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2012.04.13

春は針刺しの季節

針刺し事故の調べものをしていて
インターンになりたての頃、自分もチクッとした経験を思い出した。
シニアレジデントのT先生に適切に処置をしていただいた(感謝)。

針刺し事故に関しては、

職業感染制御研究会・JESのホームページ

JES2011(2011年エピネット日本版による針刺し切創サーベイランス:Japan-EPINet National Surveillance 2011)では、JESネットワーク病院117施設中、84病院からJES2011への参加表明があり、2011年9月よりデータ回収を開始し、2011年12月初旬にJES2011のデータの回収を終了し、79施設から下記のデータをご提出いただきました。
が紹介されています。

沖縄からは参加していないみたいですが。

概要については

  • 受傷者に占める職種は看護師が半数(52.0%)、医師が3分の1(34.6%)
  • 報告全体に占める看護師の割合が減少傾向 (54.9%(JES2009)→52.0%(JES2011))
    医師の割合が増加傾向(32.7%→34.6%)
  • 発生場所は、病室(31.9%)、手術室(27.0%)、病室外(10.1%)で全体の7割を 占める。
  • 感染症確定患者におけるHCV陽性血液にばく露した受傷事例が全体に 占める割合は18.6%(5人に1人)
  • 針刺しの発生状況では、使用中が最も多く(26.9%)、廃棄容器関連の受傷 (15.4%)、数段階処置中(11.1%)、使用後廃棄まで(8.9%)の順となっている
  • リキャップによる受傷が全体に占める割合は8.8%である。
  • 針刺し原因器材は、注射針(26.2%)、縫合針(17.3%)、翼状針(11.8%)、薬剤 充填式注射器の針(8.1%)、静脈留置針(6.3%)が5大原因器材である。
などなど。細かく分析。

全国的にサーベイランスを展開して、その傾向を分析。
対策に役立てようと、動画等も紹介しています。

ただ、季節的にいつ事故が多いかのデータは探せなかった。

これについては大阪大学病院の取り組みを紹介した記事
普及し出した感染制御(共同通信社)

例えば、患者から感染する危険がある医療従事者の針刺し事故も、
発生月別や状況別などのさまざまな分析をすることで
「新人職員が業務に慣れない年度前半に多い」などの傾向が判明。
有効な対策が可能になり、発生件数は減少した。

ほら。

ニューフェイス(飲み屋か!)の皆さん、気をつけましょうね。

参考資料
医療事故後のHIV感染防止のための予防服用マニュアル(ACC)

低く雲がたれこめているため、那覇からの飛行機が着陸できず、
石垣出発便も大幅に遅れてて、空港で待たされているところ。

こちらも那覇で保健所感染症担当フレッシュマン研修があるので、
どうにか着陸して欲しいんですが。

あ、来た来た ^^

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