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2013.07.31

島野菜と機能性と食品表示

最近の食品表示の情勢についてさっぱりフォローできてない
反省をこめて、少し調べてみた

まず、島野菜の機能性について
以前に山羊と血圧とヨモギという記事で
何気なく

さて、ヒージャー汁を食べるときに欠かせないのが、フーチバー(ヨモギ)。 こいつに含まれるシオネールなる成分が血圧を下げるらしい。 山羊は血圧を上げるという定説が沖縄にはあるが、その作用にやわらげるために先人がこれを入れたのだろうか。 これぞ薬膳料理。

と書いたが、
野菜には栄養素とは別に生活習慣病等の予防につながる
(と言われている)機能性成分が含まれている。
  • 食物繊維
  • ポリフェノール
  • アミノ酸
  • オリゴ糖
  • レシチン
  • キャベジン
  • キシリトール
  • ムチン
  • アスコルビン酸
  • カロテノイド
  • イオン化合物
  • クロロフィル

出典はvegetables book
農業畜産振興機構の野菜ブック)

このような機能性成分はうちなー島野菜(沖縄伝統野菜)にも
含まれてて、それを網羅した形のデータベースもある(上等!)
例えば
主に今帰仁村で作られているクワンソウ

沖縄では昔からリラックス効果があると言われ、
刻んで乾燥させたものを煎じて服用すると、
安眠に効果があると言われています。

という機能がある。ただし、これはあくまでも「伝承されてきた
利用法」として記載。

機能性成分を含む野菜の「表示」については

  • Aという野菜にBという成分が含まれて
  • Bという成分にはCという機能が認められても
  • Aを食べたらCの医薬効果期待できると書いてはいけない

5adayの表示マニュアルを参考にして下さい)ようで
健康増進法、薬事法、JAS法、景品表示法その他の規制を
受けている、いや受けていた。消費者を惑わすような表現は
「普通の」食品ではできないことになっていた。

ところが

6月5日に安倍首相が発表した成長戦略の中に、サプリメント
などの健康食品や農産物などで健康への効能・効果を表示する
ことを認める方針が盛り込まれました。
り、
食品表示法が成立したりと、情勢は慌ただしくなってきた。

関連セミナーを紹介した業界ニュース(健康美容EXPO
でも、業界と消費者がそれぞれの立場で主張。
(TPPも絡んでるみたいね)

規制を緩めても、消費者にとって不利益にならないような
ルール(配慮?)は必須よね。


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2013.07.23

勝ち急ぐ人、勝ち急がない人

夏の甲子園2013の沖縄県予選は昨日、沖縄尚学高校の優勝で
全日程を終了。決勝は沖尚がリードを保ったまま逃げ切った。

今大会を振り返って(解説者か!)途中まで勝ってたのに
終盤逆転されたチームのコメントに共通点を発見。

    >
  • 北中城高校は沖尚高校相手に9回1死まで1対0でリードしていたが、残り二人となったところで投手が「勝ち急いでしまった」ため、四球→三塁打→ヒットで2点を奪われ、逆転サヨナラ負け。
  • 準決勝で八重山高校は8回2死ランナーなしまで3対0と美里工をリードしていたが、「勝ち急いで」しまい、そこから連打を浴びて7点奪われて、ベスト4で敗退

どちらも惜しい試合でした。これをみてて勝ち急ぐことが
パフォーマンスの低下にそんなに影響するか(あるいは相手
につけいる隙を見せることになる)ということで、前々から
本屋でチラ見して気になっていた本を買ってみた。

勝負脳の鍛え方(林成之著:講談社現代新書1861)

この本(結構読み応えあり!)の中では
サイコサイバネティックス理論を説明

  • 目的と目標を明確にする
  • 目標達成の具体的な方法を明らかにして実行する
  • 目的を達成するまで、その実行を中止しない

目的:試合に勝つ
目標:目の前の打者を打ち取る

とした場合、リードしたまま試合終盤になって勝ち(目的)を
意識したばかりに、それまで実行してきた目標達成の方法が
すこし狂ってしまったということでしょうか。

この本では他にイメージ記憶のことをゴルフのパッティングで
カップまでの透明な線をイメージしても、外してしまうことが
よくある。大事なことは

答えはカップインではなく、ボールの転がり方をイメージして
打つことです。(中略)。よいボールの転がり方をイメージすれば
モジュレータ機能がちゃんと働いて正しいパッティング姿勢になり
パターの芯でボールが打てるのです。
らしい。

ゴールを意識すると脳はサボり始めるという記事
にも書いたように

一瞬の油断や不安な気持ちが運動能力の低下に結びつく

ということも肝に銘じておくことも大事。

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2013.07.19

すべての政策に健康を!

これぞ、県庁仕事の醍醐味!

だと思うんだけどなぁ。

タイミング良く回覧で回って来てくれたISAについての
情報(ありがとう!公衆衛生情報)


多部門連携による保健事業(intersectoral action for health)という用語は、 保健セクターが、他の政府機関や非政府セクターとの連携により公衆衛生および ウェルビーイングを改善し、健康に対するリスク因子に取り組み、健康の公平性 が確実に達成できるよう業務を行うことを表す際によく用いられます。

地方自治体は都市部のさまざまな健康決定因子について直接的な影響力を持つこ
とが多く、教育、交通、環境、、都市計画などの重要な分野において政策や実施
計画に影響を及ぼすことが可能です。また、住民との距離が近いという点等にお
いて有利性があるため、市町村はNCDの予防と管理に統合的なアプローチを用い
るのにふさわしい位置にあります。

しかし、地方レベルでのISAの展開は、資金、政治的な医師、他のセクターにお
ける当事者意識の欠如やその他の問題点によりセクター間の協働作業は複雑にな
ります。したがってNCDに対する多部門連携による保健事業が確実かつ効果的に
実施・維持されるためには、さらなるエビデンスや実践的なガイダンスが必要と
されています。

WHO神戸センターで2011年に開発した手引きは以下の通り

  1. 自己評価
    リーダーとなるセクターの能力、即時対応性、他のセクターや関連する政府間機
    関との既存の関係性が評価される。またスタッフの能力を強化することも大切。
  2. 他セクターの評価およびエンゲージメント
    健康影響評価(Health Impact Assessment)という手法で他セクターを評価。それ
    ぞれの該当団体に多部門連携の担当係を設置させるなど共通の情報システムを確
    立する
  3. 該当分野の分析
    非集計分析(区域別分析など)を用いて事例を示すことは、当該セクターの方針
    がどのように健康に影響を及ぼしえるかを量るために非常に役立つ
  4. エンゲージメント・アプローチの選択
    相手によってエンゲージメント・アプローチを選択。便宜主義的なアプローチや
    公衆衛生上の優先事項に限定したアプローチ、さらに教育部門や都市計画、交通
    部門といった健康への影響が非常に強いパートナーをセクターに選択。
  5. エンゲージメント戦略と方針の策定
    問題点を分析し、エンゲージメント・アプローチを選択したあと、ISAの戦略や
    方針を策定。
  6. セクター間で共通の理解を促進するための枠組みの使用
    ISAを成功させるために重要な点は共通の理解をもつことで、そのために
    Dahlgren and Whiteheadによる枠組みが用いられることが多い。
  7. ガバナンスの構造、政治的意思、アカウンタビリティ・メカニズムの強化
    ISAをサポートするために(1)さまざまな種類の多部門連携委員会、ネット
    ワークなどの構造(2)計画及び優先事項決定プロセスなど(3)経済的支援、
    助成金などの経済的ツール(4)法律、規則、プロトコール、アカウンタビリ
    ティ枠組みを用いる
  8. コミュニティ参加の促進
    市民参加(パブリック・エンゲージメント)では方針を決定する時期に1回限り
    にとどまらない協力が必要になる
  9. 多部門連携による保健事業を育成するために他のすぐれた実践例を選択する
    他のセクターと良好な関係を構築するために、他のセクターの方針やイニシアチ
    ブにおける仲介役となること等を行う
  10. モニタリングおよび評価
    ISAのプロセスにおいてもモニタリングや評価の実施が重要なので、ベースライ
    ンデータを確実に入手することが重要です。進捗状況に関する定期的な報告は、
    政治的および公的な支援のさらなる確保のために非常に有用です。

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2013.07.12

カムバック!長寿県(オキナワグラフ7月号)

写真が美しい歴史ある沖縄の雑誌
オキナワグラフの7月号で

カムバック!長寿県

を特集して頂きました

Newbook201307

都道府県別生命表や栄養調査等のデータを用いて
平均寿命が伸び悩んでいる(縮んでいるわけではない)
ことを紹介。

その要因について、県民の生活習慣をバッサリ斬っています。

この状況をもたらした要因は過去にも何度も論じられ、
おそらく県民の多くもすでに知っているだろう。
欧米風の食生活、車社会ゆえの歩かない県民性、
深夜まで酒を飲む付き合いなど、以前から警鐘は
鳴らされていた。だが県民の意識を変えるには
至らず、今日の事態を招いたといえる。

一応、課長コメントが掲載されました。
「35歳から59歳というと、働きざかりの年齢ですよね。
一家を支える大黒柱が突然倒れてしまったり、
地域や企業でも重要な仕事をしている人が入院したり
しては大変でしょう。そういうことが沖縄中で
起きているということなんです」(糸数課長)

 寿命を気にするのは老人になってからでいいと
考えがちだが、言葉のイメージとは裏腹に、
むしろ若年・壮年のうちに死の危険は迫っている。
それは沖縄の社会の活力も次第に奪っているのだ。

対策についても県内有識者のお話がまとめられています。

買って読んでね^^

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2013.07.03

メディアミックスで健康づくり

今日は早朝ランは休んで、ブログの更新。

月曜日の夕方に行われた健康づくりキャンペーンに参加。
その名も「イチキロヘラス」

の系列3社で立ち上げた企画。 その日の沖縄テレビのニュースでは
健康うちなー未来プロジェクト「イチキロヘラス」と 銘打ったメディアミックスキャンペーンは、まず1キロ 減量するという目標を設定し、これをきっかけに食生活や 運動、生活習慣を見直していこうと呼びかけるものです。
と報道されています。ダイエット対決というのもあったけど 体重測らせる前に、全員かりゆしウェアをシャツインすれば もっと腹が強調されたのにね。

メディアミックスという用語については諸説飛び交ってるけど

ラジオで聴いて、テレビで見て、記事で確認する。ついでにwebで検索

昔、全琉コピー塾(これも新報系のレキオで連載)にこんなのが
あった気がする。(全琉コピー塾については塾長ブログ発見!)
という感じでしょう。

6月末にはJAおきなわが島野菜消費拡大運動に取り組むという
ニュースもあった。(島ヤサイの日の制定というのはヒットだと思う)
できればハンダマーの日とかナーベーラーの日とか島人参の日
とか個別にもうけて欲しいが。

とにかくこういう民間レベルの健康づくり運動を盛り上げて
インテグレート(統合)していくことが必要ですね。

メディア別ではやはりラジオを入り口とした方が浸透が早い気が
する。ということで、今時のうちなーコミュニティFMの一覧表
(参考にしたのはコチラ

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