« 毒針毛を洗い流す | Main | 石垣島の居酒屋で聞こえてきた禁煙の話 »

2012.06.02

新業界用語「ソーシャルキャピタル」

ソーシャルキャピタルって何ですか?

今後こういう質問を受ける機会が多くなりそうな予感はする。
以前から、耳にすることがあってもなかなかイメージできない
なぁと思ってやり過ごしていたら、このたびの地域保健対策
検討会報告書にミジャミジャーと記載されている。
報道発表概要内容を見ると
ソーシャルキャピタルというのは

  • 学校や企業等で形成され
  • その核になるのは地域住民から育成され
  • 地域保健部門はそれに立脚した活動を行うべき
とある。

ネットで引いたり友人から教えてもらった範囲では健康格差の
本を書いた近藤克則先生の説明がわかりやすかった。以下は
週刊医学会新聞2010年4月26日号より引用

人々を結びつけるネットワークと,そこで培われた
規範や信頼などをソーシャル・キャピタルと呼びます

ボランティア活動はソーシャル・キャピタルの一側面です。
ソーシャル・キャピタルの豊かな地域では,居場所や役割
などを得,元気を取り戻すきっかけを得やすいと感じました。

ソーシャル・キャピタルをもう一度豊かにしようと言っても,
昔の地縁,血縁のようにガチガチの人間関係の中ではみんなが
息苦しくて,そこから逃げ出したくなりますね。そう考えると,
これからは,風通しがよく,自由度の高い,いわば「水平型」
のソーシャル・キャピタルを豊かにすべきだと思います。

なるほどとちょっと思う。

対談相手の本橋豊先生も秋田県公衆衛生雑誌に
ソーシャルキャピタルと自殺予防という論文があります。
ソーシャルキャピタルというのは「ご近所の底力」みたいな
イメージとたとえ、それを測定する質問項目として

  1. 近所の人はお互いに助け合う気持ちがあるか(互助と信頼)
  2. 町の人は子供だけで危険なことをして遊んでいるのを見かけると注意をするか(社会の責任感)
  3. 住んでいる地域に愛着があるか (地域への愛着・アイデンティティー)
  4. 近所の人とよく話しをするか(対人的なつながり)
  5. 町の人は高齢者への優しさがあるか(地域の優しさ)

を紹介している。うんうん。

自殺予防とか介護予防の話だとわかりやすい。
健康づくりやメタボ対策なんかでも適用できるんだろうね
(だから検討会報告書に載った)
人に説明するためには、もう少し調べ学習が必要なようです。

でも地縁より知縁と言って隣近所つき合いよりSNS(とオフ会)
を重視する人が増えている地域では、どう整理するんだろう?
こういう家庭でも地域の学校には行くからが、「学校で形成」
するよう働きかけるということ?

?が多めの駄文と成りました

更新著しく滞っておりますが、おかげ様で67万アクセス達成しました。
ありがとうございます。

|

« 毒針毛を洗い流す | Main | 石垣島の居酒屋で聞こえてきた禁煙の話 »