染の定義(下記)には追跡する期間は
限定されていないので正確には、もっと数は多いはずです(よね)

同一の感染源が,2家族以上にまたがり, 20人以上に結核を感染させた場合を集団感染という。 感染源以外に発病者が1人いればその者からの感染者は 6人として計算している

結核予防週間にあたって県のデータ紹介と集団感染への
注意を促す目的で投稿する文章の案



9月24日から30日は結核予防週間。
「からだがだるいの?咳が続くの?それって結核かも!」
という標語のもと、結核のことを知る期間となります。

タイトルに示した「病院・事業所・ネットカフェ」は、
わが国でここ数年、結核の集団感染が報告された施設の例です。
結核の集団感染とは、「同一の感染源が、2家族以上にまたがり、
20人(発病者がいれば6人と換算する)以上に結核を感染させる」
と定義され、この他にも、学校、高齢者施設、遊技場など、
毎年40~50件の結核集団感染が国内で報告されています。

結核は今から60年前には日本の死亡原因第1位の病気で、
年間12万人以上が死亡して国民病とも呼ばれていました。
しかし、その後の治療薬の普及、衛生環境の改善、そして
結核予防法に基づく画一的な対策の実施により、
結核患者は徐々に減少してきています。

平成22年には、現在では全国で年間2万3千人が新たに
患者として登録され、そのうち約2千人が死亡している状況
ですが、近年は減少スピードが鈍くなっていることが心配されています。

沖縄県内では、年間260人が新たに患者として登録されて
いますが、その6割は70歳以上と高齢者に多く発生しており、
20代~50代の患者は全体の25%となっています。

高齢者の結核については、多くの方が約60年前に蔓延して
いた頃に菌を吸い込んで感染し、その後発症しないまま経過して、
高齢や疾病などにより抵抗力が落ちたことをきっかけに
発症していると考えられます。

多くの結核患者が症状のある状態で医療機関を受診して
(あるいは入院中に)発見されているので、
診断までに時間がかかると施設内で結核に免疫のない
比較的若い職員や患者に感染が広がる可能性もあります。

結核の感染経路は空気感染(飛抹核感染)で、
感染性のある患者の咳やしぶきに含まれる菌は、
周りの水分が蒸発した後もしばらく空気中を漂い、
それを周囲の人が吸い込むことによって感染が成立します。
事業所やネットカフェ等の
「不特定多数が出入りする気密性が高い施設」では、
そこを拠点として感染が広がっていきます。

集団感染を防ぐためには、咳が2週間以上続く等、
症状が長引いている場合は医療機関を早めに受診することや、
閉めきった部屋の換気をすることが大切です。

このように、現在の結核発生は高齢者が中心となっており、
病院や老人施設等での発生について注意を払う必要があります。
また、数は多くないものの、勤労者や学生などの若い世代が
発症した場合は、その行動範囲が広いことから
集団感染につながる可能性もあります。

大切なことは、結核に対して正しい知識を持ち、
自分の健康管理のために年に1度は胸のレントゲン検査を受けること、
症状が続いたら早めに受診することです。結核を忘れずに。


久々の更新ですが、中身が濃すぎて更新の機会を逸して
おりました。いつの間にか60万アクセスを越えており
感謝の念に堪えません。

facebookに時間を奪われながらも(笑)
更新していきたいと思います。

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