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2013.12.17

価格弾力性 vs たばこ

中途覚醒な夜にネットで見つけた小出し記事

価格弾力性という見慣れない言葉があったので検索。

弾力性とは、wikipediaさんによれば

経済学における弾力性(だんりょくせい、英語: elasticity)とは、
ある変数の変化率ともう1つの変数の変化率の比である。
一般に、「AのB弾力性」という使い方がされ、Bの変化率に
対するAの変化率(=Aの変化率 / Bの変化率)を表す。

だから、たばこの価格弾力性というのは
たばこの値上げ率に対するたばこ販売数量の変化率のこと。

検索でひっかかったソース(と思われる文献=第60巻日本公衛誌第9号
によれば

  1. 値上げ率は単純に価格の比(値上げ分/値上げ前の価格)ででるけど
  2. 販売数量の変化率は、自然減の影響を除外するサンミンをして
    (実際に売れた数量ー予測された数量)/予測された数量
    となるらしい。

2010年の大幅な値上げの影響で販売本数も大幅に減った
けれども、価格弾力性を計算すると、分母の値上げ幅が
大きかった分、過去の値上げ時とあまり差がなかったと
いう結論。

朝のコンビニや弁当屋で、弁当並みの値段のたばこを買って
仕事に出かける人をよく見るが、国際的にもまだ価格は安い
ほうらしいので、さらなる思い切った値上げをする必要が
あるという結語になっています。

この論文(たばこ税・価格の引き上げによる販売実績への影響)で
興味深かったのは
2010年の値上げによって

  • 販売数量は237億円(-10%)減少
  • 販売代金は703億円(+2%)増加
  • 税収は800億円(+4%)増加

ということ。

引用文献見てると
Increased real cigarette-pack price over time was associated with a marked decline in smoking among higher-income but not among lower-income persons
という記載があったりするので、健康格差も気になったりして
なかなか眠れない^^;

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