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2012.11.07

うちではちょっと診れないなぁ

新型インフルエンザ等感染症の特措法まだ勉強してませんが

海外で次の新型インフルエンザが発生すると、国内には
帰国者・接触者専用の外来が設けられるようです。恐らく
感染の疑いのある患者が受診し、そのまま入院することが
できるように、感染症指定医療機関に併設、あるいは隣接
するところが多いはずです。

前回までの経験を踏まえると、症例定義としては

  1. 1週間以内に感染地域に行った(or患者と接触した)
  2. 38℃以上の発熱and呼吸器症状
  3. インフルエンザ迅速検査でA型陽性
  4. PCRテストで新型の遺伝子を持つ

となるでしょう。

上の定義のうち、1〜3を満たせば「疑い例」で、これに4が
加わると「確定例」となり感染症法の規程が適用されるはずです

で、1〜3については、一般のクリニックでも十分診断可能
なわけで、わざわざ帰国者・接触者外来を経由しなくても
入院して、PCRの検査結果を待つことは可能。(ただしこの場合は
法によらない任意入院という形になります)。

ただ現実的には、クリニックを訪れた時点で、上の1と2が
わかると、迅速検査による曝露を避ける等の理由から
帰国者・接触者外来に紹介して、3以降の検査を行うというのが
みんなが納得するフローチャート。もっと理想的なのは、
1と2に該当する人が、自分から保健所や相談機関に電話をして
一般のクリニックを訪れることなく、「帰接外来」を受診すると
いうことを目指してます。

でも前回もそうであったように、症状のある人はそんなの
おかまいなしにかかりつけ医や救急外来を受診する可能性も
高いです。だから、次の高病原性新型インフルの患者が一般の
人に紛れ込んで待合室にいるということも想定しましょう。

国の資料にもそう書いてあります。

受診して後に

うちではちょっと診れないなぁ

ということにならないように
帰国者・接触者外来以外の医療機関についても
院内感染対策を講じた上で、診療体制を整備

という状況を踏まえて、当地では新型インフルエンザ患者移送訓練を
実施しました(前置き長過ぎね)

日本語がわからない中国語圏の人が上の1と2を訴えて
診療所に入ってきた。言葉も通じない!

さて、どうする

というところから始まります。

続き、および訓練の課題については、今日の午後話し合うので
後日こちらでも報告しますね。

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