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2011.10.19

コンドームだけでは防げない性感染症

性感染症に関する特定感染症予防指針見直しが行われているなか

コンドームだけでは防げない性感染症も(財経新聞)

という表現が気になって、厚生科学審議会のホームページを見てみた。

議事録で委員の発言を見てみると

  • 御存じのように、性感染症の種類によって予防法が異なるんですね。ですから、コンジローマは特に性器だけにあるわけではありませんので、コンドームでは予防できないものが多いというところで、予防という視点から言えば、やはりワクチンの適用というのは是非書いておくべきだろうと思います
  • コンドームの部分で冒頭から咽頭炎、口腔内感染のことが話題になっているならば(中略)口腔性交が行われる際にもコンドームが必要なんだという文言をどこかに入れる必要があるのではないかと思います。
  • ここに「避妊の効果のみならず」というのは、入れない方がいいというのは変ですけれども、やはり性感染症予防ということを強調した方がいいと思います。
  • (コンドームの使い方に関して)だれも間違った使い方をしようとはしていないので、ただ、使い勝手がわからないという苦情ではないんですけれども、不満がすごく男性に多いというのが実はわかって、聞くまでわからなかったというか、そんなの知っているのではないのという前提できていたのが、実は使い勝手がわからないから、使いにくくなる、あるいは最初に失敗して嫌になってしまうということがあるというのは、結構盲点かなと思うので、具体的な使い方の普及啓発はとても重要だと思います。

などの活発な議論がなされて文言が修正されている様子がわかります。

というわけで、9月の会議の資料では

コンドームは、性感染症の原因となる直接接触を妨げる物理的障壁として、
性感染症の予防に対する確実かつ基本的な効果を有するものであるが、
その効果とともに、コンドームだけでは防ぐことができない性感染症があることや、
正しい使い方等の具体的な情報の普及啓発に努めるべきである。
国及び都道府県等は、コンドームの特性と性感染症の予防効果に係る情報を
提供していくことが重要であり、コンドームの製造・販売業者にも協力を求めるべきである。

となっています。

肝心のコンドームだけでは防げない性感染症については
性器以外の部位(皮膚等)に病変がある
梅毒や性器ヘルペス、尖圭コンジローマなどということになります。

議論の中では

B型肝炎も性感染症の1つである事を明記すべきである
という意見があり、前文の中に追加されています。

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